晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

雪の半日(その2)

2010-01-13 16:54:49 | 日常生活
無事に店舗にFAXも届いたようで、またまた重たいシッパーを抱えながら駅に。

途中、自宅から電話が。
「どうしたん?」
「お母さん、学校に行きたい
「どうやって??」
「歩いて行く」

暇をもてあましている子ども達は、歩いて一緒に学校に行くと言い出した!
他にも、バスに乗れなかった友人数人と、一緒に行くらしい。

・・・あのね、あなたたち、遠いから(自宅から学校まで4km)バス通学だろうが!!
普通に歩いても1時間かかるのに、こんな雪道だったらもっと掛かると思うよ??

「ちょっと待って、また電話するから」
「うん」

やっと、駅に到着。
前支部からは、そんなに遠くないのだが、雪で足下はふらつくし、何よりもシッパーが・・・(しつこい)。

例によって、事故の件が貼り出してあり、上下とも雪の影響も含めて、ダイヤは乱れている。
ようやく直方以降にも電車が通じるようになり、遅れてはいるが、遠賀まで行けるかもしれない・・・。





総括者に電話する。
「もしもし?今、○○駅なんですが・・・」
「まだそこにいるの?どうなった?」
「なんとか電車が動くみたいなので、今からそちらに向かおうと思いますが」
「雪は?もう止んだ?(遠賀は降ってないらしい)」
「今、すごく吹雪いてますけど・・・」
「ええ~~!! じゃぁ、もう帰っていいよー。そうじゃないと、こっちに来たら、今度は帰りの電車がなくなるよ」
「はい。すみません」
「お疲れ様でした」
「はい」


というわけで、今度は遠賀川駅までの切符ではなく、そのまま自宅最寄りの駅までの切符を購入。

自宅に電話。
「もしもし?」
「お母さん、学校、どうしよう」
「今からそっちに帰るから、今日はもう学校に行かんでいいよ」
「うん。わかった。あ、お兄ちゃんがね・・・」
「うん?」
「なんか買ってきてって」
「そりゃ、無理!!」



時間になり、電車も到着。
やっと座れた・・・。

最寄り駅で降り、降りしきる雪の中、傘も差さずに(させずに?)自宅に向かう。


12時10分。
自宅に到着。

密度が濃い半日だった。

あ~~、疲れた・・・。




ちなみに、ベランダに積もった雪を計ると、18cmありました。



ありゃ、レンズに指がかかってしまった。


あ~あ、明日が怖いなぁ・・・orz




雪の半日(その1)

2010-01-13 16:42:47 | 日常生活
予報通り、今日は大雪。
朝6時半。
カーテン開けたら、そこは水墨画の世界 (まるでこのブログのテンプレートのよう)。
辺り一面、灰色の世界(まだ日が出てない)が広がる(本当です)。


息子の担任から電話。
本日、スクールバスが運行できないとのこと。
よって登校が無理ならば、出席停止扱いにできますので、無理に登校しないでもいいですよと。


・・・どんだけなんだ


私は、本日は担当地域の会議。
議案書も資料も試食も、すべて私が持参することになっているので、昨日のうちに、JRやらバスの時刻表を調べて、車での通勤は断念することに。

学校に連絡した後、子ども達に「外出したらダメ!」と伝言し、最寄りの駅まで歩いて行く。



まず、自宅前。
轍ができているが、10cmほど積もってる状態・・・。

その中を、重たいシッパー(発砲スチロールの箱・試食入り)を持参して、えっちらおっちらとゴム長靴を履いて歩いて行く。

両手がふさがっていて傘が差せないので、私自身が雪まみれ。



写真は最寄りの駅。
上下とも1時間に1本程度しかない・・・。

ここも当然あちこちが雪に埋もれて、到着した車両に乗り込んだら・・・。

ものすごい人が多い!!

こんなに乗客がいるなんて、花火大会の時ぐらいのもんだ(本当です)。

シッパーを持参しているので、両手がふさがり、つり革などで身体を支える事ができず、両足で踏ん張るしかない。
ホント、シッパー・・・・邪魔!! (しかも重いし)

「不審な荷物を見かけましたら・・・・」との車内放送がありましたが、どう見ても、シッパーは不審物


ようやく乗り換えの駅に到着。
腕が痛いのなんの。

ここから、福北ゆたか線の上りに。
上りは門司港方面で、下りが博多になるのだ。

ところが上り方面の小竹で事故があり、復旧の見通しが立たず、新飯塚から直方までは、運行停止中。


私は、直方の向こうに行きたいのに、もうだめだ・・・。

委員さんと総括者に電話しまくる。

委員さんのところは雪は大丈夫そうで、なんとか会議にも出てくることができるとのこと。

全然身動きが取れないし、試食(例のシッパー)も議案書も私が持っているので、委員さんが来ても、会議が進行できない状態なのだ。


総括者から・・・。
「今いるところからなら、○○支部(前支部)が近いでしょ?そこから、店舗(会議の会場)に、議案書をFAXしてね。試食はもういいから」

ここで駅を降り、シッパーを抱え込んで、前支部に。

シッパーの中身ですが・・・。
しゃぶしゃぶ用豚肉300g、レタス1玉、タマネギ1.5kg、キュウリ3本、未開封のドレッシング、開発中のモニタリング商品それぞれ8セット・・・。

フラフラしながら前支部まで歩いて行くと、見慣れたトラックから誰かが手を振っていた。

「おお!!」
「あ~!!お久しぶり~!!」

なんと、元専従のSさんだった。

思いがけない再会で本当に嬉しかったが、Sさんもびっくりされたんじゃないかな?と。


前支部の副支部長に挨拶。
副支部長は、私とは逆パターンで、遠賀からこちらに通勤している。

「おはようございます」
「あー、どうされたんですか?」
「実は(以下略)」
「大変ですね。遠賀はそんなに雪はたいしたことないですよ。こっち(飯塚)はすごいですね」
「はい」

その後、支部長にも事情を話す。
「ここの事務局は、今日は自宅待機ですよ」
「ええ!」
「だから、誰も来ないですよ-。委員会も延期になりましたし」
「ええーーー!!」

私の勤務先は海沿いで、雪もここまで積もらないし、なによりみんなが動けるので、飯塚在住の人が信じられないような言い方でして・・・。

「店舗にFAXを送りたいんですが」
「はい」

その前に、店舗に電話。
「もしもし、おはようございます。××支部のりあらですけど」
「ああ、りあらさん」

電話に出たのは副店長のYさん。
「今日ですね、店舗の2階の会議室で委員会があるんですけど、私がこの天候で出てこれないんですよ」
「あら~~(笑)」
「今から、店舗に議案書をFAXしますので、よろしくお願いします」
「じゃぁ、電話番号を教えましょう」
「すみません」

あ~あ、なんてこったい。


前支部の他のスタッフも「りあらさんどうしたの?」と、いろいろ訊いてきたりして・・・。


コーヒーを頂き、その後、どうにもならないので、再び駅まで歩き出す。