スーパーの店頭で映画パロディが入ったアイドルのMVが流れていたのですが
そこで使われている映画の元ネタが
・アベンジャーズ
・スターウォーズ
・ハリー・ポッター
・マトリックス
・燃えよドラゴン
というラインナップでして、
今の世代に通じる映画ネタの最大公約数が
おそらくこのへんなんだろうなぁ、という感じです。
あとこれに加えるとM:Iとかジュラシックパークとか
ターミネーター2あたりになるのかなぁ…とか思ってみたり。
…しかし、実際のところはどうなんだろうな、これ。
スーパーの店頭で映画パロディが入ったアイドルのMVが流れていたのですが
そこで使われている映画の元ネタが
・アベンジャーズ
・スターウォーズ
・ハリー・ポッター
・マトリックス
・燃えよドラゴン
というラインナップでして、
今の世代に通じる映画ネタの最大公約数が
おそらくこのへんなんだろうなぁ、という感じです。
あとこれに加えるとM:Iとかジュラシックパークとか
ターミネーター2あたりになるのかなぁ…とか思ってみたり。
…しかし、実際のところはどうなんだろうな、これ。
元暗殺者、栄光からの転落者、実験体…
脛に傷もつものたちが、己の危機に手を取り合ったとき
…その力は、思ったよりも大きなものになる。
機密実験の痕跡を消すために働く「ブラックウィドウの妹」エレーナ。
日の当たる場所に出るための最後の任務の前に現れたのは
「一瞬だけキャプテンアメリカだった男」ジョン・ウォーカーに
神出鬼没のゴースト、万能の武器使いタスクマスター。
その中に現れた謎の男・ボブと、この任務の真の目的…
「機密に関わった”全て”の抹消」に気が付いた彼女たちは
生き残るための即席チームを結成することになる。
そこに加わるエレーナの父、レッドガーディアンと
議員になったばかりのバッキー・バーンズ…ウインターソルジャー。
ボブに秘められた秘密、そして起こってしまう大事件に
即席チーム、「サンダーボルツ」が動き出す…。
原作コミックにおいて「サンダーボルツ」というチームは
その時期によってさまざまな顔を持ちます。
最初は、ヒーロー不在の時期にヒーローに成りすまして
その遺された装備などを奪うことを目的とした偽ヒーローチームとして。
またある時は、政府によって集められた犯罪者たちのチームとして。
”サンダーボルト”ロスの私兵集団だった時代もあれば、
今回のような「ヒーローとは言えないけどヴィランとも言えない」メンバーが
集められたチームであった時期もあります。
しかし今回のチームは組織されたものでなく
突発的に作られたものであり、
チーム名の由来も「そんなところから?」となっていたり。
そしてどうしても『アウトローが集まったチーム』といえば
DCの「スーサイド・スクワッド」的なものを
想像してしまうところはあるわけですが
そことは確実に違う方向で進み、違う場所へと着地する
そんな物語であったりもします。
「ブラック・ウィドウ」と「ファルコン&ウインターソルジャー」の続きであり
「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」の後の物語ではありますが
見ているだけでこのキャラはどんなキャラか、がわかるような
そんな丁寧さもある作品ですので、
「予習」を考えずに見に行ってもいい、そんな1本です。
7月には「ヘルボーイ」「スーパーマン」といった
他出版社の看板級アメコミヒーローに続き
MCU新作「ファンタスティック4」も公開。
夏の映画は鬼滅だけではない、ですよ。
嵐でロボットが漂着したのは、人間のいない野生の島。
怪物と恐れられながらも、島で己ができる「仕事」を探す中で
一羽のカモの雛、一匹のキツネと出会い、
カモの親として手探りの子育てを行う中で、
ロボットの中に「何か」が目覚めていく。
「ヒックとドラゴン」などを手掛けたスタッフによる
動物とのふれあいで意思を持っていくロボットもの、という時点で
外しようがないというか絶対好きな奴ですやん、って感じだったのですが
キャップ4とかを優先した結果今日になってしまいました。
期待通り、いやそれ以上のものを確実にお出しされましたし
今年のアカデミー賞長編アニメ部門最有力、も納得の出来です。
上映時間もコンパクトでダレ場もほとんどなく、
特に後半、畳みかけるようにクライマックスが連続してくる作品です。
ただ、個人的にその後半の畳みかけっぷりが
「もったいないな」と思ってしまったというか、
4つくらいのでかめのイベントが連続してどんどんどんどん、と来る流れに
もうワンクッション挟めればいいのに、とは思ってしまって。
どれ一つを取り上げても映画のピークにできるポイントだと思ったので
それがこう連続して来てしまうと…という忙しない感が
感想として残ってしまいました。
上映時間があと10分か15分長くて、
映像で示唆的に示される人類の現状をもう少し見せてもらえれば
個人的にはもっとありがたかったかもしれません。
サディアス・”サンダーボルト”・ロスが大統領に就任し、
