リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

ベルサン

2008-10-30 23:58:04 | 日記
11月2日(日)の荻窪ベルベットサンですが、出番は2番目だそうです。ということは、20時20分くらいからの出演になりますね。11月初めてのライブです。皆様、お時間ありましたらぜひ、遊びに来て下さい。お待ちしてます!

役に立つ人間

2008-10-28 22:17:07 | 日記
今度の11月2日の日曜日は、おなじみ、荻窪のベルベットサンでライブでございます。時間、詳細などが出たらまた追ってお知らせいたします。つーか、もうすぐですよね...。すみません。
自分は歌を歌っている人間ですが、このことで何かの役に立っている、と感じたことはあまりありません。ていうか、ほとんどありません。
今日、駅へ向かって歩いていると、目の前に2~3人の人が固まって何かを覗き込んでいて、なんだろう、と思っていたら、おじいさんが一人、倒れていました。一人の女の人が話かけていましたが、おじいさんは全然動きませんでした。アタシは、びっくりしたし、すごい気になりましたが、急いでいたので何もせずに通り過ぎました。
それからずっと、そのおじいさんが気になっています。ちゃんと救急車は来たのでしょうか。こないだテレビで、アホな人がアホな理由で救急車を呼ぶので(指にトゲが刺さったとか)、ホントに救急の患者が間に合わない、というニュウスをやっていたので、よけいに気になります。ていうか、そんな時に何もせず、通り過ぎてしまった自分がなんか恥ずかしくて。たとえすでに何人もの人がいたとしても。たとえ、いたって何の役にも立たない、としても。こんな時に、自分に心肺蘇生術の心得でもあったら、何かしらできただろうに。
とまあ、こんなことをウジウジ考えていてもしょうがないので、できることからがんばろう、と思うしかない今日この頃です。
自分の罪悪感をおさめるためだけに、おじいさんがムクっと起き上がって「やあやあ、実はホフクゼンシンの訓練をしていたんだよ」とか「大地と会話していたんだよ」などとケロっと言ってる姿を妄想してしまいます。ああ、でもほんとにあのおじいさん、全然なんともなくて、今頃ピンピンしてビールで晩酌でもしてればいいのに。

ピンクと紫と青の果てにあるもの

2008-10-24 00:52:53 | 日記
ふと思い立って、「オーラカウンセリング」なるものに行って来ました。先日、沖縄に帰ったおりに、ヤヨーさんが友達とよく行く、という「オーラ写真」に連れて行かれて(ホンっとに、沖縄の人って、こうゆーの大好きなんだよね...。ヤヨさんもこうやって沖縄人になって行くのね...)、ホントかよ?と思いながら、ウチの母ちゃんと一緒に撮ってもらったんですけど、もちろんそれぞれ一枚づつね。これがもう、ウチの母ちゃんのオーラ写真が笑えるくらい合っている気がしたので、いや、もうホントに大爆笑ですよ。オーラ写真で大爆笑、ってのもあまりないんじゃないかと。まあ、そんなわけで、ちょっと「オーラ」ってのに興味が出てきたわけです。
占いとは違うんだろうなあ、どうすればいいんだろうなあ、と思いながら行ったんだけど、まず最初に言われたのが、アタシが本来持ってて、この先もずっと持ってるであろう、オーラの色です。この辺は解釈はいろいろあるだろうし、実際沖縄のオーラ写真屋さんが言うには「オーラはその時の状態によってどんどん変わっていきます」って言ってたし(でもヤヨさんは何回とっても変わらないらしい。鉄の女だね)、それは、今回見ていただいた方の解釈だ、ということです。
結果から言うと、アタシは「ピンクと紫と青」の3つの色を持ってるそうです。
オーラの色はさておき、終わってからの帰り道、非常に気分が軽くなっているのに驚きました。オーラうんぬんよりも、その人のお人柄でしょうねえ。何かつるっとむけた気がしましたよ。どうもありがとう。
意味不明でも、根拠がなくても、ある種の衝動には従ってみるものだな、と改めて確信しました。

