晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

キャンドルナイト

2006-12-22 20:27:22 | 日常生活
冬至の今日、電器を消して、ろうそくを燈しました。

「100万人のキャンドルナイト」
夏至と冬至、一番夜が短い日と、一番夜が長い日に、家の明かりを消して、ろうそくの光で語り合う・・・。
~でんきを消して、スローな夜を~

以前、キャンドルナイトの趣旨を学習会で聴き、みんなに話してきた手前、自分もやってみた。
20時から22時までは、さすがにしなかったのだが、昨年、息子のクラスの親子P活動で作ったキャンドルを、さっそく灯してみた。

ゆらゆらとゆれるろうそくの明かりは、リビングの白い壁に揺れる影を映し出す。
壁に向かってジャンケンし、お互い見合わせてみたり、影絵を作ってみたりと、日頃、あまりやったことがないことでこの時間を過ごした。

そしてゆっくりした時間が流れる。


サイモン&ガーファンクル「明日に架ける橋」

2006-12-22 09:56:38 | 音楽話
先月、NHKで、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」が、アレサ・フランクリンのヴァージョンを経てゴスペルナンバーとなって歌い継がれている・・・といった内容の番組を見た。

「明日に架ける橋」
サイモン&ガーファンクルの楽曲の中でも、抜群の知名度を誇る。
もちろん、メロディラインの美しさ、秀逸なる歌詞、アートの澄み切った歌声・・・時代背景も、この楽曲を必要としたのかもしれない。
1970年。
私が生まれた年だ。(それは別にどうでもいいが)

ポール・サイモンと、アート・ガーファンクル。
ともに1941年生まれ。
昭和でいうと昭和16年生まれ。
彼らは今年で65歳(!)

「明日に架ける橋」が収録されているアルバム「BRIDGE OVER TROUBLED WATER」は、1970年に発表された。
残念なことに、彼らのラストアルバムになってしまい、その後、彼らはお互いに別の道を歩むことになる・・・。

「明日に架ける橋」という邦題も素晴らしいが、原題をそのまま訳すると「荒れた海に架ける橋」という感じだろうか。
歌詞をここにはあえて書かないのだが、迷えるとき、つらいとき、顔を上げて前を向いて歩んでいける、そんな前向きな歌詞なのだが、でも、押しつけがましくない。
ともに寄り添っていこう・・・そんなメッセージも読み取れる。

「明日に架ける橋」に限らず、サイモン&ガーファンクルは、非常に名曲かつ有名な曲が多い。
彼らを一躍有名にしたのは、映画「卒業」だろうな・・・。
「ミセス・ロビンソン」「スカボロー・フェアー」(この曲も歌詞がなかなか複雑)「サウンド・オブ・サイレンス」・・・。
ちなみに、ライブでのオープニングは、だいたい「ミセス・ロビンソン」で、アンコールナンバーが「サウンド・オブ・サイレンス」である。
ライブでも、彼らの美しいコーラスは健在だが、ここでは若干、彼ら個人の「音楽性の違い」が見受けられる。

個人的なことだが、この曲、自分の結婚式のキャンドルサービスで流してもらったし、13年前の福岡ドームにもライブでも、実際に歌うのを生で聴くことができたのも、一生忘れない。
今まで行ったライブで、もっとも平均年齢が高かったが・・・、

このアルバムもだが、サイモン&ガーファンクルは、他のアルバムもいい曲が多いし、超有名な楽曲以外にも隠れた名曲も多い。
「BOOKENDS」は非常に凝った作りだし、スカボロー・フェアを収録した「Parsley,Sage,Rosemary and Thyme」のエンドナンバー、「7時のニュース/きよしこの夜」のコラージュも美しい。
よかったら、是非、そういったナンバーも聴いて欲しい。

いい楽曲、いいアルバムは、時を越えても、輝きを失わない物だから。