太平洋上に現れたセレスティアルズ島と、
そこから出土するアダマンチウムの平和利用のための条約締結、
そしてアベンジャーズの再結集を目論む。
かつてハルクを追いつめ、ソコヴィア条約でヒーローたちを引き裂いた男の変節に
戸惑いを感じつつもホワイトハウスへと招かれた
サム・ウィルソン=キャプテン・アメリカの前で、
サムにとっても恩人である、歴史から消されたもう一人のキャプテン、イザイアが
大統領銃撃という凶行に及ぶ。
事件の背後で蠢くのは何者か。
盾を受け継いだ翼のヒーローが、陰謀と戦乱の空を翔ぶ。
このところのMCUだけでなくアメコミ映画には、
どうしても「マルチバース」というギミックがついてくるが故に
作品によってはシリーズ外の、なんなら「作られなかった」作品の知識すら
必要になる場合があったりもしていました。
(「ザ・フラッシュ」のニコラス・ケイジスーパーマンとかね)
もちろんそれだけでなく飽きという側面も大きいのでしょうけど
MCUもかつてほどの勢いや求心力を失っている部分はあると思います。
…カーンやネイモアといった今後の軸になるはずだったキャラの
役者の不祥事による退場、というのも大きいファクターですね。
そんな中での2025年最初の今作。
MCUの中で最もアベレージが高いシリーズだと思っている
キャプテン・アメリカの代替わり後のシリーズ1作目。
ドラマ「ファルコン&ウインターソルジャー」を受けての作品、であるものの
ドラマを見ておいたほうがいい要素としてはイザイアの存在くらいで
(映画中でもどういうキャラなのかの説明はちゃんとされます)
今作で描かれる要素として挙げられるのは
MCU2作目でありながらもさまざまな理由からこれまで掘り下げられてこなかった
「インクレディブル・ハルク」のその後、であり
「エターナルズ」「ブラック・ウィドウ」によって新たなフェーズに入った
MCU世界、神聖時間軸、アース616の「現在」です。
(アース番号、以前は19999だったと思うんですが…)
現実のアメリカ大統領が「こう」なっている現在に、
同じく問題が多い人物が大統領になり…という
現実社会へのまなざしもありながらも
これまでに起こってきた多くの事件の結果、が
このMCU世界をこうしているのだな、ということを改めて実感できること、
これこそがそもそものMCUの、引いてはユニバース制の楽しさではなかったか、と。
日本人としては作中の日本の描かれ方に違和感を感じてしまう
(間違いなく初期案では別の国を想定して描かれていたと思うし、
いや、MCU世界ではこうなんだ、といい張ることも可能なラインではあるけれど)
そんな一面もご愛敬ですし、人によっては刺さらない部分も多そうではありますが
僕にとっては「久々に王道のMCUを浴びれた!」という満足感がまず先に来ました。
ジェームス・ガン監督の新「スーパーマン」映画
(サブタイトル予定だった「Legacy」は外れましたね)の
トレーラー第1弾がついに解禁となりました。
ポスターなどでも使われている「LOOK UP」のフレーズは
"Look Up in the sky!" "It's a bird!" "It's a plane!"
"It's Superman!"
のジョージ・リーヴスTVドラマ版のお馴染みフレーズ、
(「空を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「スーパーマンだ!」)
トレーラーで流れる曲はクリストファー・リーヴ版スーパーマンのテーマ、と
「王道」を継承する、という姿勢がうかがえるセレクトであり、
新ユニバース仕切り直し作品として他ヒーローたち…
グリーンランタン(ガイ・ガードナー)にホークガール、
Mr.テリフィックにメタモルフォといったキャラも顔を見せ、
もちろんヒロインのロイスに宿敵のルーサー
(演じるのはX-MENシリーズのビースト役だったニコラス・ホルト)に
肝心のスーパーマン/クラーク・ケントも
クラークのときの芋っぽさとスーパーマンの頼れる具合のバランスが
ものすごくいい感じに仕上がってる、と思います。
そしてスーパードッグ・クリプトがかわいい!
犬種はガン監督の愛犬と同じものに変更したわけですが
こんなふわふわのいぬが強くて空も飛べるってのもいいじゃないすか。
俺なら柴にするわ。
Xでは「ガンって「スーパー!」とかGotGとかスースクとかの
ひねくれたヒーロー映画ばかり作ってるけど大丈夫なの?」って声も
有識者方面からも出ているわけですが
アラン・ムーアあたりが代表例だけど
どんなひねくれた作風の人でも
スーパーマンの前では正座して居住まいを正し
王道の物語を描きたくなるものなんですよ、と
声を大にして言いたいと思っています。
キャプテンアメリカ4やサンダーボルツも当然楽しみだけど
正直こんなに予告公開だけでテンション上がったのも久しぶりですわ。
マーベル側だとファンタスティック・フォーにこの「王道」を期待してるんだけど
こっちは果たしてどうなるんかなぁ。