リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

ああ...

2008-11-30 14:20:02 | ライブ情報
またまた告知が後手後手に...。
今日は記念すべき「スナマロ」の日です。渋谷7thfloorで、出番が最初らしいんで、7時くらいかな?の出演です。
もしお時間あったらぜひ!遊びにきてくれることを念じております。
きんちょうするけど、楽しみだなあ....。とっても楽しみだなあ.....。
では、いってきます。

好きさ大好きさ

2008-11-27 21:27:09 | 日記
相も変わらず「村上春樹」を読み続けて、ついには具合が悪くなってきた今日この頃である。それでも中毒のようにやめることができない。しなしながら、文章の中で、何度も「なるほど。」と思う部分があって、少なからず救われた気分にもなっている。悩める人間の気持ちがほんとにわかっている人なのかもしれないな、と思った。それはさておき、というか、今日読んでいた部分に、心にヒットしたくだりがあって、少しそれに関連しているのだが。
アタシはこう見えて気が短いので、地道な努力、というのが苦手だ。すぐにモノにできなければ、イライラして何かを壊したくなる。すぐにモノにできることしかやらないから、モノにしたらやらなくなる。だからあまり練習もしない。したがって当然、何事もあまり上手くならない。そして、ホメられなければやる気が出ないタチなのだが、あまり上手くならないから誰もホメてくれない。それでやる気も出ない。という、ものの見事な「負のスパイラル」なのである。
しかしながら、スパイラルの中でくるくる回ってるのもさすがにしんどくなってきたので、ついに、今週からピアノを習い始めた。センセーはスナヲさんである。こないだの月曜がうれしはずかし初授業だったのだが、モジモジしながらも一応真剣である。あまりのアタシのダメさに、驚くかと思ったが、スナヲセンセーは根気強く指導してくれた。記念すべき初回の授業に何を習ったか、というと、8小節のソロである。えんえん、それだけ、である。
というわけで、それから毎日8小節だけをえんえん練習し続けているのだが、普段のアタシなら「この8小節だけできてもしょうがないんだよな」と思うことだろう。そしてそう思っている自分も確かにいるのだが。
そこで例の「村上春樹」である。今日読んだ中で、成功する秘訣みたいなもので「まず気になること、やるべきことにAからZまで優先順位をつけたら、まずZからやれ。」というようなことが書いてあった。ようするに、一番簡単な、どうでもよさそうなことからじっくり時間をかけてやれ、というようなことだった。アタシが今までやっていたことの逆のことを言っていた。
とにかく、これでアタシが成功するか、練習が楽しくなるのか、はまだわからないが、今日、えんえんとトリップしそうなくらい例の8小節を弾いていて、アタシはハタ、と「セブンス」が好きだ、ということに気づいた。ものすごく些細なことだし、それ以上に今更すぎる、とおっしゃる方もいるかもしれないが、トリップしてるのでしょうがないのである。なぜか「すごい、すごい好きだー」と思っちゃったのである。えんえんと8小節と、なんでもいいからセブンスを弾いてその響きに恍惚となり、「アタシはセブンスが好きなのさ、好きさ大好きさー」
と練習しながら叫んでいました。そんな毎日です。
あ、でも勉強したてなので、自信ありません。「ナインス」かもしれません。なんでもいいんです。
そんな毎日です。

時間

2008-11-20 16:22:30 | 日記
後頭部に西日がさし、コゲそうに熱いのだが、移動できない状況にいる。こないだセンちゃん達と伊豆に行ったおり、見た夕日は3秒くらいで海に沈んでしまったというのに、この夕焼け野郎は10分くらいたっても一向に沈んでくれない。熱い…。楽しい時間は3秒で過ぎ、嫌な時間は永遠に続くように感じる。昨日テレビでやってたな…。ダリが出てた。確か。

11月16日千夜子イベント「サン,マシーン~気は病から」

2008-11-18 13:18:04 | ライブ情報
16日は千夜子イベントでした。以下セットリストです。
1,student 2,ask you why 3,hurry up 4,サイコロマンサー 5,新曲 6,アイランド 7,エデン  
以上です。予想通り、濃いぃ夜だったのではないでしょうか。やはり主催者のカラーが色濃く出ていた気がします。個人的にすごく感動したのは、久々に見たソロのダイスケさんが、めっちゃかっこよかったことです。噂にしか聞いてませんが、最近の精力的な活動の経験が、全て身になって深みが増している気がしました(上から目線?)。そしてやはり、千夜子の気合の入り方も尋常ではなかったと思います。「ギリギリでやってるね、と言われた」と、以前本人(が誰かに言われたらしい)が言ってましたが、アタシにはそれがわかるようでわかりません。千夜子を見ていると、ギリギリなんだろうけど、それは彼女自身であるし、それが彼女だと思うのですが、どうなんだろう?「ギリギリ」というのは、あと一歩踏み出すと、どうにかなっちゃう、とかそういうこと?だとしたら、すでにアタシ達は皆、ステージに立った時点でどうにかなっちゃってると思うんで、千夜子にはこれからも気にせず、自分のワールドを邁進して欲しい、と思いました。
話は変わりますが、結局、新曲のタイトルはまだついてません。お客様の反応もなかったので、どういうタイトルをつけてよいかまだ迷っています。やはりまだ「ノックダウン(あるいはノックアップ)」には踏み切れない感じでして。次回の「リナンコウジスナマロ」までには決めたいです。皆様、ぜひ11/30には7thに遊びに来てくださいね。あ、あとこれも書いとかなきゃ。ベルサンのあっちゃんがチャコちんのために作ったケーキが衝撃的にうまくてびっくりしました。「おいしい!ティラミス風だね!」と言ったら「ティラミスだよ。」と言われました。うふふ。さらにマキちゃんの手作りおつまみがこれまた衝撃的なうまさで、腹が減っていたアタシは飢えたハイエナのようにがっついていました。あっちゃん、マキちゃん、ごちそうさま。いつもありがとう。
千夜子、お疲れ。

