書きそびれていた話。
映画『シャイニング』を劇場へ見に行った。
有名すぎる作品なのに、恥ずかしながら初見である。
人が殺されまくるホラー作品を一人で見る事に、まず抵抗があった。
グロテスクには慣れてきてる、と自分に言い聞かせながら突撃して。
見終えた時は満たされていた。
雪の迷路の頭脳戦、素晴らしかったですとも!
おかげで、『GTO』や『はめフラ』などアチコチで使われてる場面、「斧で遮蔽物を破壊する」の元ネタをついに拝めた。
バラエティ番組で聞き知ったあのBGMも、本当はショッキング&シリアスなんだという真実を知った。
ただ、思い返すと、そもそもあの惨劇は、一家の父親が仕事にのめり込みすぎて、食事も睡眠も取らなかったのが発端に思える。
自然な生活リズムを壊してしまったから、悪霊に狙われたし、妄想に染まったのでは。
……って、どこか身につまされる話で。
私も気をつけよう。
それにしても、例の感染状況が悪化する前に見に行けたのは、つくづく幸運だったと思う。
こういう感じで、同じく書きそびれている作品について載せる日が、もう何回かある予定。
感想を書くまでは、鑑賞した余韻に浸り続けていられるからね。