Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

一気に再読「ホビットの冒険」

2012-11-23 | 
年末にいよいよ公開の「ホビット」第1章に向けて
「ホビットの冒険」(岩波少年文庫版・当然瀬田貞二訳)を
上下巻一気に再読いたしましたよ。
(新訳版も以前読んだのですが、どうしても所々許せない点が・・・)

「指輪」のような重厚長大さはない、それなりに「子供向け」の
ファンタジー小説ではあるのですが、
それでもビルボ、ガンダルフ、ドワーフたち、人間たちの心情が
後半の展開を真っ当な「子供向け」に留めないものにしていますし
指輪入手後わりとすぐに指輪に頼るビルボを見ると
どうしても先の展開を心配してしまいますw

映画のほうも2部作から3部作へと変更になったということで
『あ、このへんで切るのかな』とか、『ボリューム不足じゃない?』とか
『指輪にしか出てないキャラをどう映画にねじ込むんだ?』とか
若干心配に思える部分もありはするものの、
(原作ラストのホビット荘奪還省略は残念でしたが)「指輪」を
あれだけ忠実に映画化してくれたピーター・ジャクソンなら
きっとうまくやってくれるんじゃないかな、と
期待に胸を膨らませておりますよ。

・・・あとは心配なのは字幕だけど、ニューラインもそこまで馬鹿じゃないよね?

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東映特撮Youtubeがおもしろい

2012-11-20 | 特撮
近年、公式動画配信を行うコンテンツ制作会社が増えております。
以前紹介したバンダイチャンネルですとか、
ニコニコ動画、Youtube、Gyaoなどの動画配信チャンネルを利用した
公式配信は、懐かしい作品から地域格差で見られない最新作
(全国で深夜アニメやテレ東系アニメが見れると思うなよ)を
楽しむことのできる、特にアニメ・特撮好きにはたまらないものなのですが
(Huluとかだと海外ドラマも充実してますよね)
現在、Youtubeの東映特撮Youtubeチャンネルが一番見逃せないサイトになっております。
毎週1作品につき2エピソードずつ、東映特撮の旧作を無料配信しているチャンネルです。

まず、今週中(11/25まで)に見てほしいのが「超光戦士シャンゼリオン」。
現在僕が特撮を見るきっかけになった作品の一つである、
現在の平成ライダー路線の元祖となった作品(スタッフも多くは共通)なのですが
今週の配信分である最終3話のうちの37話、38話が
「東京都知事となった敵の幹部が都知事を辞め、
 東京を独立国家にしてその初代皇帝になる」という
ここ最近の政治ニュースともシンクロするような感覚も味わえる話となっており
(都知事選回配信のときに感想書いておけばよかった・・・)
『あー、あのひととかあのひともこういう国にしたいのかなぁ」と
思ったり思わなかったりいたしました。

で、先々週から始まった「快傑ズバット」。
これは「怒り新党」の「新3大○○」の特撮ネタが好きな人なら
是非見て頂きたい、全編が「えぇぇぇぇぇ!」と唖然となる怪作であり快作です。
基本フォーマットは日活無国籍アクションにハングマン風味を足した特撮物であり
友人の科学者を殺された私立探偵が、旅をしながら友人を殺した犯人を捜し
その土地の住民を苦しめる悪党を退治する、という話なのですが
主人公である宮内洋演じるさすらいの私立探偵・早川健のキャラの強烈さと
毎回出てくる用心棒との腕比べのインパクトがものすごすぎて
当時子どもより大学生とかに人気が出てしまい、おもちゃが売れずに番組短縮、という
番組の末路も「さもありなん」と思えてしまいますw
(前述の「シャンゼリオン」も同様の問題で延長→短縮という憂き目を見ていたりします。
 ・・・こちらはイケメンキャスト見たさに夜のお仕事のお姉さんが見ていたという噂もありますが)
見ると確実に「日本じゃぁ~2番だな」とやりたくなる作品ですw

そして現在配信されている戦隊シリーズが、
配信が始まったばかりの「サンバルカン」を除き
どれもが最大の盛り上がりを見せるクリスマス決戦回周辺となっており
「梅ちゃん先生」でレッドが好演を見せた「ボウケンジャー」や
イケメンヒーローブームの中で盛り上がりを見せた「ガオレンジャー」、
「ゴーゴーファイブ」に「アバレンジャー」と、熱い展開を楽しめる
そんなタイトルが揃っています。