夢のお告げ

2008-11-15 14:20:45 | ライブ情報
いよいよチャコちゃんのイベント「サン.マシーン ~気は病から~」が明日にせまってまいりました。アタシの出番が一番最初で、18時半からの出演になります。お時間あったらぜひ!!遊びに来てください!面白そうなイベントなんですよねー。
自分も、イベントの面白さになんとかついていこう、と思いまして、新曲を作りました。結構、時間かけて(自分史上)。でもずっとタイトルだけ決まってなかったんですよね。そしたら。
昨日見た夢が、なんだか意味不明でね。アタシとしては「きたきたきた~またきたぞ~この手の夢が」と思ったんですけど。昔は意味不明の夢をよく見てたんですが、最近、なんだかつまんなくってね。ありきたり、というか。
話は戻りますが。あまりに意味不明なのと、長くなるのでかいつまんで言うと、アタシ達は一家でなんらかの研究をしていて、どっかの高原(景色のよい)所に研究所をかまえて、なんらかの研究をしているわけです。クレーンで牛をつっていた所を見ると、牛の研究でしょうか?何かに関係してると思われます。そしてここで、その研究とはまったく関係なくなるんですが、みんなでワイワイ、集って意味不明な研究をしている間、横のカセットでアタシの例の新曲がガンガンにかかり始めたんです。それを聴いたウチの母ちゃんが「ナニコレ?リナの新曲~?タイトルはなんて言うの?」と聞くので、いや、まだタイトルは決まってないんだ、と言おうとしたら「あ、ここに『ノック.ダウン』って書いてある~。『ノック.ダウン』って言うんだこの曲~」っていうじゃありませんか。そんなビミョウなタイトルつけた覚えはない~と思ってたらイトコが「『ノック.ダウン』っておかしいよ。ネガティブだよ。『ノック.アップ』にしなよ」と言いました。
そのへんで目が覚めたんですが。
『ノック.ダウン』はまだしも『ノック.アップ』ってどういう意味なんでしょうか?
アタシは新曲のタイトルを『ノック.ダウン』あるいは『ノック.アップ』にするべきなんでしょうか?そんな要素、一滴も入ってないんですけど、いいんでしょうか?深層心理の何かを信じるべきでしょうか?迷っています。

大切なもの

2008-11-11 22:15:55 | 日記
キャスターの筑紫哲也さんが亡くなった。びっくりした。
今日は筑紫さんの追悼番組のようなものをやっていて、ずっと見ていた。キュートな人だったんだな、ほんとに。
自分でも驚くくらい涙が出た。この人は一体、何者だったんだろう?こんなテレビの一視聴者までもが号泣するなんて。
いなくなってほしくなかったと、番組を見ながら、心から思った。
アタシにとってテレビとは、逃避の手段であるから、できる限りくだらない番組か、見ていていい気分になれるものばかり選んで見てきたので、もちろんその中にはニュース番組なんて入ってない。それも特に最近は。でも、昔、実家にいたころはよく「筑紫哲也のニュース23」を見ていた。アタシはその番組がいつのまにか「筑紫哲也」の名前が外されてただの「ニュース23」になっていたことも知らなかった。筑紫さんがいたから見ていたのだと思う。
筑紫さんの最後の「多事争論」をこころして見た。
何か考えなくちゃ、何かやらなくちゃ、何か、とは思う。筑紫さんみたいに「己」を超越して、何かを見ていた人というのは、非常に稀なんだと思う。みんな「己」にまみれているから、周りが見えなくなる。自分も含めて。
結局のところ、自分にとって大切なものとはなんだろう?それを見極めて、それを大切にする、という当たり前のこと以外できないのではないか、と思ったが、そういう一見当たり前のことができずにもがいているのだ、実際。
でも、すべてが終わった後に残るのは「キュートな人だった」ということだ。できることなら部屋中を筑紫さんにしてしまいたい。そしたら毎日、幸せな気分になれるだろうに。
そういう人だったんだな、と思う。だからみんな泣くんだ、きっと。

