Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

2011年を振り返って:アニメ特撮その他編

2011-12-31 | 日記
大晦日になりました。

去年はアニメ・海外ドラマ・特撮と全部別で書いてましたが
今年は全部まとめて。

○アニメ
今年は気がつくとレベルファイブアニメばかり見てましたねw

「イナズマイレブン」は終盤あきらかにペース配分間違えてて
(チームガルシルドはもっとちゃんと書いてやるべきだったよね・・・)
リトルギガント戦ももうちょっと盛り上がればなぁ、と思ったのですが、
とりあえずは大団円、って終わり方でした。

そしてその10年後の「GO」。
いやこの10年間何があった、とか屑メガネうぜぇぇぇお前さっさ退部しろよとか
そんなことも思いつつ(後者は最近気にならなくなったけど)
だんだん楽しめてくるうちに剣城の存在感のなさが心配になってきた昨今です。
あと三国先輩がんばれ。

「ダンボール戦機」は見れたり見れなかったり。
もっとホビーアニメ的方向性に振ってほしかったけど、
まぁこれはこれで超次元だなぁと思ったり。
プラモも売れて続編決定だし、バンダイはもっと汎用機に目を向けてあげてほしいです。
(L5USTの大会見る限り、ブルドは需要ありそうだけどなぁ)

そしてL5からの今年最大の衝撃「ガンダムAGE」。
フリット世代はなんというかSEEDと同じ「1stの呪縛」で
上記3作品の日野デタラメ展開の魅力(褒め言葉)が
薄れてしまっていて、それで細かい部分の粗が気になるかなぁという印象。
あと販促方面の失敗っぷりがね・・・

「へうげもの」はOP変更あたりから見なくなって
「遊戯王ZEXAL」は見たり見なかったり。
早起きできたときだけ「デジモン」「バトスピ」は見て
まどマギとかピンドラとかFateとかは母にまかせてますw

○特撮
「ゴセイジャー」はブラジラさんがよくがんばった、というか
後半きっちり盛り上げてきたよね、という印象。
しかし、その後の「ゴーカイジャー」で全部吹っ飛びました。

戦隊35作記念、全戦隊に変身できる戦隊。
ディケイドでは少なかった歴代戦士の本人キャストでの登場、
旧戦隊キャストが絡む場合はスタッフも極力当時のスタッフで、という姿勢に
ファンのみならず、元戦隊キャストたちの魂にも火がつきました。
そこにTwitterの普及という要素が加わり、
戦隊キャストたちが当時を振り返る、という流れが
ネット上でまず生まれたのです。

そこに起こった311、東日本大震災。
ヒーロー達のネットワークはそのまま、
震災被害者を応援するネットワークとなり
中には残念なことになってしまう人もいましたが、
この未曾有の大災害を心の面から支え続けました。

映画「199ヒーロー」で最初のピークを迎えたのちも
周辺の元ヒーロー達を含め、楽しませてくれる作品です。

一方、ライダーは「オーズ」後半は
「いつもの平成ライダー的空気」を持ちながらも
手堅くまとめた展開となっていました。
グリード側のドラマや、1000回記念回の悪ふざけっぷり、
映司の暴走などの要素を組み込み、
平均以上の作品に仕上げてきたなぁ、と。

そしてこちらも「フォーゼ」が明るく楽しい作風で
またライダーの新たな地平を開いている最中であります。
映画「MOVIE対戦MEGAMAX」も含め、
「W」につづく塚田プロデューサーの挑戦は
「この人、平成ライダーってもののイメージを一新したいんだろうなー」と
強く感じる作品に仕上がっております。
ライダーデザインの王道のかっこよさを外したデザイン・・・
それでも、活躍でかっこよさを魅せる・・・や
怪人デザイン初挑戦の麻宮騎亜によるゾディアーツデザインも
星座という縛りを上手く料理していて面白いです。

