炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

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野菜の病気  うどん粉病、つる割れ病

2006-06-01 | エコロジー
 

 今日は、低温期に発生するつる割れ病と、高温期に発生するうどんこ粉病の予防方法です。
野菜を栽培している人によく、キュウリのウドン粉病はどうすれば、防げるか聞かれます。気温が高くなり、土が乾燥すると発生する病気です。
 最近、インターネット検索で、イネ科のわらに住む枯草菌( こそう菌 )が、うどん粉病菌を寄せ付けないことを知りました。昔から瓜類には、敷きわらが使われてきましたが、単なる泥除けではなかったのですね。昔の人の知恵には、本当に驚かされます。

 現在では、自然界に生息する枯草菌( こそう菌 )を利用したウドン粉病用の薬も発売されているようです。出光興産の微生物農薬 は納豆菌の仲間で、より低温で繁殖するタイプの枯草菌(10℃~)のようです。殺菌剤では、なかなか直らないウドン粉病ですが、自然の力を借りて予防出来ることを知りました^^。

 バラを栽培している園芸家の方々も、自然界に生息する枯草菌(こそう菌)を上手に殖やして、成果を上げているようです。無農薬でバラを育てている方のHPです。「 うどん粉対策レシピ私流 」 瓜類にも効くかな....。

 低温期に発生するツルワレ病ですが、栃木県の干ぴょう農家は、江戸時代から伝統的に、 ユウガオ のそばに、ネギを植えることで、ツル割病を予防してきました。ネギ類の根が分泌する物質が、つる割れ病菌を抑制することが分かってきました。最近では、ユウガオ、干ぴょうに限らず、西瓜、メロン、キュウリ、ナス、トマトなどにも効果があることが実証されています。つる割れ病、うどん粉病ともに、乾燥状態で病原菌が増殖します。保湿性のある良質の堆肥も、お忘れすれなく。

 なお、「 食農教育 」と称して、シルクロードのスイカやメロンの種を配布している者がいると聞きますが、乾燥気候のシルクロード産のスイカ、メロンは、うどん粉病には、強い抵抗力を持っているのですが、雨には極めて脆弱です。
シルクロードのメロン類は、日本の梅雨時に腐って枯れてしまいます。騙されないようにしましょう。無為に子どもを落胆させるのは、教育の名にそぐいません。

To avoid Powdery mildew of melons, Bacillus subtilis could prevent Powdery mildew fungus from clinging to melons leaves.Bacillus subtilis live on straw.

To avoid Fusarium wilt, plant some leek or bunch onion near the melons.They can kill Fusarium fungus. Companion plants have to set within 1 foot.Japanese traditional Edible Gourd farmers have used leek as companion plant for 200 years.Also British taraditional rose growers have planted bunch onion near roses.

 *上掲の写真は、アメリカ中部のメロン Phuton。梅雨でほとんどが枯死しましたが、数本だけ生き残りました。乾燥地帯の品種で、うどん粉病には罹りませんでした。要するに、耐病性の品種を選ぶといいんですね...。


・ご参考
北海道農業試験場のHP



拙ブログ
南瓜のウドン粉病
ベト病 (メロン)
ユウガオについて
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8 コメント

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こんにちは (ちゃも)
2006-06-15 14:13:23
趣味で園芸をされている方かと思っていました^^:



研究されている方だったのですね?

野菜へのうどん粉病の被害は、そんなに深刻だったの

ですか?むしろ、害虫の方が大変かと思っていました。



野菜でしたら、砂糖水スプレーやマキロンで消毒という

方法は無理そうですね^^:



ではでは。
画期的なうどん粉病、対抗策 (U-2)
2006-06-15 20:31:40
ちゃもさん、ようこそ(^o^)。

いろいろと教えて下さり、ありがとうございます!



私のは、しゅ、趣味です^^;周りには野菜のプロが多く、私も門前の小僧の乗りで、こんな記事を書いたりしております^^;



うどん粉病は、高温になるといろいろな野菜に発生して、農家を困らせております。

原生地と異なる環境では、ウドン粉病が多発するようです。接木した西瓜などは、雨が降るたび、殺菌剤を散布しています。



お砂糖水や、米のとぎ汁は、市販農薬よりも安価で、画期的な方法だと感激しています。最近は優れた麹菌があり、でん粉から大量に、糖を造れます。

貴重な情報、本当に感謝いたします!









役に立てば良いのですが^^: (ちゃも)
2006-06-15 22:09:38
こんばんわ。

私のブログは、わりとハショって書いていたり

しますので、親切ではない時があります<(_ _)>



しかし、野菜の方が大変そうですね^^:



今は退社しましたが、園芸農家でパートしている時に、

今、種苗法で使用農薬の成分と使用回数の表示

が義務付けられているのをご存知かと思いますが。

スイカの接木苗の農薬の使用量には驚きました^^:



確か、8種類か9種類の農薬を使っていましたね。

内、土壌消毒で2種類くらいあった様に思います。



無農薬の難しさを、感じました^^:
Unknown (U-2)
2006-06-15 23:14:24
とても参考になりました。

農家の方のご苦労は、並大抵ではありません。日本の気候は、同じ温帯の欧米豪に比べて、春は寒く、夏は熱帯並みに暑さで降雨水量もとても多いです。原生地とかけ離れた気候条件で、作物を作るのは本当にたいへんです。農薬に頼るのも無理もありません。品種改良の進歩を祈りましょう。
リンクの件 (ちゃも)
2006-06-16 14:33:48
こちらの情報でも、お役に立てれば幸いです。



私の方のブログには、園芸関係のBBSでの内容は

紹介しないようにしています。それは、園芸は難し

いものだと、初心者の方が思い込んでは良くないの

で、段階を踏むためでもありますので(^^)



こちらへの紹介は、構いませんが園芸のBBSで、

難しい事を論議している内容は、極力話題に挙げな

いで頂ければと思います<(_ _)>



私のところへ、コメントを有難うございました^^
Unknown (YUJI)
2006-06-17 18:24:06
ちゃもさん、何度もありがとうございます。

私も極初心者ですが、わかりやすく拝見し出来ましたよ。

園芸相談の掲示板、たいへん参考になりました(^^)/~.
今晩は。 (sabae)
2006-06-25 23:33:14
トラックバック有難う御座います(遅くなりましたが)。

エントリ、リンク先を参考に、色々試してみようと思います。

他のエントリも興味深い内容で、またよらさて頂きますね。

sabaeさん、ようこそ。 (YUJI)
2006-06-26 13:10:14
何かのご参考になれば、幸いです。

麦わら、なかなか貴重なものと思います。

わらしべ長者の故事もあります^^。

私も瓜類に、敷いてやりたいです...。

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