仮面ライダーは現在「ストロンガー」のみの配信ですが、
こちらも後半であるデルザー軍団編に突入したばかり。
すべてが幹部クラス、首領の座を争う強力な怪人たちの前に
ストロンガーのパワーアップ、パートナー・電波人間タックルの悲劇、
先輩ライダー続々登場、そして5作品7人のライダーの物語のクライマックスが
これから楽しめるというそんなおいしい時期でもあります。

寒い夜には、おうちで懐かしの特撮を見ながら心だけでも熱く過ごしてみませんか?
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DJアプリはたのしい

2012-11-19 | 音楽
iPhoneユーザー歴1年超の私ですよ。
アプリは無料のものばかり入れているせこい子でございます。

さて、現在iTunes内の曲をDJプレイできるアプリ
djay for iPhone」が無料、ということで
ためしにDLしてみたんですが、これが異常に楽しいんですわ。

曲のBPMは自動で計測してくれたり、スクラッチとかエフェクトも自由自在、
わりと直感的にいじってもそこそこ面白くつながってくれるという
「なに、今の俺FPMに匹敵しちゃう!?」的な気分すら味わえる
そんなアプリだったりもいたします。
とりあえずiPhoneに入れている楽曲が偏っているせいで
繋げるのに厳しかった曲もわりとあったのですが
「あ、これとこれBPM一緒なんだ!じゃあこうつなげれば・・・」と
DJ気分をキャッキャと味わってみたりいたしました。

・・・この勢いでDJデビューとか、10年若ければしてただろうな・・・w
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フィンランドのくらしとデザイン

2012-11-02 | アート
長崎県美術館で12月24日まで開催の
「フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活」を見てきましたよ。

まず、展覧会の前半はフィンランドという国家の成り立ちと
フィンランド神話である「カレワラ」についての作品の紹介。
ロシア帝国の属領扱いだった19世紀末から民族の精神的独立を
「スオミの森」の風景・・・特に厳しい冬の姿を描くことで表現した風景画や
世界の誕生から英雄たちの物語へと続いていく民族叙事詩「カレワラ」の編纂、
その挿絵やデザインなどで表し、国家としての独立へと向かっていった流れや
建築・絵画・音楽・デザインなどのクリエイターたちが森で作っていったコミュニティ、
そして都市計画としての集合住宅や大規模な建築物を生み出した
建築家であるエリエル・サーリネンの作品の紹介へと繋がっていきます。
そしてこの国が産んだ画家であり世界中で愛される児童文学家、トーベ・ヤンソンによる
「ムーミン」シリーズの挿絵なども紹介されます。
(この展覧会、「展示物に触るな」の注意書きにスナフキン描いてあるんですが
 それはキャラクターと思いっきり正反対じゃねぇかと思うんですがw)

後半は、この国が誇るプロダクトデザインの歴史から
アルヴァ・アアルトのスツールやアームチェアや照明、
マリメッコのテキスタイル・デザインとその生地によって作られた服、
カイ・フランクによる実用性とデザイン性を両立させた陶器・ガラス器が
それぞれ紹介されており、
「夏は白夜で朝まで外で騒ぎ、冬は室内にこもることを楽しむ」
スオミランドの住人達が、その生活を美しく、楽しくするための
一生付き合っていくアイテムたちが所せましと並んでおります。
アアルトのチェア・スツールに関しては実際に座れる展示もあったり
(前の北欧デザイン展のとき『目の前に椅子あるんだから座り心地確かめたい』って
 アンケート書いた覚えあるもんなぁ・・・強度が心配でちゃんと座れてないけどw)
フランクのデザインした器は、現在のレンジなどに対応した形で現在も発売されていたりと
「きれいだなあ」と思うのと、それ以上に「使ってみたいなぁ」と思わされる
そんな展示だったように思います。
マリメッコの生地は服に仕立てるよりもそのままタペストリー的に壁にかけたいと思ったなー。

後半のデザイン系の展示を期待していた所の、前半の油絵(それも厳しめの風景画)連発で
少し意表を突かれた感がありましたが、この国の国民性と歴史、
そして環境を知った上でデザインに触れる、という流れによって
デザイン作品に触れたときの印象も大きく変わってきたなぁ、という感想です。

