■石原裕次郎、約9年ぶりにヒットスタジオに歌手として出演。代表曲である「赤いハンカチ」「夜霧よ今夜もありがとう」を番組中盤に披露したほか、番組ラストには新曲「昭和たずねびと」も併せて披露。
・海の見える部屋 チェリッシュ詞:林 春生 曲:吉田 正 R:78/03/-
・狼なんか怖くない 石野真子
詞:阿久 悠 曲:吉田拓郎 R:78/03/25 HC:17位
・かもめはかもめ 研ナオコ
詞・曲:中島みゆき R:78/03/25 HC:8位 BT:10位
◆年間チャート(78年)39位(33.0万枚)
◆第20回(78年)日本レコード大賞金賞受賞曲
◆第9回(78年)日本歌謡大賞放送音楽賞受賞曲
◆第7回(78年)FNS歌謡祭・音楽大賞 優秀歌謡音楽賞受賞曲
◆第4回(78年)全日本歌謡音楽祭 年間話題賞受賞曲
◆第11回(78年)日本有線大賞優秀音楽賞受賞曲
◆第11回(78年)全日本有線放送大賞優秀スター賞受賞曲
◆第29回(78年)NHK紅白歌合戦出場曲(2回)
※前年、77年のいわゆる「芸能人大麻汚染」疑惑の影響で芸能活動を半年間休業していた研ナオコの歌手業復帰第1作。同曲は約33万枚(オリコン調べ)を売り上げるヒットとなり、研はこの年、数多くの音楽賞を受賞、年末には前年出場を見合わせた紅白歌合戦にも堂々のカムバックするなど、比較的短期間で騒動により被った自身の芸能活動へのダメージからの脱却に成功。以後、従前以上に司会・女優業などマルチな活動を展開、広い支持層を獲得してゆく。
・【メドレー】夜霧よ今夜もありがとう~赤いハンカチ 石原裕次郎◆第20回(78年)日本レコード大賞金賞受賞曲
◆第9回(78年)日本歌謡大賞放送音楽賞受賞曲
◆第7回(78年)FNS歌謡祭・音楽大賞 優秀歌謡音楽賞受賞曲
◆第4回(78年)全日本歌謡音楽祭 年間話題賞受賞曲
◆第11回(78年)日本有線大賞優秀音楽賞受賞曲
◆第11回(78年)全日本有線放送大賞優秀スター賞受賞曲
◆第29回(78年)NHK紅白歌合戦出場曲(2回)
※前年、77年のいわゆる「芸能人大麻汚染」疑惑の影響で芸能活動を半年間休業していた研ナオコの歌手業復帰第1作。同曲は約33万枚(オリコン調べ)を売り上げるヒットとなり、研はこの年、数多くの音楽賞を受賞、年末には前年出場を見合わせた紅白歌合戦にも堂々のカムバックするなど、比較的短期間で騒動により被った自身の芸能活動へのダメージからの脱却に成功。以後、従前以上に司会・女優業などマルチな活動を展開、広い支持層を獲得してゆく。
・夜霧よ今夜もありがとう 石原裕次郎
詞・曲:浜口庫之助 R:67/02/- HC:77位(68年)
※日活映画「夜霧よ今夜もありがとう」主題歌。裕次郎の実兄、石原慎太郎が弟のオリジナル楽曲の中で最も気に入った作品がこの歌であると伝えられている。
・赤いハンカチ 石原裕次郎詞:荻原四郎 曲:上原賢六 R:62/11/-
※日活映画「赤いハンカチ」主題歌。曲の大ヒットを受けて、レコード発売から約1年を経た1964年1月に浅丘ルリ子を相手役に迎えて映画化された。
・昭和たずねびと 石原裕次郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※以上2曲は、この夜ヒット出演の直後にリリースされたLP「石原裕次郎・男のロマン 昭和たずねびと」にも共に収録されている。詞:杉 紀彦 曲:三木たかし R:78/03/25 HC:62位
<1978年4月3日(第491回)>
■解散コンサートを翌日に控えたキャンディーズが、コンサート会場として使用予定の後楽園球場(厳密には同球場に隣接された「JCBホール」にて解散コンサートが行われた)からの中継でヒットスタジオに最終出演。観客席に詰め掛けた大勢のファンのかけ声をバックに「微笑がえし」を熱唱(さよならキャンディーズ)。
・コーラス・ガール 和田アキ子詞:竜真知子 曲:川口 真 R:78/03/05
◆第29回(78年)NHK紅白歌合戦出場曲(9回)
・さよならは言わない アグネス・ラム詞:庄野真代 曲:小泉まさみ R:78/03/-
・タイム・トラベル 原田真二
詞:松本 隆 曲:原田真二 R:78/04/10 HC:4位 BT:4位
◆年間チャート(78年)50位(26.2万枚)
◆TBS系「ザ・ベストテン」年間ランキング(78年)27位
◆第29回(78年)NHK紅白歌合戦出場曲(初)
・微笑がえし キャンディーズ◆TBS系「ザ・ベストテン」年間ランキング(78年)27位
