肉を食べるのをほぼやめられたのはよかったのですが、弊害もありました。
ほぼ菜食に移行してからしばらく経ったころ、時々立ちくらみがするようになりました。その名の通り、座った状態から急に立ち上がるとクラッとくるのです。それまでは長い間(多分10年以上)一度も経験していなかったので、これは食生活を変えたせいだと思いました。他にも、滅多にしなかった肩こりがするようにもなりました。
調べてみると、栄養素としては鉄分が不足しているということになるようです。鉄分には肉や魚などに多いヘム鉄と、野菜や穀類に含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄の方が吸収されやすいのです。再び肉をたくさん食べるようにすればおさまるのはわかっているのですが、それでは元の木阿弥。そこで一時的にヘム鉄のサプリメントや鉄剤を試してみましたが、あまり変わらず。特に鉄剤を飲むと便秘になったので、弊害の方が大きい気がしてやめました。
いろんな人に教えていただいたりした内容を総合して考えると、肉は栄養の吸収がよいため、それに体が慣れて吸収力が落ちているようです。食べ物を分解・吸収する時に使われる酵素の観点からいうと、菜食に移行するには野菜を分解する酵素がまだ十分ではなく、腸内環境や酵素を菜食に合った状況にもっていく必要があります。このへんのことは、hallick先生のブログのアトピー治療の回に書かれています。
肉をたくさん食べることは様々な害をもたらしますが、一方で肉にはビタミンやミネラルなども多く含まれているため、急に食べるのをやめてそれを補うことができないと不具合が発生するのです。これに対して砂糖の場合は糖分以外に栄養が全くないので、逆に急にやめても不都合はないと思われます(やめたことによるストレスからくる害は別ですが)。
これもhallick先生の記事に書かれている話ですが、こういう症状のことになると、マクロビでは「好転反応」という言葉がよく出てきます。正しい食事に移行した際に一時的に生じる不快な症状(発疹、だるさ、痛みなど)のことを指しますが、好転反応はあくまでも排出や治癒のための短期間の症状であるはずで、私が経験しているのは好転反応とは言えないと思います。何でも「好転反応」ですますのは危険ですので、きちんと原因を考えて必要な対処をすべきです。
一般論としては、肉をやめるにも徐々に減らしていくべきだということになると思うのですが、前回までに書いたように私の場合は急にやめたからこそやめられたので、自分としては「これでいいのだ」とバカボンのパパ的に納得しています。体が菜食に適応するまで、腸の活動を盛んにする発酵食品(味噌、納豆など)を多めに食べるとか、必要に応じてサプリメントを使うとかで対処していきたいと思っています。
ほぼ菜食に移行してからしばらく経ったころ、時々立ちくらみがするようになりました。その名の通り、座った状態から急に立ち上がるとクラッとくるのです。それまでは長い間(多分10年以上)一度も経験していなかったので、これは食生活を変えたせいだと思いました。他にも、滅多にしなかった肩こりがするようにもなりました。
調べてみると、栄養素としては鉄分が不足しているということになるようです。鉄分には肉や魚などに多いヘム鉄と、野菜や穀類に含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄の方が吸収されやすいのです。再び肉をたくさん食べるようにすればおさまるのはわかっているのですが、それでは元の木阿弥。そこで一時的にヘム鉄のサプリメントや鉄剤を試してみましたが、あまり変わらず。特に鉄剤を飲むと便秘になったので、弊害の方が大きい気がしてやめました。
いろんな人に教えていただいたりした内容を総合して考えると、肉は栄養の吸収がよいため、それに体が慣れて吸収力が落ちているようです。食べ物を分解・吸収する時に使われる酵素の観点からいうと、菜食に移行するには野菜を分解する酵素がまだ十分ではなく、腸内環境や酵素を菜食に合った状況にもっていく必要があります。このへんのことは、hallick先生のブログのアトピー治療の回に書かれています。
肉をたくさん食べることは様々な害をもたらしますが、一方で肉にはビタミンやミネラルなども多く含まれているため、急に食べるのをやめてそれを補うことができないと不具合が発生するのです。これに対して砂糖の場合は糖分以外に栄養が全くないので、逆に急にやめても不都合はないと思われます(やめたことによるストレスからくる害は別ですが)。
これもhallick先生の記事に書かれている話ですが、こういう症状のことになると、マクロビでは「好転反応」という言葉がよく出てきます。正しい食事に移行した際に一時的に生じる不快な症状(発疹、だるさ、痛みなど)のことを指しますが、好転反応はあくまでも排出や治癒のための短期間の症状であるはずで、私が経験しているのは好転反応とは言えないと思います。何でも「好転反応」ですますのは危険ですので、きちんと原因を考えて必要な対処をすべきです。
一般論としては、肉をやめるにも徐々に減らしていくべきだということになると思うのですが、前回までに書いたように私の場合は急にやめたからこそやめられたので、自分としては「これでいいのだ」とバカボンのパパ的に納得しています。体が菜食に適応するまで、腸の活動を盛んにする発酵食品(味噌、納豆など)を多めに食べるとか、必要に応じてサプリメントを使うとかで対処していきたいと思っています。
僕もマクロビオティックを始めてから、色々な
体の変化がありました。困ったのは口の中(舌)が
痺れるようになった事。最初ビタミンBが不足している
のかと思いましたが、何故か粉物を減らしたら自然に
治りました。原因は未だ不明です。
また、健康診断の結果によると、白血球と血小板の数
が減少していました。
何が好転反応なのか、見極めるのは難しいですよね。
最近ブログをはじめました。
こちらのサイトもLINK させてもらいます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
口の中がしびれるというのは何なんでしょうね。粉物との関係も興味深いところです。食べ物と体調との関係というのは複雑で難しいですね。
ブログ拝見しました。玄米と野菜をたくさん食べて体重を減らされたというのは私と共通するものを感じました。やせるということはマクロビオティックにおける些細な一面でしかないというのも大賛成です。がんばって実践していきましょう!
