炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

桜島大根 収穫 

2008-03-30 | 休憩室
 南国の作物と思われていた、櫻島大根ですが、一メートルの積雪下で、越冬していました。最大、5kg、横径25cm、縦20cmでした。

 作付けした土壌は、水はけのよい、砂質土です。
前作は、春作のジャガイモ。八月中旬に、ジャガイモ収穫後のうねをならし、蒔き付けました。
うね間の溝に、厩肥を施しただけで、8株中、五株収穫できました。
大量に厩肥を施した三株は、中が腐って空洞状になっていました。(前年作物は、南瓜。)
 
収穫した桜島大根の表面は、黒ずんでいますが、中は大丈夫で、「ス」も入っていません。味は、辛味が全く無く、カブに近い滑らかさでした。煮付けなどにすると、味の染み込みが速く、美味しく頂けましたょ。即席の漬物も(^^)。

 昨年は、すぐ近くの川が氾濫して、この畑も、一昼夜、水没していましたし、生育中は、「 実 」の部分が全く見えませんでしたので、だめかと思っていました。
試しに掘ってみると、おおっ、このとうり!
土中に、すっぽりと隠れていた為、霜の害や、ねずみの害もありませんでした。
有機物の肥料で、70~80cm間隔になるように、間引きながら栽培するとよいようです。

 今回、桜島大根の貯蔵性が良かった原因ですが、根の部分が、すっぽり土に埋まっていたため、寒さから保護された為かと思います。洪水で土砂が運ばれてきて、畑の溝の部分に数cm~10cmほど堆積しましたが、畝の上部には、ほとんど積もりませんでした。他の品種の大根も、同じ条件でしたが、地表に露出した所から痛みだし、貯蔵性は、桜島大根に比べ良くありませんでした。今回植えた桜島大根の系統が、土にもぐる「 吸い込み型 」であった為、貯蔵性が良好となったのでは?と思います。
 一風変わった桜の便りとなりましたが、お読み頂き、ありがとうございました(^^)。

-ご参考-
・ 使用した種子は、お店で買った、 ニチノウ さんの200円の子袋.  種は、たくさん入っています。
・ この会社では、 オンライン ショップ も. http://www.nichinou.co.jp/item/yasai.html
・ おたねばあさんの知恵袋 「 即席漬け 」
本場桜島の大根コンテスト  26.4kg よみうりさんの記事

* 当ブログ関連記事

インドの土壌 参考
オーストラリアの火山風化土壌とコアラ>

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (hanako)
2008-06-29 15:15:58
なんと。。大きくなるものですね。
桜島にはどんな秘密があるのだろう、と
ワクワク・・・地球は不思議ですね。
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hanakoさん、ようこそ。 (Yuzou)
2008-06-29 20:04:53
 桜島大根、はじめて植えました。食べる部分が全然見えないタイプでしたので、あきらめていました。桜島大根は、かぶみたいな食感でした。現地では、元々は自家製肥料で、何度も肥培していたそうですよ。
以下に火山の秘密も書いてあります。
ご笑覧ください(^^)。
http://blog.goo.ne.jp/rgriggs1915/e/fd8334d926c37533324804965cefc2bd
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