炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

・本物の「 吊り天井 」 だった!公共施設 .   原子力 シールド?

2005-08-18 | 人災社会学!

画像の借用先: 日本気象協会HP.


 8月16日の宮城県沖M7.2の地震で、多くの負傷者を出した「 スポパーク末森 」の天井が、ネジやボルトで壁面に固定されていない上、わずかな振動や風で落下するように出来ていた事実上の「 吊り天井 」であったことが判明し、話題をよんでいる。真新しい建物で、今回、唯一崩壊したこの市民プールに、全国の注目が集まっている。

 大きな被害が想定されていた「宮城県沖地震」の発生が、警告されていたのに、なぜこのような建物がよりにもよって仙台市の手で、建設されていたのか、筆者はいささか、ミステリアスなものを感じてしまう。

 問題の公共施設は、地盤の軟弱な場所に建てられている。揺れは、普通の建物よりも、増幅される。そこに、よりにもよってアスベストを固めた重い天井材を、フックで引っ掛けただけの状態で、ブラブラと屋内プール上に吊るしていたのだから、話はかなり、いや、相当陰謀めいて聞こえる。当然起きるべくして起きた、意図的な「事故」と言えよう。

 吊り天井と言えば、江戸時代のはじめ、本多上野介による宇都宮城の話が、有名である。しかし、そうしたものが、実際に創られた事はない。権力者を暗殺するのに、わざわざ飛騨から他所者の大工を呼んで、証拠が残り、後で簡単に陰謀がばれる構造物を創るなんぞ、当時としても幼稚すぎる。

 一方、現代の宮城県では、実に不可解かつ幼稚な手口の事件が、これまで実に多く発生している。
日本最古の石器を「 発見 」したとして、捏造された旧石器時代のニセ遺跡創造と、それを「 学問 」的?に裏付けした,東北大学文学部等による歴史証拠捏造事件。
仙台市内の病院を舞台にした看護士による,入院患者大量殺害事件。
アーケイド商店街でのトラックによる、自殺巻き込み事件・・・等々々「ナンデ?」という事件がきりなく続いている。

 出典:中日webnews


今回の市内で唯一崩落した、この市民プールでの「吊り天井事件」も、いささか、いや、かなりミステリアスであるが、なぜこのようなものが、よりにもよって、大地震の多発地域に、創られたのだろうか??


 報道によると、東北電力 女川原子力発電所に、想定範囲外の衝撃振動を受け、運転再開のめど立たずとある・・・・
そういえば、あの歴史捏造事件にも、電力関連会社社員が関わっていたなぁ・・・・
宇都宮城から、本多上野介父子を追放せしめた、「 吊り天井 」のうわさの本質はいったい何だったのだろうか? 嗚呼、謎は謎を呼び、めくるめく因果の風車....


いよいよ、 天井裏の謎へ>


ご参考  ・地質学者の意見 「原子力発電所は、小さな地震で壊れてしまう....」

☆ 当ブログ 関連記事 <<<< ・「 防災の日に思う 」  ・「 イギリス湖水地方の核汚染 」>>>>



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6 コメント

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コメントのお礼とトラックバック (fancheyu)
2005-08-19 09:55:58
コメントをありがとうございます。

トラックバックさせていただきました。

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核心に迫る. (U-1)
2005-08-19 12:08:03
ありがとうございます。

読み応えある記事でした!

炉心にも迫ってくださいね。

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Unknown (Unknown)
2005-08-19 13:57:29
東北○○さんへ

スパムごっ苦労様。
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Unknown (simasima)
2005-08-19 14:03:17
コメントありがとうございました。

 当方、設計事務所に勤めていたので、そちらからの視点でコメントさせてください。

 通常、大空間の天井は、ネジやボルトで壁面に取り付けないのです。壁に固定してしまうと固定した部分に力がかかってしまい、地震でなくても、風等で建物が揺れる等の些細な事で、今回のような破壊が起こってしまいます。よって大空間の天井とは、吊り天井となります。

 今回の問題は、安全に対する意識の問題ではないかとおもいます。
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そこが・・・ (U-1)
2005-08-19 14:37:41
ご教示、ありがとうございます。

>地震でなくても、風等で建物が揺れる等の些細な事で、今回のような破壊が起こってしまいます。

今回の問題は、安全に対する意識の問題ではないかとおもいます。



吊り天井って、スッゴク脆いんですね。

何で、念入りに点検しなかったのでしょう。

そこが、スッゴク恐い~!



釧路空港天井の惨状!

http://www.rescuenow.net/today_line/topnews/0309/030926jishin.html
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記事 (参考)
2005-09-07 01:27:48
asahi.comトップ > ニュース特集 > 宮城県沖地震



< 宮城県沖地震 >



過去最大の揺れ検出か 地震で自動停止の女川原発  2005年08月17日19時55分



 宮城県沖で16日に起きた地震により自動停止した東北電力の女川原発(宮城県女川町など)で、施設内の地震計が記録した揺れの強さ(加速度)が、建屋の設計上想定している最強地震の加速度を上回っていたことがわかった。



 原発で検出された地震の揺れとしては、過去最大だった可能性が高い。経済産業省原子力安全・保安院によると、原子炉などの重要施設はさらに大きな揺れを想定した設計になっており安全上問題はないとみているが、東北電力は原子炉や炉心冷却装置などに異常がないか、引き続き点検を進めている。



 原発の耐震基準は、過去1万年間に周辺で起きた地震や活断層の状態などから、起こりうる最大の揺れを「設計用最強地震」と定め、これを満たすように建屋などの構造を決めている。



 さらに、原子炉格納容器などの重要施設については、過去5万年までさかのぼり、直下型地震も考慮して「限界地震」を設定。この揺れが起きても、安全を確保できるように設計されている。



 女川原発では、1号機で最大の251ガル(ガルは加速度の単位)を記録。同原発の保安規定で定めた「最強地震」の250ガルを上回った。同原発の「限界地震」の数値は375ガル。



 原子力安全・保安院の原子力発電安全審査課は「詳しく分析してみないとわからないが、場合によっては耐震基準を見直す議論が必要になるかもしれない」としている。
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