リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

癒しのその先をいく

2012-10-14 22:28:14 | リナンリコメンド
なんとかして癒されたいのだが。

テレビもつまんない。マンガもつまんない。本もつまんない。
加えて最近、諸事情により、ネットにも嫌気がさしていたところだったのですけども。

先月の誕生日に、兄ちゃん夫婦から「コレ面白いよ」ともらった本があって。単なる沖縄の情報誌かと思いきや、なんか、その内容のあまりのくだらなさにすっかりハマってしまいまして。「コレ、サイトもあるのかな」と思って検索してみたら、もともとサイトだったのが最近になって書籍化されたものだったらしいんですね。
そんでもって、そのサイトがまあ、くだらない。くだらなさすぎて、すんごいハマってしまいました。あれから毎日毎日見ています。ほぼ、毎日毎日更新されているからです。ということは、この人達は、ほぼ毎日毎日、くだらないことを体をはってやっているわけです。スバラシイ。もう、癒しを通り越して、眼精疲労になってしまいました。人生で初めて、視力が落ちるかも。くだらないもの見すぎて。でも!コレを見て視力落ちるなら、我が人生に悔いなし(もともと2.0もあるし)!
「dee沖縄」というサイトです。スバラシイ、の一言です。沖縄ネタばっかりなので、沖縄県民以外は??の部分も多いかもしれませんが、沖縄と、くだらないものが大好き、という方は一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
いやあ、「まんじゅう協賛」するか、「被害者の会」に入りたいくらいです(詳しくは『dee沖縄』サイトで)。
まあでも、アタクシは体力も気力も根性もないのでムリだけど。
たとえ死ぬほどくだらなくても、好きな事にかける情熱って、ウツクシイですよね!
しばらくは、ウキウキ過ごせそうだ。dee沖縄の皆様、どうもありがとう!これからもがんばってくだらないことしてね!!

重くて暖かい。

2012-06-17 22:30:09 | リナンリコメンド
きっとみんな、毎日毎日、忙しくって忙しくってたまらないんだろう。何で忙しいのか、何をしていて忙しいのかも気づかないまま、疲れていく、という人もいるだろう。とても他人のことなんか、考えているヒマもないくらいに忙しいんだろう。
アタシはといえば、昔は頭のてっぺんから足の先まで、ものすごくヒマだった。そして今もヒマである。すくなくとも頭の中は。さすがにいい歳ぶっこいて、いつまでもヒマそうにしてると、人として白い目で見られるので、近頃は忙しい体を装ってはいるが、根本的にはヒマである。だから、みんなに置いてかれているような、なんか寂しい気持ちはぬぐえない。
まあ、最近は、きっと死ぬまでアタシはヒマだろう、ということに気づいたので、なんかそういう寂しさもしょうがないか、とも思えるようになってきたのだが。
とはいいつつ、「忙しい体」を、たとえ「体」とはいえ、装い続けていると、心が疲れてきたみたいで、最近ずっと、映画とか、本とかに夢中になれる余裕がなかった。「片手間」に読んだり見たり、そして「片手間」に見れるようなものしか見ていなかった。
そこで今日のリコメンドである。
1年か、もうちょっと前にテレビで紹介されていて、すごく気になっていたのだけど、結局まだ読んでいなかった本が、昨日フラっと入ったツタヤで、いつのまにか映画化されていたのを発見した。
いつもセコいから旧作で100円になるまで借りないのだが、そこは即借りです。
みんなに、なんとなく見てほしいから、あまり内容は言わないけど、少し重いです。ナチスの話がからんでくるからね。
でも、見終わって、すぐ、もう一回見ました。
そんで今朝も見ました。
なんかわかんないけど、もっともっと、映画を見よう、と思いました。アタシの人生、ヒマだからってなんなのよ。それがなんなのよ。この世にあるいいもの、もっと見たい、と思いました。
「サラの鍵」という映画です。
これから覚悟を決めて、原作も読もうと思います。だってヒマなんだもん。


デジャヴっていうか

2009-04-14 18:30:23 | リナンリコメンド
「ホノカア.ボーイ」を観た。
なんていうか、こういう場所、ウチのイナカのいろんなところにありそうだな~っていうのと、なにはともあれ、倍賞千恵子がウチのおばちゃんに激似っていうので、おちおち観ていられない感じで最後まで終わってしまった。猛烈に似ている。猛烈に似ているのだ。途中で「いやああああ、もうやめてえええええ」てな展開になったりして、フツウならフツウに観れてしまうところを、なにせウチのおばちゃんなので、感情移入どころか、わって入って止めに入りたいくらいである。
たぶんみんな「ほんわかした映画だね」とでも言うのでしょう。
ほんわかできませんでした。

やばす!

2006-09-19 00:00:26 | リナンリコメンド
先日、シャルロット.ゲンズブールを買い、ソレ以来はまりまくっているアタシですが、今日、そのお母様でいらっしゃるジェーン.バーキンの新譜をゲット。スバラシイ!!!何、この親子!?
メンツも強者ぞろいなところも一緒だし、なんといっても、お母様の方にはあのジョニー.マーまで参加してらっしゃる。一体何事ー!?
これはもう、アタシにフランスに行け、と言っているのだろうか?
みなさん、興味があったらぜひ聴いてみて下さい。ステキよ。ステキ。