年明けからは2号ライダー・メテオの活躍も本格化。
新要素が作品にどれだけの広がりを見せてくれるのかを楽しみにしたいと思います。

そしてウルトラはシリーズ開始45周年という年に
新作映画として「ウルトラマンゼロ」、
久々の地上波番組(セレクション再放送)「ウルトラマン列伝」、
さらに深夜番組「ウルトラゾーン」という楽しみを用意してくれました。
円谷のフィールズグループへの買収、
そして震災の影響で毎年の楽しみであったエイプリルフールイベントを行えない、という
そんな自体もあったわけですが、彼らも「ウルトラマン基金」として
震災チャリティを実施し、ヒーローショーなどで被災地の子供たちの心を救ってくれました。
45周年イヤーを締めくくる来年の「ウルトラマンサーガ」がどうなるのか・・・
期待と不安が半々ではありますが、待ちたいと思います。

さらにはパチンコマネーの力で「牙狼」の新作もスタートと、
日本特撮の底力を実感した1年であったと思います。

一方、海外SFドラマは日本に入ってくるものが
鳴り物入りできたわりには「EVENT」も「V」も結果的に打ち切りと
ちょっとしょんぼりしております。

○その他編
きかせられないラジオ」の収録USTが始まり、
多くのクリエイターたちがリスナーとしてともにはしゃぎ、
プロたちが無償でネタを提供しつづけていったことは
地方ラジオ(それも局アナ二人の番組!)としてすさまじいことだなーと思ってます。
ラジオという古いメディアとネットという新しいメディアとの相性の良さ、
そして地方局の低予算でも「戦い方」次第で全国で戦えることの証明が
このような形で出来てしまったことへの驚き。
このムーブメントがコミケなどからさらにどう発展していくのかが
来年の楽しみの一つだったりいたします。

さて、とりあえずこれが2011年最後の更新となります。
当ブログを見に来ていただいた全ての方、そしてTwitterで遊んでくださる全ての方に
深く感謝しつつ、来年は今年より絶対いい年になると信じて
この言葉で2011年を締めたいと思います。

「 ら た 、 ま い ね ん ! 」
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2011年まとめのお時間・映画編

2011-12-30 | 映画
年末恒例のまとめ・映画編。

今年劇場に見に行ったのは・・・

ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国
X-MEN ファースト・ジェネレーション
カーズ2
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX

・・・うわぁ、4本しか見てない上にジャンル偏りひでぇ・・・w
ソーもキャップもGLも劇場で見れなかったなぁ・・・

この本数で順位とかつけられないのですが
あえて個人的な満足度で言えば
X-MEN>MOVIE大戦>ベリ銀>カーズ2 かな。

とりあえずピクサーの続編作品はしばらくいいかな・・・
予算とかはかかってるんだろうけどラセターが止めさせた
オリジナルビデオ続編の時代に戻ってる気がする。
「メリダとおそろしの森」には期待してるのですが。

X-MENは映画1作目に繋がる話ではあったのですが
きっちり丁寧に作ってあるのが好感がもてました。
MOVIE大戦はアクションのつるべ打ち感はすごかったのですが
アクションが続きすぎて少しメリハリを持たせてほしかったかも。
ベリ銀は最近「列伝」で30分ずつに編集したものを再見したら
このテンポだと見せ場のバランスとかがちょうどいいと感じて評価アップ。

2012年はなにはなくとも「ダークナイト・ライジング」と「アベンジャーズ」。
プロメテウス」「ジョン・カーター」に
一応「アメイジング・スパイダーマン」と「ゴーストライダー2」、
そして何より「ホビットの冒険」。

もちろん夏の劇場版フォーゼにも来年冬のMOVIE大戦にも期待してますし
できれば「ゴーカイジャーvsギャバン」も観たいし
(「スーパーヒーロー大戦」は・・・どうだろ?)
来年もジャンル映画ばかり楽しみにしてそうな気がします。

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年末特撮アニメ感想 12/30まで

2011-12-30 | 特撮
風邪で体調がよろしくないです。
アメコミ映画入門本編開始のつもりが・・・とほほー。

○ウルトラマン列伝
ダイナのネオジオモス回。
前後編の後編だけ流されても・・・

円谷は「神戸復興」に対する思いいれは強いですよね。
この回もそうだし、映画のメビ兄弟もそうだし。

いつか福島を舞台にウルトラ新作が作られますように。

年明け1本目はセブン45周年で「湖のひみつ」なのね。

○劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来
人気投票発表は多くのまとめブログとかで話題になってるので
俺としては「L5思い切った対応に出たなぁ」としか。

