半日間の白い巨塔

梅雨の合間の晴れなのか、朝から爽やかな天気。

子ども達が、登校・登園した後、夫から頼まれて地元の大きな病院に。
「ついてきて～」と言うから、車を出してわざわざついてきたのはいいが・・・。
・・・・・とてつもなく、長い半日間だった。

というのも、夫、ことの始まりは１年半前の帯状疱疹。
二次感染を起こし、そのまま栄養指導が入り、高血圧の治療を始めて１年半。

その間、食後の降圧剤やらなんやら服用している。
今のところ、血圧もほぼ正常値になり、血糖値やその他の数値も落ち着いているらしいが、今回、この病院に新しくできた「睡眠時無呼吸外来」を紹介された。

で、今日はその検査なのだ。

まず、受付でカルテを作ってもらう。
その後、内科外来に。

あまりの患者の多さに、私が気持ち悪くなる・・・。

近所の人が、この内科外来で働いており、声を掛けられた。

内科外来の後、睡眠時無呼吸外来に。
病院、いつ来ても広すぎて、迷ってしまう・・・。
ここで心電図を測っていたみたいだが、私は外来受付前の待合所でじっと座っている。

その後、放射線外来に。
どうやら、レントゲンを撮っているらしいが、私はじっと待っている。

その後、耳鼻科外来に。
また検査か診察か・・・・私はじっと待っている。

その後、再び、睡眠時無呼吸外来に。
・・・もうね・・・私が疲れた・・・・

どうやら、入院の説明を受けていたようで、いろんな書類やらなんやらを抱え込んで戻ってきた。
今度、睡眠時の検査を行うので、そのための検査入院と言うわけだ。

その後、内科外来に。

・・・・・やっと終了～～。



しかし、夫の信じられない一言が！

「体重測ったんやけどね。増えとった」
「は？何㎏？？」
「（予想以上の数値）だったよ～」

「・・・あんたさ、もうすぐ、私３人分の重さになるわけ？？」

「なんかね。メタボ？」
「・・・お前はアホか！！」


もう、お願いだから、自覚して。
このままじゃ、ダメなんだって。
自分で努力しないと、いくら周囲がお膳立てしても、もう私には打つ手はないんだ。

みんなね、私に言うんだよね・・・。

「りあらが作る料理が美味しいんやないと？？」
「あんたが食べさせすぎなんよ」

違う、そうじゃない。

もしそうだとしたら、私も今頃は８０㎏オーバーだろう。（現在５０㎏台で、独身時代からこのまま）
子ども達も、肥満児になっているだろうし。

「もう、あんたがちゃんとしてやらんと」
「ちゃんと保険に入っとかんとね」
「死んだらどうするん？」
「ここまで太ったら、あんたがちゃんと管理しないと」

だから、私に言わないで。
どれだけ私が苦しんだか。

本当は、なんとかしてやりたい。
でも、私ではどうにもならない。

「だって、○さん（夫）には言えんやろ？」

で、私に言うわけ？？

お願いだから、「ああしろ、こうしろ」「ああすれば？こうすれば？」と、私に指南するのはやめて！！

・・・本当に・・・やめて・・・


ああ、愚痴になってしまった・・・・。


で、帰宅途中、時間がないので、コンビニで夫は昼食を買っていたが・・・。
コンビニ弁当一つと、カップラーメンと、イチゴオレをチョイスしていた。

食べた後、職場に出勤したようだが・・・。


なんだか、本当に疲れたよ・・・。


とどめの一言。


「コーラ、買っておいてね」

・・・・・・・・・。