リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

前半戦と後半戦

2008-11-01 01:20:11 | 日記
今日の6時まで、今日という日は一言で言うと「あってもなくてもいい」日だった。これといって機嫌がいいわけでもなく、かといって機嫌が悪いわけでもない。誰ともほとんど会話もせず、お腹もすかない。今日よりもさらにもっと無意味に過ごした日なんかくさるほどある気がするが(目が覚めたら3日たってた、とか)、こんな風に「あってもなくてもいい」と思ったことはあまりなかった。きっと今日という日は、誰かが生まれたり、亡くなったり、結婚したり、離婚したり、なんらかの記念日だったり、ライブだったり、するんだろうな、と思うと、不思議な気がした。アタシにとっては「あってもなくてもいい」日だったから。しかし、それも前半の話。
今日はスナヲさんが演奏をしている、というミュージカルを観に行ったのだ。アタシは正直なところ演劇が好きではなかったし、というか、ものすごい偏見(と過度の期待。ここですべて説明するのは難しい)があったのだが、上記の理由ですこぶるボーっとしてたし、お腹もすいていたので、観る前の気持ちはまったくもってフラットだった。この「フラット」な精神状態というのは、個人的になかなかなくって、どうしてもなんらかの期待や、逆に食わず嫌い的な目線になってしまうもので、そういう意味では今日という日の前半戦のたまものだと言える。
とにかく、結論から言うと、すんごい面白かったのだ。自分が東京に出てきて今までに観た「芝居」的なものの中では一番面白かった。出演者を募集していたから、思わず応募しちゃおうかと思ったくらいだ。
みなさんも見た方がいいですよ。ONE ON ONEというミュージカル団体の「風雲児 坂本龍馬」というミュージカルです。
落合南長崎のシアター風姿花伝というところであさってまでやってるよ。あさってはアタシのライブだから、明日観にいって、あさってはアタシのライブに来てください。
いやあ、後半戦は面白かったなあ。帰りの大江戸線の中で、ホットヨガのインストラクターのお姉ちゃんにも会っちゃったし。髪の毛を犬みたいに染め分けてて、アタシの一番好きな先生です。いやあ、いい一日だった。全体で見て。終わりよければすべてよし。