「ボタンの掛け違え」というのは、案外、怖いものだ。
本当はお互いに思い合っているのに、ほんの一つ、ボタンを掛け違えただけで、わかりあえずに言わなくていいことを言ったまま、明日、死ぬかもしれない。
相手のことを見限る、ということは、情の深い人ほどできにくいことかもしれないが、一度相手のことを見限って、外の世界にふれてみるのもいいのかもしれない。そうすることによって、意外と自分自身の間違いに気づかされたり、いかに自分の視野が狭くなっていたか、いかに自分が幼稚だったか、気づかされる機会があるかもしれない。
そうなると、改めて、相手の見方も変わるかもしれない。
変わらないかもしれない。
カギのかかった鋼鉄のドアを、手で殴って開けようとするようなものだ。
はたからみたら愚かなことかもしれないが、本人は、どんなに傷つこうが、手から流血してようが、今までやってきた自分のやり方が「ムダ」だったとは思いたくなくて、容易にそれをやめることはできない。どんなに痛くても、なぐってなぐって殴り続けて、それでも開いてくれないドアに、絶望し、腹をたてるのだ。
ドアにしてみれば「カギ使ってくれればいいのに。」と思うだけなのだが。
殴られたドアも、やはり、痛いだろう。「カギ使え。」と言いたいところだろうが、鋼鉄だから、伝えるすべがない。
ああ、無力だなあ。
それでも、自分は一人じゃない。
理系だったら、笑って合理的に乗り越えることができるんだろうか?悩んでもしょうがないことに悩まずに?
カズレーザーとか、そんな感じに見える。
理系って、憧れる。
今日は、物理っぽく眠ろう。
本当はお互いに思い合っているのに、ほんの一つ、ボタンを掛け違えただけで、わかりあえずに言わなくていいことを言ったまま、明日、死ぬかもしれない。
相手のことを見限る、ということは、情の深い人ほどできにくいことかもしれないが、一度相手のことを見限って、外の世界にふれてみるのもいいのかもしれない。そうすることによって、意外と自分自身の間違いに気づかされたり、いかに自分の視野が狭くなっていたか、いかに自分が幼稚だったか、気づかされる機会があるかもしれない。
そうなると、改めて、相手の見方も変わるかもしれない。
変わらないかもしれない。
カギのかかった鋼鉄のドアを、手で殴って開けようとするようなものだ。
はたからみたら愚かなことかもしれないが、本人は、どんなに傷つこうが、手から流血してようが、今までやってきた自分のやり方が「ムダ」だったとは思いたくなくて、容易にそれをやめることはできない。どんなに痛くても、なぐってなぐって殴り続けて、それでも開いてくれないドアに、絶望し、腹をたてるのだ。
ドアにしてみれば「カギ使ってくれればいいのに。」と思うだけなのだが。
殴られたドアも、やはり、痛いだろう。「カギ使え。」と言いたいところだろうが、鋼鉄だから、伝えるすべがない。
ああ、無力だなあ。
それでも、自分は一人じゃない。
理系だったら、笑って合理的に乗り越えることができるんだろうか?悩んでもしょうがないことに悩まずに?
カズレーザーとか、そんな感じに見える。
理系って、憧れる。
今日は、物理っぽく眠ろう。