Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

MOVIE大戦アルティメイタム、発表。

2012-09-29 | 映画
ほぼ一か月放置してる間に、ウィザードは始まるしガンダムAGEは終わるし
(ゴーバスターズの第1部クライマックスの盛り上がりの印象のほうが強いんだけど)
BSジャパンはウルトラマン列伝の放送打ち切るし(テレ東系地上波は続きますが)
きかせられないラジオはオンエア局増えるしいろいろありましたね。

その中でも驚いたのが、冬のライダー映画である「MOVIE大戦アルティメイタム」の発表。
最近の東映ヒーロー映画の流れとして、「旧作キャラとの共演」があり
(そこからの発展としてのこの秋の「ギャバン」単独映画化もありますね)
夏のフォーゼも一番意見が割れたのがそこだったわけですが
現時点ではフォーゼパートにサナギマン(ってことは当然・・・)、
そしてウィザードパートはまさかのポワトリン!w
さらにはフォーゼパートは最終回の5年後、教師になった弦太郎が主役
(・・・あれ、時系列とか考えなくていいの?)で
脚本は夏映画に続いて中島かずき(メインライターですからね)ですが
ウィザードパートの脚本はウィザードメインライターのきだつよしでなく
ポワトリンのメインライターだった浦沢義雄という驚きの人選・・・

浦沢脚本といえば最近だと「ゴーカイジャー」の一連のジェラシット回ですが
東映不思議コメディシリーズ(フジ日曜朝放送のやつ)とか
戦隊だと「激走戦隊カーレンジャー」のメインライターとして
ある意味不条理コメディの天才、といえる人であり
「カーレンジャー」と井上敏樹の「超光戦士シャンゼリオン」
(こちらはある種、平成ライダーのひな形ともいえる作品)がなければ
いまこうして特撮について触れることもなかったのかな、と言えるほど
自分にとってインパクトのデカい脚本家でした。

で、この冬の「MOVIE大戦」って2年前の「CORE」のオーズパート(「ノブナガの欲望」)のときの
井上敏樹のインタビューでの発言を参考にすると、
秋スタートのほうのライダー(今作だとウィザード)の第1話制作前
(まだ設定も固まってない時期)に脚本書くらしいんですねw
しかも本編メインライターでない人が書くという「CORE」のときと同パターン・・・
・・・どれだけカオスなことになってるのか想像できないレベルw
この冬一番頭のおかしい映画は「イナズマイレブンGOvsダンボール戦記W」
(サッカーvsプラモて・・・)だと思ってましたが
浦沢脚本のカオスっぷりというか暴走に期待したいと思っております。
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アベンジャーズ

2012-09-02 | 映画
映画の日梯子2本目。
全世界興行収入歴代3位・日本よ、これが映画だ!な
「アイアンマン」「インクレディブル・ハルク」からの
積み重ねの最初の結実を収穫する感じで見に行きました。
(見る前に「Road to~」あと2回は書く予定だったんだけどね・・・w)

基本的なストーリーとしては「マイティ・ソー」の続編、という印象なのは
敵がロキ(黒幕的な存在はいるけど)であることと
ソーの登場キャラが重要な役割を担っていること(ヒロイン除く)から
そう感じてしまうわけですが、
ブラックウィドウ、ホークアイを含め全キャラクターに
しっかりとした「見せ場」が作られ、
どういうキャラなのかの説明が今作中でも
邪魔にならない状態で行われ、
いるだけのキャラになっているキャラが一人もいない、のは
恐ろしい脚本の力量だな、と思ってしまうわけで。

そんな今作の中でもっともキャラが立っていたのは
敵であるロキとこれまで映画では不遇な扱いだったハルクであり
(リブートもシリーズ化に結びつかず、今作でもキャスト変更)
ハルクの圧倒的なパワーが恐怖を感じさせ、
暴走しているように見えて実は・・・という部分が
この映画の一番のキモじゃないかなぁ、と感じてしまいます。
そしてロキのキャラクターの立ちっぷりこそが
この映画を動かす動力になっているように感じました。

メカ面でもシールドヘリキャリア、アイアンマンのMk7アーマーなど
痺れる描写てんこ盛りだったり、
人間ドラマ的な面でもフューリーの底の知れなさ
(全員の心を一つにしたあの件もフューリーの仕込みでは?)と
性格の悪さが一層アップしたトニー・スタークが
しっかりとつかんでくれるように思います。

ホークアイ周辺が若干唐突に感じることと
チタウリの軍勢が本当にただの戦闘員になっちゃってるあたり、
そして最後に出てくる人が知らない人には何のことかわからない
(たぶん「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」か「アベンジャーズ2」への引き)
ってあたりがなんだかなー、と思わないでもないですが
(日本だとそれなりにゲームと邦訳で馴染みのあるキャラだとは思うんですが)
所々笑いも聴こえる(多くがロキさん絡み)いい映画でございました。