空気感と人格

2008-10-17 22:53:10 | 日記
今更ながら、ほんとに今更ながら、最近「村上春樹」にはまっている。先日「ノルウェイの森」を読み終え、今は「ダンス.ダンス.ダンス」の下巻を読んでいる途中だ。とはいえ、「ノルウェイの森」も読むのは3度目くらいだし、「ダンス~」にいたっては、実家に上、下巻、ツーセットづつある。そして5回くらいは読んでいる。そんなにも好きだからツーセットも買ってしまったのか、はたまた、そんなにも好きだから、ある日突然、もうワンセット湧いて出たのかは知らないが、気づいたら二冊づつあったのだ。
それはさておき。そんな訳で、アタシはとにかく彼の作り出す空気感(「世界観」とはちと違う気がする)がとても大好きなのだが、彼の本を読んでいる期間というのは、絶対的に落ち込んでしまう。その理由のひとつとして思うのは、話の中で人が死にすぎるからだろうか?ある種のことを伝えたいと思った時に、この人は登場人物を死なせる以外に方法を思いつかないのだろうか?とも思う。とはいえ、好きな他の作家の小説だって、村上春樹以上に人はいっぱい死んでる。例えば大好きなコーンウェルの「検死官シリーズ」とか(これはまあ、人が死なないと話が始まらないからしょうがないけど)。しかしながら、数ではなく、彼の小説はともかく「死」のにおいがプンプンする。読んでいてぐったりしてくる。書いていてもぐったりしてきたから「死」の話はこの辺にして。あと、主人公が必ずと言っていいほど「変わってる」と表現される。そして必ずと言っていいほど、「変わってる」と言われた時の主人公は「そんなことはない。俺は凡庸で至極マトモな人間だ」と返す。このやり取りもいささかうんざりする。たぶん、この時代が「変わってる」と言われることがステイタスだったからか、はたまた村上春樹ご本人が「変わってる」とどうしても言われたいのかは知らないが。この時代と今の時代がどれだけ違うのかはわからないが、とにかく今は(少なくともアタシは)「変わってる」と言われれば言われるほど、そして周りから「変わってる」と言われてる人ほど、フツーに見えるのは何故だろう?個人的に、本当に変わってる人というのは、誰からも何も言われずに野放しになっている気がする。自由で、気持ちよさそうに。みんな、本当に「変わってる」人には面と向かって「変わってるね」とはいいづらいらしい。なんでだろう?危険だから?ともあれ、村上春樹自身が現在も(そして過去も)「変わってる」と言われて嬉しいかどうかは知らないが、アタシはアタシの周りの、大好きな「とても変わっている人々」に「変わっている」とはあまり言いたくなくなってきた(「彼」の本を読んで)。それは褒め言葉じゃない気がするし、好きな人はホメたいタイプだから。わかんないけど。
ここまで言うと、ホントは村上春樹がキライなんじゃないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、大好きです。
ただ、読んでいる間は人格がすこぶる暗くなるだけです。そしてブログが長くなるだけです。
しかしながら、久々に前述の二冊を読んで、びっくりするくらい、キレイサッパリ、話の筋を忘れているのに驚きました。
やっぱり、本当は好きじゃないんじゃないか、と思われる方も多いかと思われますが、大好きです。
「ダンス~」が済んだら「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読む予定です。当然ながら、これも3回くらい読んでます。そして、筋はサッパリ覚えてません。楽しみです。
しばらく暗い人間になってると思いますが、よろしくお願いします。

日曜、お昼。

2008-10-12 12:33:38 | 日記
今電車に乗っている。隣にベビーカーに乗った赤ちゃんがいて、アタシの事をガン見している。…こう言っちゃなんだけど、物凄いフケた赤ちゃんだなあ…。そんなに見られると緊張しちゃうよ…。ともあれ、これからタカコと健康ランドに行ってこようかと思うのさ。日々の疲れを癒しに。

都会って...

