先日会社の人と飲みに行った時、私のことを「意志が強い」と言う人がいました。なぜかと聞いてみると、「まずい玄米を食べ続けているから」。またかと思いながら「玄米はおいしいですよ」と力説したのですが、理解してもらうのは大変です。
ただ、必ずしも米は玄米だけでいいとは言い切れないところがあります。cocomeloさんのブログで、「玄米をどれくらいの割合で食べるか」という話がありました。以前にマクロビ・パパさんのブログでも同様のことを書かれていました。
米には精米のしかたによっていろんな種類があります。これまでわかったことをまとめてみます。米の部位(ぬか・胚芽・胚乳)については例えば「玄米を食べてみませんか」というページに図があります。
・玄米: 収穫した米を脱穀してもみがらだけを取ったもの。胚乳(白米の部分)だけでなくぬかや胚芽も含む
マクロビオティックで重要な役割を担っている玄米。栄養の点からはこれが一番です。しかし夏場などにあまり玄米だけ食べていると陽性過多になってつらい(水気を多くして炊くとある程度楽ですが)。また、ぬかと胚芽があるのでよく噛む必要があります。
特に後者は小さい子供がいる場合は要注意です。うちの次女(4歳になったばかり)に玄米を食べさせると、消化せずにそのまま便に出てくることがあります。よく噛めと言っても無理なので、玄米を常食させるのはまだ早いなと思っています。
ただし消化しやすく調理することは可能で、hallick先生のミネラルスープはおいしくて栄養も非常にあるので、時々作っています。玄米1合で家族4人に十分な量になります。
・分づき米: 玄米を白米に精米する途中の段階で止めたもの
ぬかが部分的に、胚芽はほぼ残っています。精米の程度によって三分づき、五分づき、七分づきなどがあります。数字が大きいほど白米に近くなります。いわば玄米はゼロ分づき、白米は十分づきです。
子供の消化の点ではこれがよいと思って五分づき米を試してみたのですが、炊飯器でうまく炊けないのが難点です。これは多分、単に分づき米用の炊飯コースがないからで、白米コースだとパサパサになり、玄米コースで炊くと粘り気が出すぎます。土鍋や圧力鍋で分づき米用の炊き方をすればかなり有望かも。
[11/29追記]
マクロ美風さんからコメントをいただきました。分づき米コースのある炊飯器もあるそうです。それならおいしく炊けそうですね。
・胚芽米: ぬかを取り去って胚芽と胚乳だけにしたもの
白米に胚芽がくっついた形をしています。ぬかの分の栄養はなくなりますが、それでも白米よりはかなり栄養があり、味の方は白米とほとんど変わりません。玄米の苦手な人にはおすすめです。これに米以外の雑穀を混ぜて食べればかなりいいのではないでしょうか。
・白米: ぬかも胚芽も取り去ってしまって胚乳だけにしたもの
マクロビオティックを知るまで長年食べてきた白米なんですが、安いということと銘柄が多くて選択肢が広いということ以外には特にメリットなし。
結局、うちでは玄米と胚芽米+雑穀の2通りを場合に応じて使い分けることにして、白米は全廃しました。胚芽米に入れる雑穀は
・丸麦、はと麦などの麦御飯系
・もちきび・もちあわ・アマランサスなどの小粒系
・黒米(もっちりしておいしい)
・市販の雑穀パック(何種類かの雑穀を混合したもの)
のいずれかを気分で選んでいます。これで結構快適です。
P.S. このブログも開設1年を迎えました。最初の記事では結構大上段にふりかぶったことを書きましたが、何を書くべきかについてはあまり重く考えず、気楽に続けていこうと思います。今後ともよろしくお願いします。
ただ、必ずしも米は玄米だけでいいとは言い切れないところがあります。cocomeloさんのブログで、「玄米をどれくらいの割合で食べるか」という話がありました。以前にマクロビ・パパさんのブログでも同様のことを書かれていました。
米には精米のしかたによっていろんな種類があります。これまでわかったことをまとめてみます。米の部位(ぬか・胚芽・胚乳)については例えば「玄米を食べてみませんか」というページに図があります。
・玄米: 収穫した米を脱穀してもみがらだけを取ったもの。胚乳(白米の部分)だけでなくぬかや胚芽も含む
マクロビオティックで重要な役割を担っている玄米。栄養の点からはこれが一番です。しかし夏場などにあまり玄米だけ食べていると陽性過多になってつらい(水気を多くして炊くとある程度楽ですが)。また、ぬかと胚芽があるのでよく噛む必要があります。
特に後者は小さい子供がいる場合は要注意です。うちの次女(4歳になったばかり)に玄米を食べさせると、消化せずにそのまま便に出てくることがあります。よく噛めと言っても無理なので、玄米を常食させるのはまだ早いなと思っています。
ただし消化しやすく調理することは可能で、hallick先生のミネラルスープはおいしくて栄養も非常にあるので、時々作っています。玄米1合で家族4人に十分な量になります。
・分づき米: 玄米を白米に精米する途中の段階で止めたもの
ぬかが部分的に、胚芽はほぼ残っています。精米の程度によって三分づき、五分づき、七分づきなどがあります。数字が大きいほど白米に近くなります。いわば玄米はゼロ分づき、白米は十分づきです。
子供の消化の点ではこれがよいと思って五分づき米を試してみたのですが、炊飯器でうまく炊けないのが難点です。これは多分、単に分づき米用の炊飯コースがないからで、白米コースだとパサパサになり、玄米コースで炊くと粘り気が出すぎます。土鍋や圧力鍋で分づき米用の炊き方をすればかなり有望かも。
[11/29追記]
マクロ美風さんからコメントをいただきました。分づき米コースのある炊飯器もあるそうです。それならおいしく炊けそうですね。
・胚芽米: ぬかを取り去って胚芽と胚乳だけにしたもの
白米に胚芽がくっついた形をしています。ぬかの分の栄養はなくなりますが、それでも白米よりはかなり栄養があり、味の方は白米とほとんど変わりません。玄米の苦手な人にはおすすめです。これに米以外の雑穀を混ぜて食べればかなりいいのではないでしょうか。
・白米: ぬかも胚芽も取り去ってしまって胚乳だけにしたもの
マクロビオティックを知るまで長年食べてきた白米なんですが、安いということと銘柄が多くて選択肢が広いということ以外には特にメリットなし。
結局、うちでは玄米と胚芽米+雑穀の2通りを場合に応じて使い分けることにして、白米は全廃しました。胚芽米に入れる雑穀は
・丸麦、はと麦などの麦御飯系
・もちきび・もちあわ・アマランサスなどの小粒系
・黒米(もっちりしておいしい)
・市販の雑穀パック(何種類かの雑穀を混合したもの)
のいずれかを気分で選んでいます。これで結構快適です。
P.S. このブログも開設1年を迎えました。最初の記事では結構大上段にふりかぶったことを書きましたが、何を書くべきかについてはあまり重く考えず、気楽に続けていこうと思います。今後ともよろしくお願いします。