そして日本とアメリカ限定らしいスタッフロール後のシーン。
あのシュールさはなんなのかとw
そこまでしっかり楽しんできてもらいたいですね。
(スタッフロール前(上記の引きの部分前)に席立つ人もいたし・・・)

とにかく、来年の「アイアンマン3」が楽しみでございます。
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劇場版仮面ライダーフォーゼ/特命戦隊ゴーバスターズ

2012-09-02 | 映画
映画の日なので睡眠時間4時間なのに映画2本梯子してきました。
どっちも更新しなきゃいけない記事残してる状態で感想書いちゃう作品ですがw

まず1本目、土曜の朝1で見てきたほうを。
最終回見終わった後で見た、「シネマハスラー」で取り上げられた後、と
「Wゴセイ」と似通った状態で見に行っております。

まず「ゴーバスターズ」。
「ゴーバスターズ」という作品の説明を30分というTV放送1話分より少し長い
(放送は正味24分でしたっけ?)尺でだいたいやってしまう、という
けっこうがっつりと濃い作品でございました。脚本はちゃんと小林靖子なのね。

作品の持つシステム(各メンバーの得意分野と弱点、性格面の描写)を
しっかりと劇中で見せ、番組が力を入れているロボアクションも
がっつりと見せて(グレートの出番はなかったけどエースの見せ場もあったね)
きっちりと1エピソードを(オチまでつけて)完結させるという
戦隊映画としてものすごく正しい姿勢の作品だったと思います。
エネたんも言われないと辻だとわからなかったけど、この人そういえば声優仕事多かったよね。
(ミニハムずとかイナイレ3期ののぞみ姉ちゃんとか・・・)

ヒロムの姉さんやエスケイプさんが出てない、お父さんには残念な作品でしたが
(一時期戦隊映画お約束だった女性ゲストもなかったね・・・)
それはこれからの本編に期待ということでw

そして「フォーゼ」。
MOVIE大戦MEGAMAX」の内容は本編、この映画ともに拾われていたんですが
(本編でのロケットステイツ登場時に「なでしこ・・・」と弦太郎が言っていたり、とか)
この映画の内容が本編に影響してなかったのは少し残念だったかなぁと。
(たしか時系列的にはジェミニ回あたりでしたっけ?)

セリフ回しや展開はいかにも中島かずきだなぁ、という感じがあり、
それなりに好みが分かれる部分もあると思いましたし
キョーダインやゴンベスの扱いが、とも思ったけど
(あと「軍事用パワーダイザーが」は正直どうなのよ、とも)
前の映画で「地球外生命体ともダチになった」弦太郎が
今回では「宇宙鉄人(大鉄人か?)ともダチになった」あたりは
弦太郎というキャラを貫いた結果、という感じでよかったですね。

あと「シネマハスラー」でも「長い」と言われていた例のシーン、
見ながら『思い出す』ことを考えると
(うち2名その人に渡すのはどうなのよと思ったけどw特に劇場版ゲストw)
この尺で正解なのかもしれないのかなぁ、とも思えました。
何人か思い出せない人もいたけど・・・

あと、坂本監督は今回も己の欲望のままに
撮りたいもの撮ってんなぁこのおっさん、という感想ですw
インガとかドジキャラジャスミンとか長澤先生再登場
(しかも見せ場あり)とか会長にタンクトップ着せて
オイルで肌光らせてエイリアン2版リプリーやらせるとかw
・・・こほん。
生身アクションの多さ、カーチェイスシーン、
全スイッチ使用でのコンビネーション戦闘(メディカルとかパラシュートとか)
ホロスコープス12体勢揃い
(ピスケスがライダーと戦闘したのってこの映画だけだよね・・・)に
毎年恒例の先行参戦のあの人(チャラさに驚いた)と
坂本監督作品の映画版ならではのアクションの豊富さは
その盛り込みすぎ故の飽和感になっている側面もありますが
映画ならではのゴージャス感が出た部分ではないでしょうか。
この監督に予算を与えて好きにアクション映画撮らせてほしい、と
坂本監督作を見るたびに思います。
(「プレイガール2012」が坂本監督作じゃないのが意外すぎてw)

あとスタッフロールバックのシーン、唇に行ってたらその場で呪い殺されてたし
たぶんあの後国に帰る飛行機が呪いで墜落してるよね(嘘)

フォーゼ最終話まで見た感想もそのうちしっかり書きたいと思ってます。
(書こうと思って準備はしてたんだけどちと忙しくて・・・)
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