Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

形あるものいつかは壊れる、とは申しますが

2015-01-31 | 日記
ここ半年ほど、テレビ(9年ほど使用)の画面に縦線が入る→叩くと治るが
頻繁に起こるようになり、先週新テレビ(二回りくらい小さい)を買ってきたので
模様替えしながら掃除機かけてたところ、掃除機が死にました。

東京での一人暮らし時代から使ってきた無印の紙パック式で、
デザインも吸引力も気にいっていましたし、本当に突然死という状態で
いきなりうんともすんとも言わなくなったのですが
今うちの部屋にある電化製品の中でも最長老だし仕方ないかぁ・・・と。

あらゆるものは壊れ、捨てられ、過去になっていくのだなぁ。
東京時代もずいぶん過去になってしまったのだなぁ・・・と
膝に東京時代は当然いなかった猫の重さとぬくもりを感じつつも、思います。
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脅威の螺子頭と興味深き物事の数々

2015-01-26 | 漫画
「ヘルボーイ」の生みの親であるマイク・ミニョーラ。
そんな彼が手がけた「ヘルボーイ」以外の短編をまとめたのが
この「驚異の螺子頭と興味深き物事の数々」です。
(原題は「THE AMAZING SCREW-ON HEAD and Other Curious Objects」)

悪のゾンビイ皇帝に奪われた秘宝を追え、というリンカーン大統領直々の指令に
「幸運の13番」のボディにその頭を捻じ込み、「驚異の螺子頭」は悪を追う!
スチームパンクにゾンビに吸血鬼、そして異形の化け物といった表題作を始め
7歳の娘の突飛なアイデアから生まれた美しい友情物語「魔術師と蛇」に
むかしばなし的な「アブー・グングと豆の木」「魔女とその魂」、
コズミックホラー的でありながらもどこか牧歌的な「火星の虜囚」と
ひたすらにミニョーラが好きな物だけを詰め込んだ1冊でございます。

大人のための絵本、といった趣の作品であり、
ストーリーはどれもあっさりとした掌編ではありますが
その分ミニョーラのアートの冴え・・・
シンプルでありながら温かみも、クールなかっこよさもあり
何よりその奇想を楽しめる作品となっていて
この異能のアーティストの魅力を味わうにはぴったりの一冊となっております。

大河ドラマとなった「ヘルボーイ」の続刊も楽しみですが
(今作の帯に・・・)
今作のような「ヘルボーイ以外のミニョーラ」もまだまだ見せてほしいな・・・と
思えるような作品でございました。
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1/26~2/1の運勢

2015-01-25 | 占い
いよいよ1月ラストスパート。
次回占い更新はもう2月ですね。

牡羊座:悪魔(正)
誘惑に負けるとトラブルの原因に。眠れない夜が続きそう。

牡牛座:愚者(正)
意外な成功が訪れそうです。ゼロからのスタートを考えてみるのもよさそう。

双子座:皇帝(正)
向上心を持って努力すればいい結果に。責任感ある態度が好まれます。

蟹座:正義(正)
正しい意見は受け入れられます。仕事と趣味の両立ができそう。

獅子座:審判(正)
物事が成就する兆し。期待していなかったいいことも訪れそうです。

乙女座:女帝(逆)
出た結果は素直に受け止めて。チームワークが必要な時期です。

天秤座:恋人(正)
直感での判断が幸運を呼びます。あれこれ悩まず行動して吉。

蠍座:隠者(正)
集中力が高まりそう。今までのやり方を改善できるアイデアも。

射手座:星(逆)
自信がなくなりそうな時期。理想と現実の差が大きすぎるのかも。

山羊座:吊された男(正)
苦しい足踏みの時期ですが、ここを乗り越えれば明るい未来も開けてきます。

水瓶座:太陽(逆)
安易な方法に頼ると失敗します。ミスは認めて再出発を。

魚座:法皇(逆)
素人判断をせず、体調不良は早めに病院へ。スケジュールには余裕をもって。

冷え込む毎日ですが、だんだんと春の気配も見えてくる時期。
体調を崩さず、明るい春を目指して毎日を乗り切ってくださいね。
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1/19~25の運勢

2015-01-18 | 占い
受験生の皆様、センター試験はいかがだったでしょうか。
これからの2次試験に向けて、もう一頑張りですよ。
今週は通常営業でお届けします。

牡羊座:魔術師(逆)
きっかけをつかめず、消極的に。しっかり事前に計画を。

牡牛座:悪魔(正)
周囲のトラブルには関わらないように。気苦労が多くなりそう。

双子座:太陽(逆)
自分のミスを認めないでいるとトラブルに。ゆっくり休んで体力回復を。

蟹座:女帝(正)
やる気が出てくる時期。健康面でも充実してきます。

獅子座:隠者(逆)
集中力の不足がミスの原因に。他人を疑いすぎないで。

乙女座:月(逆)
不安は徐々に解消されていきます。しばらくは受け身で。

天秤座:運命の輪(正)
最善を尽くせば最善の結果に。返事は悩まず即答を。

蠍座:塔(正)
計画通りには進みません。病気は放置せず早めに病院へ。

射手座:正義(正)
裏表のない態度が好かれます。誠実な毎日を過ごしましょう。

山羊座:世界(正)
いままでやってきたことに一区切りが。満足できる出来事がありそう。

水瓶座:恋人(逆)
体力を過信すると落とし穴が。飽きっぽくなってしまいそうな時期です。

魚座:力(正)
結果を考えずにまずは行動を。困難や障害を乗り越えた先にハッピーエンドが。

お店は早くも節分、そしてバレンタインデーの装い。
1月も残り半分を切っています。
1日1日を無駄にせず、笑顔で前を向いていきたいものです。
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成田亨 美術/特撮/怪獣