◆第29回(78年)NHK紅白歌合戦出場曲(初)
詞:阿木燿子 曲:穂口雄右 R:78/02/25
HC:1位(78/03/13-03/27)
BT:1位(78/03/23-04/13、04/27-05/11)
◆年間チャート(78年)5位(82.9万枚)
※<楽曲について>
①キャンディーズの、正規活動期間内にリリースされたシングルの中では最終作に当たる作品(尚、同年11月には、解散メモリアル盤の位置付けで、彼女達のラストコンサートでも最後に歌われた「つばさ」がリリースされているが、これはメンバーたちの意向に反してリリースされたものであると伝えられている)。75年2月リリースの「年下の男の子」以降、数々のヒットを放ったキャンディーズであったが、オリコンシングルチャートで1位を獲得したのは意外にもこの作品のみであった。
※<楽曲について>
①キャンディーズの、正規活動期間内にリリースされたシングルの中では最終作に当たる作品(尚、同年11月には、解散メモリアル盤の位置付けで、彼女達のラストコンサートでも最後に歌われた「つばさ」がリリースされているが、これはメンバーたちの意向に反してリリースされたものであると伝えられている)。75年2月リリースの「年下の男の子」以降、数々のヒットを放ったキャンディーズであったが、オリコンシングルチャートで1位を獲得したのは意外にもこの作品のみであった。
②作詞の阿木燿子は、この曲がキャンディーズの最終シングル作品であることを念頭に入れ、「春一番」「ハートのエースが出てこない」「アン・ドゥ・トロワ」「やさしい悪魔」など彼女達のこれまでに発表したヒット曲のタイトルを随時挿入し、全体として、6年に及ぶ彼女たちの活動を回顧する内容に仕立て上げた。また、作曲に穂口雄右を指名したのも阿木であると伝えられている。
③作曲の穂口は、あえてアイドルとしてではなく、「アーティストとして」この曲に関してはキャンディーズと向き合おうと決意。その方針から、レコーディング当日になって、初めて彼女達に同曲の楽譜を手渡し、リハーサルを省き、その場で収録本番に臨ませるという、いわゆる「初見」の手法でレコーディングを行ったという。レコーディング終了後、スタジオに居合わせたスタッフたちは総立ちで彼女たちに拍手喝采を送り、彼女たちもまたその光景を目の当たりにして人目を憚ることなく号泣した、というエピソードが残されている。【司会】 芳村真理・井上 順
(参考)この頃の主な出来事
・03/26 社会民主連合発足。代表は田英夫参議院議員。
・03/26 開港を4日後に控えた成田空港にて、第四セクターを中心とした新左翼勢力により、同空港の管制塔が占拠・破壊される事件が起きる(成田空港管制塔占拠事件)。同事件の影響で、3月30日に当初予定されていた開港日は約2ヵ月後の5月20日まで延期されることに。
・04/04 東京・後楽園球場跡地に建設された「JCBホール」にて、人気アイドルグループ「キャンディーズ」が解散コンサートを開催。これをもって、約6年に及ぶ活動に終止符を打ち、メンバー3人ともに一旦芸能活動の一切からも引退(後に伊藤蘭・田中好子は女優として完全復帰、藤村美樹も83年にソロ歌手として一時復帰)。
・04/04 プロ野球、大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)の、新たなフランチャイズ球場として「横浜スタジアム」が開場。
作曲、吉田正さん、作詞、林春生さんというの
珍しい組み合わせですね。
林さんは「サザエさん」の主題歌が
代表作ですね。残念ながら、平成7年に
林さんは他界されました。
この頃にはもうヒットには恵まれなくなり、テレビに出る場合でもバラエティーやクイズの回答者というポジションでの登場、というパターンが徐々に増えつつありましたよね、彼らも。
林春生さんというと、個人的には「雨の御堂筋」などのベンチャーズの面々とのタッグで放った欧陽菲菲の初期作品群のイメージが強いですねェ。
ヒットはしなかったですけど、75年のフィリピン民謡を題にとった「島の女」なども彼が訳詞を手掛けていましたよね。菲菲さんの日本での歌手としてのイメージを確立する上で、筒美京平さんと並び大きく貢献されたクリエーターのお一人でしたね。
ヘイヘイヘイやミュージックステーションやうたばん
より質の高い、クオリティの高い
それでいて上品な番組の夜のヒットスタジオ
もう1度見てみたい。
徳光さん、峰竜太、石原良純あたりが
司会してくれないかな。
そうなるとうれしいけど。