炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

福島第一原発の放射性汚染物質、1億ベクレル(毎時)に低下

2011-11-10 | 日本列島の災害
 福島第一原発から排出されていた放射性物質は、一号機屋上外壁カバーの取り付けで、毎時一億ベクレルに低下したという。 一号機の建物内に、一億ベクレル分の放射性物質が、こもっているということなのだろうか。。。。?
 
 また、二号機は、格納容器下部の、圧力調整室の爆発で破損し、底が抜けた状態。汚染冷却水が漏れ続けているというし、三号機の爆発はもっとも激しく、屋上カバーの取り付けは困難、核物質の海と空への放出は続く。。。。。

 そもそも、東海~近畿沿岸で詳細に行われている津波痕跡物の調査は、福島~宮城で行われていなかったのだろうか?
海岸の津波堆積物は地表から、極々浅い所に埋まっていて、非常に安い費用で容易に調査が可能なはずであるが、どうなっていたのだろうか?

 文献記録だけに頼った過去の津波評価では、片手落ちで、これによって創られたハザードマップは、「イカモノ」であったことは、石巻市大川小学校の悲劇からも、明らかと思う。 21世紀の現代に、古文書だけを頼りに、人命に関わる防災計画を立てるなど、ほとんど学問を逸脱した、似非調査と言ってよかろう。

 愚劣な類例として、秋田県では、1983年5月の日本海中部地震の前年に、秋田県が作成した『秋田県地震対策基礎調査報告書』には、「秋田県の海岸には、過去の津波の記録がほとんどないので、津波の心配は、ほとんど必要ない旨が、繰り返し記載されている。
(秋田では、都合の悪い古文書類は、中央の研究者に提出していなかった。編集にあたった秋田県側の「研究者」に、野越光雄という名前がある。)

 石巻市大川小学校の悲劇も、上の構造と同じで、人災の蒸し返しと考えられます。
なぜ、このような人災が起きるのでしょうか? 日本のマスコミが、決して報じない所こそが、現代日本社会の闇か。
 



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