本来、完全菜食であるゴリラも
捕まえてきて動物園で肉を与えるようにすると
肉好きになり、行動も変化するようです。
植物を消化することもできなくなるとか・
今、進化論とマクロビについて書こうと思っています。猿が人間に進化したのは穀物を主食としたからというのが、マクロビの通説です。
人類の祖先が肉を食べ、狩りを主として生活していたことを書いていません。
猿が人間になったのは、肉を食べたことが原因のひとつであると考えるのですが、そのようなことをマクロビのブログで書いて良いものか・
迷っています。
rice-addictさんは、そういう記事を不快に思われるでしょうか?
で、そこをクリックして、自分のブログを読んだら、ビックリしました。
「話して」を「離して」と書かれているではありませんか。(笑)
私の誤字脱字はいつものことですから、慣れている人は「またか!」程度で済ますと思いますが、初めての方なら、
「あれー、rice-addictさんは、こんな人のブログも読んでるの?」
となるかと思い、急いで訂正しました。(笑)
体質が整うまでは、個人差があり、多少時間のかかる人もいるのですが、必ず整いますので、頑張ってください。
rice-addictさんの徹底ぶりには感服致しております。
進化論の話、ぜひ書いてください! 不快なんてとんでもない。考えたことが素直に書けないと、マクロビオティックも教条主義に陥ってしまいます。かの桜沢如一翁も「オールOK、ノンクレド(全て受け入れろ、しかし信じるな)」と言っていたそうですし。私も疑問に思ったことは遠慮なく書こうと思っています。
話題がちょっとズレちゃうかもしれないんですが、こういう話が・・・
牛や馬、象などは草食です。草からあの筋肉を作り出します。だから基本的に動物(人間も)は草食のみで十分筋肉を作ることができるようになっているのです。しかしそれが肉食することになると、草→肉へのエネルギーが使われません。つまり 「近道」して 肉→肉なので。 それで余ったエネルギーはどうなるかというと、それがいろいろと都合の悪い(心身とも)方に働くという考え。肉食中心の国に戦争する国が多いというのもこれからきていると・・
これは シュタイナーの本に書いてありました。たしかに牛は草→肉を作りますもんね。
おっしゃるように貧血については「好転反応」に終わらせず、一度検査をしたほうがいい場合もあります。 癌などの初期症状で貧血が現れていることもあるからです。
肉→肉は消化・合成の過程としては結構複雑ではありますが、草→肉に比べるとエネルギーが余りそうな感じはしますね。そもそも肉を食べるためには他の動物を攻撃しないといけないので、攻撃的な動物が肉食として生き残ってきたとも言えるわけで、鶏が先か卵が先かという話にはなりますが。
貧血は確かにコワイ。食生活が変わったこともあり、血液検査の結果はきちんと観察していきたいと思っています。もうあまり若くないですし...。
イギリスはここまで暑くはないですね。だからスイカはおいしくない。でも冬は日本より寒いのになぜ「おでん」や「鍋」といった食べ物を食べないのか?「赤ちょうちん」(by かぐや姫)の風情はあの国では通用しません。
そーですね・・ま、お互いに年齢が・・。しかし、気持ちは若くいきましょう。そして都合が悪いときは「トシだから」といって逃げましょう。その使い分けができるのが私たちの年齢です♪
私は動物性だけ止めて砂糖を止めなかったためアレルギーを悪化させてしまいましたが、やはりマクロビ健康相談では「排毒」と言われました。信じて耐えていましたが、疑問も出てきてマクロビのセカンドオピニオンを繰り返し、新城先生のところにたどり着いて救われました。
マクロビを始めるときによく「できることから」とありますが、女性の場合は私のように動物性は止められても砂糖や甘味は止められないことが多いと思うのでこの点は要注意だと思いました。
またマクロビは日本人の食事の歴史と進化に基づいてますが、個人の歴史?も考慮してゆっくり進化?していかないと新城先生のブログにもあったように酵素不足などの不具合が起きることを身を持って体験したので、この点も警鐘を鳴らしたいところです。