トライアル

2008-11-07 22:58:49 | 日記
久しぶりにゴッツリ髪を切った。20㎝以上切った。乙女にとっての20㎝とは、けっこう、タイソウなものなのだが、思ったより地味に長かったらしく、20㎝切ってみても、すごい変わった、とかそういうのはなく、ただ単に「中途半端な長さの人」になった。ちょうど、短かった髪の毛の人が「アラ、ちょっとのびたんじゃない?」と言われるくらいの。ちょうど切り時?くらいの長さだ。中途半端なのだ。ものすごく。しかしながら。この中途半端な長さがすごいしっくりくる。自分で。たぶん、アタシが中途半端な人間だからだ。中途半端な人間が、中途半端な長さの髪の毛になったのだ。中途半端と中途半端が二つ合わさって「完璧」になったのだ。しっくりきて当たり前ではないか。
アタシがいつも切ってもらう美容師さんとは、もう10年くらいの付き合いになる。彼女が店をやめてからはや、4~5年は立つだろうか?それからはずっと彼女の自宅で、くだらない話をしながら切ってもらっている。彼女はアタシの後頭部にある謎のうねりや、アタシが情緒不安定になると自分でジャキジャキ切ってしまうこととか、ピンクにしたり、緑にしたりした過去を知っているし、何よりもアタシの好みを熟知している。そして、今日は二人で、この中途半端な長さの仕上がりに「いかしてるね。」「うん、いかしてるね。」と二人にしか通じないであろう、納得のやりとりをかわした。
そして、アタシの優柔不断さまでも熟知している彼女は「ま、もうちょっと切りたくなったらまた来てよ。今日のところはこのくらい、ってことで。」と、20㎝の重みにびびっていたアタシにさらり、と言った。
アタシのことを熟知している彼女は、ちゃんとお試し期間ももうけてくれる。

11月2日荻窪ベルベットサン

2008-11-04 12:45:16 | ライブ情報
2日の日曜はベルサンでした。以下セットリストです。
1,student
2,tell me why
3,アルカディア
4,立つ犬
5,twilight
6,アイランド
7,エデン
以上です。この日はナガサトさんと、久々のゲンダイさんと、イケメン二人に挟まれて、大変よろしい感じでした。自分は、といえば、ものすごい久々にやりたくなった「twilight」をやって、さらに「ピアノ練習しなきゃ。」と思ったしだいでございます。この曲を一人で弾き語るのは初めてでした。長い時間を感じます。
終わった後、早めの時間にダイスケさんに店を追い出されたので、チャコちゃんとあっちゃんと居酒屋で呑み直しました。
みんな、いろいろ抱えているんだなあ…。としみじみ思いました。
こういうものが、音になるんだろうな、と思いました。
ていうか、ゲンダイさんの「ペドウィグ~」はすごいよかった。また聴きたいなあ。

前半戦と後半戦

2008-11-01 01:20:11 | 日記
今日の6時まで、今日という日は一言で言うと「あってもなくてもいい」日だった。これといって機嫌がいいわけでもなく、かといって機嫌が悪いわけでもない。誰ともほとんど会話もせず、お腹もすかない。今日よりもさらにもっと無意味に過ごした日なんかくさるほどある気がするが(目が覚めたら3日たってた、とか)、こんな風に「あってもなくてもいい」と思ったことはあまりなかった。きっと今日という日は、誰かが生まれたり、亡くなったり、結婚したり、離婚したり、なんらかの記念日だったり、ライブだったり、するんだろうな、と思うと、不思議な気がした。アタシにとっては「あってもなくてもいい」日だったから。しかし、それも前半の話。
今日はスナヲさんが演奏をしている、というミュージカルを観に行ったのだ。アタシは正直なところ演劇が好きではなかったし、というか、ものすごい偏見(と過度の期待。ここですべて説明するのは難しい)があったのだが、上記の理由ですこぶるボーっとしてたし、お腹もすいていたので、観る前の気持ちはまったくもってフラットだった。この「フラット」な精神状態というのは、個人的になかなかなくって、どうしてもなんらかの期待や、逆に食わず嫌い的な目線になってしまうもので、そういう意味では今日という日の前半戦のたまものだと言える。
とにかく、結論から言うと、すんごい面白かったのだ。自分が東京に出てきて今までに観た「芝居」的なものの中では一番面白かった。出演者を募集していたから、思わず応募しちゃおうかと思ったくらいだ。
みなさんも見た方がいいですよ。ONE ON ONEというミュージカル団体の「風雲児 坂本龍馬」というミュージカルです。
落合南長崎のシアター風姿花伝というところであさってまでやってるよ。あさってはアタシのライブだから、明日観にいって、あさってはアタシのライブに来てください。
いやあ、後半戦は面白かったなあ。帰りの大江戸線の中で、ホットヨガのインストラクターのお姉ちゃんにも会っちゃったし。髪の毛を犬みたいに染め分けてて、アタシの一番好きな先生です。いやあ、いい一日だった。全体で見て。終わりよければすべてよし。