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二分の一成人式~式典編

2008-02-21 23:37:05 | 子供達の日常
今日は息子の学校で、二分の一成人式が行われた。

先月、息子がもらってきたプリントに、今までの10年間を親と一緒に振り返るように記述していく作業をしたが、今日は、昼からの5時間目の授業が、この「二分の一成人式」の式典だった。

まず、体育館が会場だったのだが、壁面に子ども達の作文と習字が貼られており、息子の学級の作文も展示してあった。

ステージ上のスクリーンに、子ども達が先日持参した写真が、パソコンに取り込まれてスライド式に。
ステージを背面に、子ども達が着席。
子ども達と保護者の間に、広く空間が取ってあり、マイクが準備してあった。

先生の指示に従い、実行委員になった子ども達が、マイク前に出てきて挨拶。
その後、スライドを映しながら、ゆるやかなオルゴールのBGが流れ、二分の一成人式が始まる。

卒業式のように、子ども達が一人ずつ、たくさんの台詞を少しずつ分けながら掛け合っていく・・・という形式だった。

1997年、この学年の子ども達が生まれ、赤ちゃんだったときから1歳の誕生日を迎えt、幼稚園、保育園、そして2004年に小学校に入学。

小学校に入学してからは、遠足や運動会、校外学習で学んだことや見学旅行のことなど、それぞれを回想するようにスライドも流れる。

子ども達の掛け合いも佳境に。

間に、リコーダーの演奏と、運動会で踊った「魂叫び」の踊り、全員で合唱と、かなり盛りだくさんの内容だった。

子ども達の掛け合いの後、保護者代表4人のお母さんが、10歳を迎えた子ども達に語りかける。

生まれてくるまで、不安で心配で、でも楽しみだったこと。
君たちが、お父さんとお母さんを選んで生まれてきてくれたこと・・・。

見ている私も、じんときて、息子が生まれてからの10年をボーッと振り返ってみた。

思いがけない来賓も!

息子が1~2年生の時に担任だったO先生。
O先生は息子が3年生になった年、異動で他の小学校に。

思いがけない再会に、子ども達も照れいた。

今まで、担任をしていただいた他の先生も、それぞれ御祝いの言葉を、子ども達に語りかけていた。


式典も終了。

その後、懇談会が行われ、解散。

私は、壁面に展示していた息子の作文を読んだ。

息子は・・・・。

「生まれてから、今まで一番うれしかったことは、妹が生まれたことです」と。

そして、一番悲しかったことが、大叔母さんが亡くなったことと書いていた。

それを読んだ瞬間、鼻がつーんとして、目から涙が出そうに・・・。

「もっと、いろんなことを勉強したい」とも。

ゆたちん、今のまま素直で、毎日元気に育ってね。
あなたが生まれてから、私も「お母さん10歳」だよ。

二分の一成人式、おめでとう。