2015-01-17 | アート
福岡まで足をのばして、福岡市美術館で2月11日まで開催の
「成田亨 美術/特撮/怪獣」展を見てまいりました。

「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「マイティジャック」の
怪獣やメカニックデザインで特に知られるデザイナーであるとともに
武蔵野美術大学で絵画・彫刻を学んだ抽象彫刻で知られる芸術家であり
数々の映画・・・「トラック野郎」や「新幹線大爆破」「麻雀放浪記」などの特撮美術を担当。
後年は「鬼」や「龍」「天狗」といった日本のモンスターたちに目を向けた作品を作っていた成田ですが
今回の展覧会では美大時代の作品から2002年に亡くなるまでのすべての作品・・・
個人所有の未発表作や、実現しなかった幻の企画案、
そして表に出ない特撮美術の仕事の絵コンテなどの展示も行われています。

作品のボリュームとしてはやはり「ウルトラ」関係のデザイン画がメインとなり
各ヒーロー・怪獣の初期案からの変遷(M1号とか全然違う!)や
怪獣を生み出すための発想法の片鱗もうかがえます。
(1体だけ額装もされていないデザインがあったりもします・・・これは是非会場で)
曲線と直線の美しさが反映されたメカニックデザインも魅力です。
(この魅力が一番発揮された「MJ」が円谷と袂を分かつ原因になるとは)

円谷から離れた成田は自分の事務所を立ち上げ、新たなヒーローを企画します。
それが「ライブショーの公開録画」という形式をとった「突撃!ヒューマン」でした。
映像に比べて格段に制約の多いライブショーという状況を活かした
ステンレスできらきらと輝くヒーローマスク、舞台上で怪獣を映えさせるギミックなどが
盛り込まれた作品ではあったものの、この番組最大の不幸は、
裏番組が「仮面ライダー」だったことでした。
そしてその映像も残っておらず、現在ではデザイン画とマスク、少しのスチル写真が残るのみ・・・
続いて手掛けた「円盤戦争バンキッド」でもさまざまなデザイン的な挑戦を行いますが
「ゴレンジャーの亜種」という扱いで、これも特撮史の中に沈んでいきます。
(奥田瑛二のデビュー作というトピックはあるのですが・・・)

70年代~80年代は特撮・アニメなどの企画を立てるも実現せず、
主に彼が映像の世界に入るきっかけとなった「特撮美術」の世界・・・
それも「特撮映画」でないものが中心となっていきます。
長崎原爆を描いた「この子を残して」の原爆投下~廃墟になった長崎、
数々の戦争映画や、戦後直後を描いた作品の美術、
さらには菅原文太の代表作である「トラック野郎」シリーズのデコトラデザインまで。

さらにこの時期には、アトリエを使わせてもらう対価としての
個人向けオリジナル怪獣のデザインを大量に行っていたほか、
雑誌などでの企画もスタートさせていました。
それは世界の神話や、ゲーム(当時のPC用RPGなど。まだファミコン初期の時代でした)に登場する
モンスターを絵とともに紹介する、という企画でした。

ゲームのモンスターに触れる中で、成田はひとつのことに気がつきます。
日本の怪物が、世界ではあまりに知られておらず、
”ニンジャ”や”サムライ”がモンスター扱いされていること。
(これは「ウィザードリィ」だと思いますが・・・ちなみに前述のモンスター紹介の成田デザインモンスターが
 のちのファミコン版「ウィザードリィ」の末弥純デザインモンスターの下敷きになってる感があります)
この状況を危惧した成田は、「鬼」を中心とした日本のモンスターたちを
迫力の筆致や造形で描き出すことを活動の中心としていきます。
「鬼」「龍」「天狗」といった古来から伝わるモンスターたちに、新たな命を吹き込むかのように。

また、その一方でかつてデザインしたウルトラ怪獣たちをモチーフにした芸術作品の制作も行います。
よりメカニックに、抽象的にデザインされたメカニック・バルタン、略してメバや
「宇宙人の気配」シリーズなど。

「ウルトラマンに角や髭や乳房をつけたり、服を着せたりしてはいけない」と
かつて「鎮魂歌」という作品で語った成田にとって、
ウルトラマンに乳房をつけたウルトラの母が服を着てCMをしているこの博多の街での展覧会は
多少ひっかかるものはあるかもしれませんが、
彼が彫刻家として影響を受けたジャコメッティの「雄鶏」と同じ美術館での展示については
四次元宇宙の片隅で喜んでいてくれるのではないかなぁ、と思ったりもいたしました。
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