2013年8月号 今月号からの引用

「私はビニール・シートのテントに1997年からずぅーと暮らしている。さらに16年もこんな暮らしが続くのはまっぴらだ。2013年にようやくできた恒久的な家は、いったい誰のためなのか？」
――アジザ・ゼナウィがインタビューで語った言葉/「ビニール・シートのテントから長持ちするブロックの家に」より

「複雑な背景がある。襲撃者たちは、南スーダンのムルレ族で南スーダン政府に反逆しているデイビッド・ヤウヤウに洗脳されている」
――UNCHRカクマ支所の敷地の外でKANAREに語ったピーター・ラム /「カクマに引き続き新着難民」より

「私がカクマに住み始めてから最も激しい雨と洪水でした。あんな雨は見たことがない」
――川底の膨れた遺体の目撃者 / 「カクマの洪水で少なくとも6人が死亡」より

「これらの支援物質の配給は不十分だし、配給は不定期で、3～5カ月も間が空くことがある。私たちは、これまでに6人のメンバーを飢餓のために亡くした」
――IDPのリーダー、ルオメヤナ・エコムワ / 「置き去りにされているカクマのIDP」より

「保安官が私の見せにやってきて、毎日のように賄賂を要求する」
――第6通りでKANEREの質問に答えたアブダリザック・モハメド /「難民を厳しく取り締まるに政府」より

「彼らは何も言わずにバスに乗り込んできて、みんなにIDを見せるようにと警告しました。まもなく私たちをアルシャバブだと言い出して、運転手にエルドレット警察署に行くようにと指示したんです」
――KANEREに匿名で語ってくれたソマリア人難民 / 「エルドレット・タウンでソマリアのダヤー・バス乗客、逮捕される」

「私の村は真夜中に襲われた。私は暴行され他の子供たちは連れ去られたが、私は逃げることができた」
――強姦された南スーダン人の被害者 / 「カクマに引き続き新着難民」より

「兄を殺した人を知っている。その人が、鉈で殺すところを見た」
――匿名のIDPメンバー / 「置き去りにされているカクマのIDP」より

「私はこの20年間難民キャンプで暮らしてきた。難民の20パーセントは私のあとからキャンプに来た人達だ。ダダーブでは市場で人が死んでも、犯人は見つからない。カクマはダダーブに比べたら安全だ」
――時移転グループの難民リーダー、ファラ・イブラヒム / 「ビニール・シートのテントから長持ちするブロックの家に」より

「立ち会っただけでも、7人以上のソマリア難民が川の洪水による事故で死亡している」
――インタビューに答えるクマ１ゾーン６のソマリア難民リーダー /　「カクマの洪水で少なくとも6人が死亡」より

「私は警察官に3000ケニア・シリングを支払って、釈放を考慮してもらおうと思ったのですが、別の警察官に再逮捕されました。たった一晩刑務所に入っただけなのに、保釈金の受領書をもらうのにまたお金を出す羽目になりました」
――匿名でインタビューに応じてくれた被害者 / 「エルドレット・タウンでソマリアのダヤー・バス乗客、逮捕される」

「この蒸し暑さに耐えかねている。心まで焼き尽くされそうだし、外は日差しがあまりにも強い。そんな中で人生の次のステップを待っている」
――カクマに来て２週間のウガンダ人 /「カクマに引き続き新着難民」より