1期がおもしろかったのって、特訓→試合→特訓・・・が
テンポ良く進んでいくからであって、
こういう形で総集編にされちゃうとね・・・というのはありますね。
総集編が楽しくないのは、「積み上げていくプロセスが楽しい」作品だからなのかな。
特に今は2期以降の「1試合に最低2話使う」ペースに慣れてるので
オーガ戦があっさり終わったのもなんとも。

しかしオーガが負けたことで未来がどう守られたのか、とか
(10年後の管理サッカー時代はどうなの・・・)
カノンがもたらした未来に関する記憶とか助っ人たちについてとか
(というか虎丸3期時点のを連れてきてるとなると小学生だよね?)
そもそもこの時代の助っ人たちはその時点で別の場所にいるはずで
場合によっては(というか高確率で)試合見てるはずなのに
同一人物が二人同時に存在するのってどうなん?
あとはオーガはどうやって全国大会に割り込んだのかとか
思いっきり歴史が改変されてる件とかどうなのよ、と。

なんだ、AGEの抱える問題点なんてこの映画に比べればちっぽけなもんじゃんw

グリフォンはCMとかで容赦なくネタバレしまくってるなー。
ゲームやってれば本編のどのあたりの話かはわかるんだろうけど
幻影学園の前と後どっちなんだろう・・・
・・・と思って調べてみた。映画舞台はクリア後の隠しダンジョン的な位置になるのね。
(むしろアニメのほうが全12章のうちの10章に入ってると知ってショックだよ・・・
 ・・・もしかしてイナGO終わって妖怪ウォッチか?)

○ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス
地元テレビ局で朝から放送。メビウス放送しなかった局なのにがんばってるよなw

不良描写がステレオタイプだなー、と思って見ていたら
脚本は長谷川さんだったか・・・「W」のヴァイラス回もアレだったしw
全体的にストーリーがステレオタイプなのもこの当時のウルトラなら仕方ないかな。

チェスの駒を元に命名して、最強がビショップというのにやや違和感。
ナイトとかクイーンじゃないのかなぁ、普通。


特撮見納めは明日の「ウルトラマンZOFFY」(なんでこのセレクト・・・)
アニメ初めは元日のAGEになりますね。
2012年も面白い作品がたくさん見られる年になりますように。
(ゴーバスターズに期待してます)



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特撮アニメ感想 12/25まで分

2011-12-25 | 特撮
※ちっと早めに。列伝は見れたら追加(劇場で見てるから書こうと思えば書けるけど)

○遊戯王DM
凡骨デュエリストvsインセクター回後編。
「ギア・フリードは鋼鉄の体だからパラサイトに寄生されない!」って
ちゃんとカードの効果にもあるんですな(装備無効)
同一属性だけで固めすぎちゃいかんよね。

○イナズマGO
いじめ問題に切り込む問題作。
というか天城先輩クリーチャーだからね・・・
語尾に「ドン」とかつけるし・・・
天城先輩はイナGOがかろうじて「小学生男子向けアニメ」になってる防壁なんだから
部やめずにがんばってほしいわ
(イナイレのときは壁山が公式戦皆勤、栗松とかもいたのにね)

映画との時系列はどうなってるんだろう。
来週は映画1放送だけどBSJAPANじゃ見れないなー。
そしてまだGO未放送地域だと映画特番で総集編的なものやってるのね。
(NBC長崎(まだイナズマ3期・現在ブラジル戦)で遭遇)
あと映画CM、澤と松木は仕事選べwww

○ゴーカイジャー
地味にバトルフィーバー回だったクリスマス回。
行動隊長の岩田さんがいつもの岩田さんテンションだったw

モバイレーツとレンジャーキーさえあれば誰でも変身はできるのね。
(って序盤でその話はやってたか)
オールイエローはガオイエローは剣の戦士なんだしジョーにやってほしかったなぁ。
(ガオvsスーパー戦隊参照)
そして鎧、お前本当になんでもありだなwww

賞金、ナビィとサリーが同額ってのはおかしいよな。
ナビィのほうが罪状が重いからだと思うけど
(マーベラス救出の幇助)