あと、常設展(企画展チケットで入れます)も、
新規収蔵品(鴨井羊子デザインのスリップも!)に
今回の企画展に合わせた、フランクの指導を受けたデザイナー・森正洋の
陶磁器作品の展示も行われていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

クリスマスイブまでが会期のこの展覧会、
(フィンランドはサンタクロースの国でもあります)
ぜひデートに利用して、ミュージアムショップのムーミンカフェグッズなんかを
プレゼントに利用してみるのもいいかもしれませんよ。
(12/22,23にはプレゼントボックスを作るワークショップもあります)
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帝国が攻めてくるぞ

2012-11-01 | 映画
とりっくおあとりーと(1日遅れ)

『スター・ウォーズ』新作が2015年に全世界公開へ! ディズニーがルーカスフィルム買収を発表

シネマトゥデイさんの記事で紹介しましたが、
昨日は朝からこの話題で持ちきりでした。

ディズニーが!ルーカスフィルムを!買収!
しかも!2015年に!エピソード7公開予定!

・・・2015年って「アベンジャーズ2」と「ジャスティス・リーグ」予定されてるんですが
今年の夏以上の祭になるんですか・・・

ここ5年でディズニーは、ピクサー、マーベルコミックス、
そして今回のルーカスフィルムと、買収を重ねて大きくなっております。
3大テレビ局のひとつであるABCも傘下なので、
巨大な帝国が併合を重ね、さらに盤石になった感じになります。

ピクサー買収はディズニー作品全体のクオリティ向上と
(ジョン・ラセターをディズニー全体の制作部門に迎えたのもその一環)
契約関係で揉めるよりは、という判断もあったと思いますが
(一時「トイ・ストーリー3」をディズニー単体で制作、って話もありましたね)
マーベルと今回のルーカスフィルムの買収は、少し毛色が違います。

幼児にはディズニーキャラクター、
そして女子にはディズニープリンセスとアイドルで絶大な支持を得ていますが
ローティーン男子に受けるキャラクターが弱点となっていました。
(日本だとコロコロ~ジャンプが拾っている層ですね)
そこで過去には一時「パワーレンジャー」の制作も行ってみましたが
こちらも不評だったのか現在は元の制作社だったサバンに戻っています。

そこで、映画化でキャラクターの人気も息を吹き返したマーベルコミックスに
(現在はX-MEN中心からアベンジャーズ中心に仕切りなおしている途中という印象が)
SF映画界最強のキラーコンテンツである「スターウォーズ」の獲得で
男子受けするキャラクターをがっしり抑えたのかなぁ、という気がいたします。

今回「エピソード7」からの新・新3部作がディズニー傘下、
ルーカス抜きでの制作決定ということで不安視する声をTwitterで散見しましたし
著作権がらみのネタは見飽きるレベルで見たのですが、
新3部作(EP1~3)を見る限りだと、今のルーカスが関わり続けるよりは
ルーカスは監修程度で、SWを撮りたい監督をよりどりみどりに選べる
EP7以降のほうが期待できる気がしますし、
買収後のマーベルも旧来通りの展開が続いているということを考えると
ディズニーが内容に口出ししてくる可能性は低いのでしょう。
あと著作権に関しては、海外のファンアートの多さとか
どう考えても許可とってると思えないディズニー風キャラが町に溢れてる現状で
そんなMIBみたいな著作権取締りなんてねぇよ、とw
(公式二次創作的な部分は厳しくなるかもしれないけど)

そして旧作の権利に関しては、EP4はFOXが永久にソフト発売・劇場配給権を持ち
12356の5作も2020年まではFOXが配給権を持っているということなので
旧作はそのまま楽しめる状態のようですね。
あとTDRのSWアトラクションについては現行の「スターツアーズ」を楽しんでくださいw
(最近になってやっとピクサーのアトラクション増えた状態だし・・・
 マーベルのアトラクションできないかなー)

※11月23日追記
「スターツアーズ」現在リニューアルのため停止中なんですね・・・
来年5月に3D映像+新作映像で復活ということで楽しみです。
宇宙船に乗るまでの展示も楽しいんだよなぁ。

しかしEP7って、今までに発表された小説版とかがベースになるのか、
そこらへんが完全に黒歴史になってしまうのか・・・どうなんだろうなぁ。

こんな動画もう公式で作ってやがったのかwちくしょうw
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