冬が二度来る

積もらなかったが、雪が降った。
降ったと言うほど大げさではないのだが・・・。

本格的に冬だ。

冬って、一年に２回あるんだよ。

１２月３１日までの冬と１月１日からの冬。

１２月３１日までの冬は、鉛色の空が、なんとなくせっぱ詰まったようで、もの哀しくて、どことなく終末感を漂わせているのに対し、１月１日からの冬は、少しではあるのだが、鉛色の空が明るくなり始めて、希望が見えてくるような・・・。

１月１日の「元旦」って、お正月の朝って意味なんだけど、「元」って字は「春」ってことらしい。
中学の時の同級生で「元」の字を「はる」って読ませていた人がいて、この読み方は「元日」から由来しているってのを、教えてもらった記憶がある。
そうなんだ。
１月１日からは、「春」なんだよね。
だから「迎春」とか、年賀状にも書くんだし。
みなさん、ご存じだと思いますが「旦」の字は、日が昇る様子を表しているし。
だから「元旦」は、「朝」なんです。


いくら春と言っても、一番寒い時期なのも１月・・・。

今から、どんどん寒くなる。
そして、ジェットコースターのように、行事も仕事もてんこ盛りの中、一年が終わるんだろうなぁ・・・。

あ、大掃除が・・・
今なら、中掃除に・・・。