そしてvsギャバンは佐野さんとナオの子出るんですな。
どっちも特撮ではウルトラ系の人じゃないか。

○フォーゼ
偽フォーゼ(校長)のテンション吹いたw
絵対決とかをじっと見てるメテオもw (0m|

ペンスイッチ、どういう仕組みなんだあれw
そしてメテオの必殺技は惑星によってどういう違いがあるのか・・・

年明け1発目はメテオ視点のストーリーになるみたいですね。
いつごろライダー部に染まっちゃうのかが楽しみ。


今日はAGEがないのが少し寂しいな。
逆に元日はAGEしかないんだよね・・・

年末年始特番、長崎では12/28夜の「オールライダー対大ショッカー」はないようですが
(あと28日の劇場版イナズマもBSジャパンではやらないかね?)
代わりに大晦日の昼に「ウルトラマンZOFFY」を放送する模様。
ってなんでそのセレクトなんだよwww
せめて「ウルトラマン物語」か平成ウルトラ作品だろ・・・w
(「ULTRAMAN」とか「ウルトラ銀河伝説」ならよかったのにね)
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シビル・ウォー

2011-12-24 | 漫画
自分へのクリスマスプレゼントに買いました。

マーベル邦訳を読むのが久しぶりなので、まずはここまでの流れを確認。

アヴェンジャーズは一度解散→スパイダーマンやウルヴァリンを含む形で再結成。
X-MENはジェノーシャ虐殺や「ハウス・オブ・M」事件の結果ミュータント人口が大幅減、
有人タイプに改造されたセンチネルに乗った政府エージェントに監視を受ける状態。
キャプテン・アメリカはかつての相棒であったバッキーがソ連に洗脳されていた
ウィンター・ソルジャーとして活動していたのと再会したり、
ヒーローたちの保護者的存在でもあったニック・フューリーは
ラトヴェリアに対する介入の責任を取り姿をくらまし、
アヴェンジャーズのビッグ3からは、ラグナロクに赴いたソーが欠席。

そしてヒーローとヴィランの戦闘に住民が巻き込まれる事件が続き、
市民の対ヒーロー感情は悪化傾向にありました。


マーベルの若手ヒーローチーム、ニューウォリアーズ。
現在はリアリティ番組に出演中。
潜伏しているヴィランたちを発見、視聴率のための戦闘を開始します、が・・・
肉体をガス化させ大爆発を起こすヴィランによって、付近は壊滅。
彼らを含め多くの人命が失われます。
そしてこの事件が、ヒーローを2分する「内戦(シビル・ウォー)」の
引き金を引くことになるのです・・・

「ヒーローは正体を明かし、政府の管理下で活動せよ」と主張する一派。
こちらの中心は大企業の社長であり、政府への協力者であった
アイアンマンことトニー・スターク。

「ヒーローは政府にいいように使われる存在ではなく、己の正義のために動くべきだ」と
主張し、政府側と戦う一派のリーダーは、キャプテン・アメリカ。

どちらの側にも「正義」があり、どちらの側にも問題はあります。
前者には管理社会や全体主義への危険が、
後者にはテロリズムへ突き進む危険が。

キャプテンは「アメリカの理想」を背負うキャラであるだけに
政府ともたびたび衝突を繰り返してきました。
そんなキャプテンは己の信じた「アメリカの理想」のために
政府に組することをよしとしないヒーロー達とともに、
登録派たちに反旗を翻します。

一方のアイアンマン陣営も、市民に犠牲を強いてしまった後悔と
無軌道な「ヒーロー」達の暴走を防ぐために、
政府公認のヒーローチームを各州に配置するイニシアチブ計画などを
Mr.ファンタスティック(ファンタスティック・フォー)とともに
進めていくことになりますが、
その中で(元)犯罪者たちによって作られたヒーローチーム、サンダーボルツ
(これの第1シリーズ、邦訳いまからでもされませんかね・・・)などの
褒められた手段でない力を用い、反登録派と泥沼の争いに突入します。
その結果は果たして・・・


「911後のアメリカ」、特にテロ対策法が抱えていた問題を
ヒーロー物アメコミ、という形式で描いた作品であり
映画「アイアンマン」で見られるような能天気さはこの作品にはなく
苦悩に満ちた作品となっております。

この作品を境に、マーベル・ユニバースはさらに混乱の時代に入っていきます。
そんなマーベルの節目となるこの作品を、映画で彼らを知った方にも
是非楽しんでいただければ、と思っております。
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