生物農薬 2010-09-17 06:30:23 | 昆虫 カメムシの多くは特定の植物に寄生して農作物等に被害を与えるため害虫とされている。 一方、ハナカメムシ科のカメムシは全てが捕食性で重要害虫の天敵として著名なものもあり、既に一部の種は生物農薬として販売されている。 この科は体長2mm程度の微小種が多いので分類同定が難しく、正確な同定には顕微鏡下で交尾器の観察が必要とされる。 日本原色カメムシ図鑑で等で見比べても外形状の違いが判らないのでハナカメムシの一種としておくが、これも生物農薬になるかもしれない。