4月6日10時32分(日本時間)の地震について周辺の環境について考えてみよう。 . . . 本文を読む
CENTRE SISMOLOGIQUE EURO-MEDITERRANEEN.
本日、午後8時27分(日本時間)、スイス・フランス国境付近でM 5.1のやや弱い地震がありました。震源は、スイス西部、フランス シャモニーとの国境付近。震源の深さは10km。 弱い余震も発生しています。
・2005/09/08 11:27:18.6 46.11 N 6.96 E 10 ML5.1 S . . . 本文を読む
約一千年の眠りから覚めた、紀元79年のVesuviusu火山の大噴火について、調べていくうちに、当時のローマ社会が、非常にいびつで、非人間的な社会であったことを知りました。
土地を奪われ、都市に集中する人々のストレスや、不満をそらすために、命がけで戦う剣闘士場が、娯楽施設として建設され、市民がそれに熱狂していたようです。人間の生死を娯楽として鑑賞するのですから、尋常ではありません。ローマ帝国は、 . . . 本文を読む
紀元79年のVesuviusu火山噴火の背景について、今日は開発の側面から見てみます。
アウグストゥスに始まる帝政初期から、増大する都市人口に対応する水道工事、と食料輸送のための港湾整備と運河の建設が盛んに行われたようです。
驚くべきは、クラウディウス、ネロ帝の試みたローマ~ナポリ間、約200キロメートル!の運河掘削計画です。良港に恵まれないローマへの、食料輸送の円滑化を図って計画された、こ . . . 本文を読む
紀元79年、Vesuvius火山噴火に至る時代の背景に、カリギュラことガイウス帝、クラディウス愚帝、そしてネロ凶帝のローマ三代名物による美食飽食、舶来品、珍荷礼賛の狂乱経済があったことは、先にも書きました。
今日は、この時代の文学作品から、この時代の空気を嗅ぎ取りたいと思います。
セネカは、この三帝に使え、カリギュラことガイウス帝には、処刑を命ぜられ、からくも帝の愛人に救われ、クラディウス愚帝か . . . 本文を読む
約千年の眠りから覚めた、西暦79年のウェスウィウス山*の噴火の背後には、エジプトを経由したインド方面との交易の過熱状態が、指摘されていて、その交易品の約半分は、胡椒であったといわれています。 *(ラテン語の子音Vは、[u:]の発音です。)
ナポリ近郊の艦隊司令官であった、プリニウス(23年頃―79年A.D)が当時、執筆していた『博物誌』は、こうした情勢を反映して、インド、アラビアから地中海域、ヨ . . . 本文を読む
紀元79年のVesuvius噴火と、ポンペイの埋没前後の時代背景をまず、見てみましょう。
(私たちは、キリストと、その弟子の時代も垣間見る事となります。)
ローマは、オクタヴィアヌス(前63~14. A.D.)以来の、‘いわく付き’の初期帝政期(大地主どうしの抗争の行き着いた、凶帝、鈍帝...の時代)で、その勢力を全地中海域に広げていました。この時代、内には土地を失った、中小地主及び農民が大挙、 . . . 本文を読む
無限の空間を進んで行く、私たちの星「地球」。宇宙空間では、星々が自然の調律を響かせ、黄金率を描き、遠ざかって往きます。それは、個性美をそれぞれに輝かせ展開していく、自由の光のパノラマ.......。
そんな宇宙空間から、紀元79年のVesuvius火山の噴火と、その「時代」を鳥瞰してみましょう。
...人々の叫び、悲鳴、怒声..、人間が押し潰されてゆく、只ならぬ時代の音が、聞こえてきます。
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