ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

クラッカー

2019-12-10 | 家族

suttonmusicservice.org.uk

 

 

 

 12月10日のクリスマス・キャンペイン・チャレンジ: だれかを励まそう! その人を応援できるよう,この季節,運動,文化にかかわるイベントなどへ一緒に参加する計画を立ててみよう。


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今日はクリスマス・クラッカーについてである。ここで言うクラッカーは、食物ではなく、世界中の多くのクリスマス・ディナー・テーブルに置かれる、金銀、あるいはクリスマス色の美しい紙で覆われ、中には小さな装身具、知恵の輪、パズル、おもちゃ等が入った厚紙ロールである。

日本でよく使われるポッパー種のクラッカーは少量の火薬を使ったりするが、クリスマス・クラッカーは化学的に含浸された細い紙切れが引っ張られることによってポップ音が発生する。只両端を引っ張ることで紙が裂ける音しかしないものもある。これはほぼ偶然に、1847年の英国で、トム・スミスという人が発明したそうである。 

このトム・スミスの発明は英国のクリスマスでの伝統的な産物となり、今日トム・スミス社は年間5千万個以上のクラッカーを制作し、販売している。アメリカ合衆国ではケンタッキー州に会社があり、オンラインやデパート等で販売している。英国の伝統として発達して172年後の今年のクリスマス、アメリカの我が家のクリスマス・ディナーのテーブルにも置かれる。

勿論御自分でクリスマス・クラッカーも作れる。詳細は、このサイトで:


決して大げさではなく、むしろたわいのない「伝統」であるクリスマス・クラッカーは、食卓を囲む家族の大人も子供も何がでてくるのかとワクワクするものである。ほんの小さなお楽しみが皆を笑顔にさせてくれる。知恵の輪が出てくると、未だ嬉しい私である。

次のクリスマスについての話は、クリスマス・クラッカーのように、笑顔をもたらす。

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クリスマスキャロル


私が小さい頃、祖父は癌にかかり、その治療のため病院や医師の許へ通うことや、心の重さも手伝って、祖父母はその年のクリスマスに子供たち家族と一緒にクリスマスを祝いに2時間ものドライブはできそうになかったのでした。二人はあまりにも疲れていました。


その代わり、母は私たち全員が祖父母の家に行き、二人の家の庭でクリスマスキャロルを歌うことを計画しました。 祖母が外で何が起こっているのかを見るためにカーテンを引いた時の彼女の表情を私たちは忘れられません。 祖父はそのひと月後に亡くなりましたが、祖母は祖父の最後のクリスマスとなったにも関わらず、私たちが祖父のことを忘れずにいたことをいつまでもとても感謝していました。

—emeliaf3によって提出された話

 
 
 

 




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