Rimshot!!!!

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アントマン&ワスプ

2018-09-03 | 映画

シビルウォーでキャプテン・アメリカ側につき、逮捕されていた
アントマンことスコット・ラング。
司法取引の結果の自宅軟禁2年も残り3日となったとき、
眠っていた彼はかつて訪れた量子の世界と、一人の女性の夢を見ます。

一方、政府のお尋ね者となっていたハンクとホープのピム親子は
かつて消えた母・ジャネットを探すための実験の準備中に
謎の怪人・ゴーストに襲われます。

ゴースト、暗黒街、FBIに追われるピム親子と、
それに巻き込まれてしまったスコット。
ピム親子ははたして母に再会することができるのか?
研究所を狙うゴーストの目的とは?
そしてスコットは、無事に刑期を終えることができるのか!?

「シビル・ウォー」と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の間に位置する
拡大縮小思いのまま、とは今回なかなかうまくいかないアントマンの物語であり
前作エンドロール後にスーツが登場したホープ・ヴァン・ダイン=ワスプのデビュー作であり
ハンク・ピムという男が過去に向き合うことになる物語、でもある今作。
スコットの泥棒仲間たちも警備会社を設立し、ルイス筆頭に今作も活躍。
(ルイスのノンストップ喋りも、前作やシビルウォー見てない人へのサポートとして機能しています)

MCUの「明るさ」担当だったGotGの雲行きが怪しくなりつつある現状、
今作も(すっきりしない部分はないとはいいませんが)前作に引き続き
「明るく楽しいヒーロー物」という方向性を維持しており、
スコットを取り巻く人々の優しさでほっこりもできる一作となっています。

・・・MCUのお約束として今作もエンドロール後の映像がある、わけなのですが。

MCU10周年イヤーを締めくくるのが今作であり、
(次作「キャプテン・マーベル」はアメリカ公開来年3月予定)
今年のアメコミ映画は11月2日公開の「ヴェノム」
(「スパイダーマン:ホームカミング」と同一世界だけどMCU作品ではない、という位置づけ)
あとアメリカでは年末公開予定のアニメ版「スパイダーマン:スパイダーバース」と
DCFU新作「アクアマン」は日本はどちらも来年公開(今作もかなり時差公開でした・・・)
そしてアニメの「ティーン・タイタンズGO」劇場版はたぶん日本ではビデオスルーの予感・・・と
少し寂しい気もいたしますが、今作の楽しさと、「IW」「デップー2」のソフト発売で
この秋を乗り切っていければ、と思っております。
(うちの地方では上映がなかった「ニンジャバットマン」ソフト発売もあるよね)


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