2008-10-06 22:34:15 | 日記
今朝、またもや電車が人身事故かなにかで止まっていました。待てども待てども来やしません。やっと来た電車も、待っていた人々の行列でいっぱいいっぱいです。一度乗り込もうとしましたが、一瞬で貧血気味になったので、あきらめて降りました。
次に来た電車にはやっと乗れましたが、そこは乗車率250パーセント。運悪く外は雨。周りの人々の傘が肋骨につきささります。
こんな世の中はもうイヤです。

千夜子の夜

2008-10-05 23:55:55 | 日記
今日はベルサンでチャコちんのライブがあった。アタシはまた一曲「太陽のブレーカー」でピアノを弾かせてもらった。そしたら急遽ダイスケさんもギターで参加する事になったと言うではないか。なにげに長い付き合いですが、ダイスケさんとの共演はコレが初めてでした。後半に来て、チャコちゃんの声とスドウ君のベースとダイスケさんのギターと自分のピアノとコーラスが、混沌とした中で渦を巻くように一つになって行く気がして、冷たく、熱い気持ちになるのがわかりました。うまく言えないけど、なんか、震えるくらい冷たい中の熱い気持ち。そんな感じです。チャコちゃんが「人生はセッションだ(って誰かが言ってた)」って言ってたけど、またこんな時間を共有するために、アタシは生きて行くんだ、ってぼんやり思いました。いい夜だった。チャコちゃんありがとう。お疲れさま。

親しみ

2008-10-05 19:47:01 | 日記
昨日はついに、レディオヘッドを観てしまいました。さいたまスーパーアリーナへ。スーパーアリーナというくらいだからさぞかし広そうだ、と思っていたら、まるで全体像が見えないくらいの衝撃のデカさ。何処から入って何処から出るのかさっぱりわかりません。それはさておき。なんだか人のライブをうまく伝えるのは難しいのですが、とにかくカッコよかったです。そしてトム・ヨークの「こんばんわー」の発音がやたらよかったです。実はデーブ.スペクターだったんでしょうか。ともあれ、フラフラ踊る彼を観ていると、こう言っちゃなんだけど、自分を見てるみたいでした。初めて外国人に対して「友達になれそうだ。」と思いました。日本人に対してすら、そんなことあまり思ったことないのにねー。コレは貴重な感情です。なんとかして友達になれないかなあ…。

アナログにしてくれ

2008-10-04 14:14:48 | 日記
パソコンが壊れた。今までのデータが曲も含め全部消えるかも。「ホントに『コレがなきゃ困る』ってデータある?」と聞かれた。ホントのホントに消えたら困るってものはない。かといって「思い出に残しておきたい」といった程度のレベルのものとも言い切れないし、言いたくない。自分(と自分の曲達)の存在価値がどの程度のものなのか、を問われている気がして、暗い気持ちになった。まあ、世の中的な事はどうでもよく、自分がどう思うか、って事なんだろうけど。

10月3日荻窪ベルベットサン

2008-10-04 00:28:49 | ライブ情報
今日は急遽、ベルサンでライブをやってきました。
久々に末永華子ちゃんと対バンで、リハが終わってから色々話せてとっても楽しかったです。
今日はしっとりピアノ弾き語りデーといった感じでした。
自分は、と言えば、リハの時「こういう時って、かえって力抜けていいライブが出来るかもよ~」とダイスケさんに言われたが、「そ~お~?」なんてノンキになりすぎて、本番前までグダ~っと過ごしていたら、いざ始まってみるとカチコチで、緊張のあまり幽体離脱しそうになりました。
いやあ、よくない。よくないねえ、肩の力を抜きすぎるってのは。アタシみたいなユルい人間は、適度な緊張感というものは必須だ、ということがようくわかりました。それが逆に自分を助けてくれる気がします。ていうか、色々言い訳しといて、単に準備不足なだけだったりして....。申し訳ない。
しかしながら、後半からはじょじょに無意味な緊張もとけてきて、わりと冷静になれたんですけど。聴いている方々はどう思ったのでしょうか。
急にも関わらず、来て下さったお客様に感謝します。
というわけで、今日はセットリストを割愛してみます。
内緒です。内緒にする程のことでもないけど。なんとなく。