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韓国・中央日報、110年に及ぶ日韓の「桜の原産地」をめぐる論争に終止符が打たれた。

2018-09-17 21:01:56 | Weblog
韓国・中央日報、110年に及ぶ日韓の「桜の原産地」をめぐる論争に終止符が打たれた。

韓国山林庁の国立樹木院は13日、
「遺伝子分析の結果、日本のソメイヨシノと韓国の王桜は別の種類であることが判明した」と明らかにした。
この研究結果は、専門誌「ゲノムバイオロジー」9月号に掲載されたという。

日韓の桜をめぐる論争の発端は1908年にさかのぼる。
韓国で布教活動をしていたフランス人宣教師が済州島で「王桜」と呼ばれる桜が自生しているのを発見した。
1932年には京都大学の小泉博士も、済州島で王桜が自生しているのを発見した。

これを受け、韓国では
「王桜の原産地は済州であり、日本に渡ってソメイヨシノとして広がった」
との主張が出たが、日本の学者らは
「日本にも王桜の自生種があったが時代を経てなくなった」と反論した。

1962年に韓国の学者らが済州島で王桜の自生地を発見した。
これにより韓国の主張が有力視されるものとみられていたが、
今回の研究結果で論争自体が無意味なものになったという。

北東アジア生物多様性研究所のヒョン・ジンオ所長は
「韓国内にある桜のほとんどが王桜ではなくソメイヨシノである可能性が高い」とし、
「徐々に王桜に変えていく必要がある」と主張した。


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