Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

第57回宣伝会議賞 反省会:その3-c

2020-02-29 | コピー

第57回宣伝会議賞、一次審査を落ちた課題から
振り返りつつ反省をしていくコーナーでございます。

前々回の、そして前回の続き、ということで今回はこちらの課題について。

課題03

企業:ETVOS

課題:ETVOSの魅力を伝え、使ってみたくなるキャッチ

ナチュラルサイエンススキンケアと、クレンジングがいらないミネラルメイクの組み合わせで
肌を美しくするコスメブランドのキャッチコピー。

取材:ブランドという点ではゲラン、手軽さではpdcという他2課題とのどういう差別化を見せるかで
Webサイトを見て「敏感肌向け」という一点突破で行く、ということに。

応募作品:

「敏感肌向けの商品」だけど「効能効果を謳わない」という決まり。
どう効果を匂わせるか、はかつて健康食品などのコピーを書いてきた経験があるので
そこを活かせないか、と思いながら考えました。

「メイクを落として、鏡を見ても、笑顔でいられる。」

「化粧って、肌をいじめるものだと、思っていた。」

「塗る、鏡を見る、確かにわかる。」

あとは、化粧品、とくに美肌を謳うものが「脅迫的」な広告になっていないか、という
危惧を持っているところはあって、
まずは自己肯定感を持ってほしい、というところから。

「年を取ることなんて、思ったよりも怖くなかった。」

「敏感肌は、悪いことじゃないよ。」

「あなたは、輝いている。
あなたは、美しい。
あなたは、瑞々しい。
その事を、忘れないでほしい。」

反省点:結局、商品のアピールという点で踏み込みが足りないなぁ、という印象。
他の化粧品課題との差別化、よりも商品にしっかり向き合えなかったのが一番の反省点。

 

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あれるせかい

2020-02-28 | 日記

反省会シリーズも進めないといけないのですが
(都会では今日が宣伝会議4月号発売じゃなかったっけ?)

新型コロナウイルスの流行で、なんだか日本も世界も殺伐としていて、
ネットも殺伐としていて、ライブとかイベントもどんどん中止や延期になって。

なんというかどんよりとしてしまうのですよね。

今日はWONKのスタジオライブ配信を見たりもしてたのですが
ライブ中止になったからとこういう手段をとれる会社にも限りはあるし
エンタメ業界やその周辺から「不要不急」の言葉でどんどん体力を奪われていく。
それこそ重病になってしまうように。
そしてそこから栄養を得ている我々も、どんどん心が殺伐としていく。

もっとみんなが心に余裕をもたなくちゃだめですね。自戒を込めて。

せめて家の猫たちだけでも余裕をもっていられるように愛情を注ごう。

 

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マーベル・ミャオ

2020-02-27 | 漫画

マーベルユニバースに暮らす、
キャプテン・マーベルの飼い猫(・・・に似た宇宙生物)、チューイ。
(映画版ではグース(由来は「トップガン」)でしたが、コミックではSW由来のこの名前)
その散歩先は、ニューヨークの街から宇宙まで。
そしてチューイが行くところ、ヒーローやヴィランの姿あり。
アベンジャーズ、X-MEN、スパイダーマンといったおなじみのヒーローから
サノスやギャラクタス、カーネイジにタスクマスターといったヴィランまで、
いたずら猫にかわいく翻弄される、マーベルユニバースの日常、を描いたコミック。

作者の藤ナオさんは日本在住の日本人。2016年の第1回東京コミコンをきっかけに
マーベルでの仕事を始め、今作はヴァリアント・カバー
(アメコミでよくある表紙違いバリエーション)のひとつとして描かれていたものを
ほぼ全面改稿して書籍化した日本オリジナル編集となっています。
(つまり日本人が描いて日本人が日本で編集したマーベル作品、ということ)

わたくし、猫とアメコミ両方好きで出てくるキャラの8割くらいはわかる
(ごめん最近のX-MEN関係わからん・・・)という立場で読んでるわけですが

控えめに言って最高でした。
チューイかわいいし振り回されるマーベル住人たちもかわいい。

これはアメリカでもこの形式でリリースするべきでしょう。いや本当に。

MCUを何作か見てて最近の猫まんがの数々が好きな方にはマストな一冊。
そうでない方にもおすすめしたい一冊です。
このキャラ気になるから翻訳読む/映画見るとかしてみよう、ってきっかけにもなる、かも。

そして次回のアメコミ邦訳本紹介は、これと同じ世界とは信じられない
不穏と殺伐の名作になる予定、でございます。
うう、読むのが怖い・・・。

マーベル・ミャオ

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疫病の余波

2020-02-26 | 日記

KIRINJIのライブも延期発表だそうで。

コロナウイルス、いつになったら沈静化できるんでしょうね・・・

インフルエンザほど致死率とか感染力は高くない、ということらしいのですが
普通に休日を楽しんだり接客業やったりしてるのは大丈夫なのか、少し不安。
マスクもしてないですしね。花粉症が今年は軽いのが救いか。

一刻も早い沈静化を願っております。

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第57回宣伝会議賞 反省会:その3-b

2020-02-25 | コピー

第57回宣伝会議賞、一次審査を落ちた課題から
振り返りつつ反省をしていくコーナーでございます。

前回の続き、ということで今回はこちらの課題について。

課題29

企業:pdc

課題:スキンケアブランド「ピュア ナチュラル」を魅力的に伝える

化粧水と乳液をひとつにした簡単時短スキンケアの魅力を伝える

取材:ドラッグストア、スーパーなどの売り場をチェック。

乳液と化粧水が一緒になった、手ごろなスキンケア商品として、
高級なゲランの対となる存在として考えました。

ロングセラーブランドであるとともに、「スキンケアの入り口となる商品」と位置づけ
『朝晩2回ぱしゃぱしゃするだけで肌のコンディションを保つ』という
手軽さをアピールしたい、という方向性に。

応募作品:

「これをつけた状態が「すっぴん」です。」

「「肌」を「お肌」に変えるもの。」

「「めんどくさい」って気持ちで、叩きこんでください。」

スキンケア入門編の商品、と位置付けての案。

「オトコの肌にも、朝晩2回。」

「朝晩2回、家族みんなに、使ってほしい。」

「家族の誰も、疲れた顔って見せたくないんです。」

求めやすい商品ということで、家族全員で使ってほしい、という
提案を行ってみよう、と思いました。

「よく眠れた朝も、そうでない朝も。
たくさん働いた夜も、いっぱい遊んだ夜も。」

「まだ暗い朝でも、まぶしい朝でも。
真っ暗な夜でも、明けかけた夜でも。」

「気が重い朝も、失恋した夜も、
新生活の朝も、はじめての夜も、
これだけは、忘れないでほしい。」

『朝晩2回のスキンケア』を印象付けたいと思った作品。

反省点:「20~30代の新規顧客を取り込める作品であってほしい」という
企業からの期待に応えられる作品であったか、には疑問が残るかな・・・と思います。
もっと年齢層を意識した作品が作れればよかったかな、と。

新しい使用者を掘り起こす、ということは常に考えないといけないテーマだな、とは
万事について思うことでございます。

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