フランス熱

2006-09-11 01:34:36 | リナンリコメンド
なにを隠そう、アタシは最初、映画監督になりたかったのであるのだが、日大芸術学部映画学科に見事に落っこちてから、コロリとあきらめて現在にいたる。とりあえず、そういうのを目指すきっかけになったのが、「エリザとエリック」というフランス映画であった。映画がダメならせめておフランスでも、というわけでもないが、その後仏文科へと進んだ訳である。そして、そこからシャルロット.ゲンズブールにいたるまでに、いろいろと変なヨーロッパ映画ばっかり見てたわけなのだが、要するにアタシはいずれかの段階でシャルロットの映画に出会い、そこからずっと彼女の大ファンなのである。何日か前に偶然本屋で立ち読みしてたら、シャルロットがなんと20年ぶりにアルバムを出すというではないか。とはいえ、アタシは女優としてのシャルロットしか興味なかったし、彼女の歌もほとんど聴いたことがなかったのだが、それはもちろん買うでしょう、ということで、昨日さっそく買いに行ってみたのだ。視聴機に入っていたので、もちろん視聴する。声が流れた瞬間、全身にトリハダがたった。シャルロットは、この人がこの人でありさえすれば何やってもいい、という数少ない人物のうちの一人なので、正直なところ中身は全然期待していなかったのだが。このアルバムはたぶん、今年一番のヒットだろう。ありとあらゆる意味で衝撃をうけた。    
やっぱりフランスだな。やっぱりフランスだろう。忘れてたよ、この感じ。
すんごい、忘れてた。思い出しちゃった。もうしばらく戻れないな。

クラッシュ

2006-08-21 18:49:30 | リナンリコメンド
久しぶりにビデオを観よう、と思い、「クラッシュ」という映画を借りて来て観た。
途中まで、「キツイー!!キツすぎるー!」と思わず叫んでしまうくらい重くて、みぞおちのあたりがシクシクしてきましたが。タイトルの「クラッシュ」は、単なる交通事故のことかと思ってましたが、「人と人とがぶつかり合う」という意味もあるらしいです。人はぶつかり合わなきゃわかり合えない、というのがテーマのようです。自分も、ケンカしなきゃホントの人間関係じゃない、と思ってたクチですが、単にぶつかり合うだけでは壊れてしまうだけで。お互いに自分の否を認めて、相手のことを思いやらないことには傷つけ合うだけになってしまうわけです。映画の中でもそんな風にぶつかり合って、観るのもツライくらいに打ちのめされるシーンがいくつもあります。でも、そんな中にも救いがあって、しかもそれがとってつけたようなものではなく、登場人物達がホントにギリギリの所まで追いつめられて、初めて自分が何をしているのかに気づき、もたらされる救いであるので、こちらもホントに心の底から救われます。また、音楽がすごくよくて、交通事故のシーンには鳥肌が立ちました。ここでこういう音楽を流すんだ...って感じで、まさにツボにはまってしまいました。アタシの原点は、金田一耕助シリーズでの「レット.イット.ビー」ですから。あの曲がバックに流れる中で、犬が人間の手をくわえて走るシーンの衝撃で、アタシのギャップ追求人生は始まっているわけです。
思わず熱くなってしまいましたが、みなさん、ぜひ観た方がいいですよ「クラッシュ」。おすぎよりも愛をこめて推薦します。
個人的には、マット.ディロンがいい役者になったなあ...てのが一番感慨深かったです。

夏バテ

2006-08-07 01:36:33 | リナンリコメンド
ちょっと夏バテしてるかも。
知り合いから借りる機会があり、江國香織の「間宮兄弟」を読んだ。全体的にとても面白かったかな。ドロドロしている人々と、そんなものとは無縁の(それを望んでいるかどうかは別として)兄弟と、両方の側から見た話だ。感想としては、ドロドロしてても、そんなものとは全然無縁でも、どっちも一緒だな、と思った。どっちにもいいとこと悪いとこがあるのだな、と。結局本人次第なんだろなー。個人的にはたぶん、ドロドロしてないおだやかーな生活の方が性にあってるような気がするが、タイクツなのはキライだ。何を持ってタイクツと思うかは人それぞれなのだろうが。
とりあえず今はタイクツというか、疲れている。夏だから。暑いんだよまったく。

なんちゅうか...。

2006-07-18 00:25:34 | リナンリコメンド
先日、うちの兄ちゃんからいろんなプロモが見れるサイトを教えてもらった。最近、アタシはまたケイトブッシュばっかり聴いているので、さっそく彼女のプロモを観てみようと思ったのだが。
実は彼女のプロモを観たことはいっさいなくて、今かなりの衝撃を受けているわけで。「バブーシュカ」と「少年の瞳を持った男」という、一番好きな曲のプロモを観てみたのだが、この人頭ヘン。一瞬、「観なきゃよかった」という思いが脳裏をよぎるほど、コチラのイメージを覆す動き。
一体、どの辺が「バブーシュカ」で、どの辺が「少年の瞳を持った男」なのであろうか?凡人にはまったくもって理解不能である。
まるで夢の中みたいだなあ、と思った。恥とか、世間体とか、そういうのをいっさいそぎ落として、日頃見ている夢を映像化できれば、アタシにもこういうプロモが作れるのかしら。そしたらたぶんもう、こっちの世界には戻ってこれなくなると思うけど。

つかまりませんから。

2006-07-11 00:16:03 | リナンリコメンド
リコメンドコーナー作っといて何もないのもなんだなーと思ってはみたものの、あまりリコメンドする気なかったりして。「デスノート」。観ちゃいました。やっぱ地域限定すると、やってる映画も限られてくるわけで...。これ、マンガは面白いって誰かゆってたけど、どうなのかしら?とりあえず、ウルトラマンよりもゆるくてクサい演技と、ある意味古き良き邦画的な空気感と、無意味に濃いキャストと、フジワラくんの舞台映えしそうな滑舌の良さと、まるで意味不明なレッチリで、もうおなかいっぱいです。
でも後編も観てしまうのかしら。