今日は午後には華氏106度(摂氏41度)になる模様。今週はずっと110度すれすれの気温。夏本番。エアコンデイショナーの冷房は80度に設定しているが、各部屋に天井扇風機を取り付けてあるので、室内気温は75度台に保たれている。天井扇風機の効果は高く、これなしに夏を凌げない。
南加の国境に近い町に住んでいた頃は、120度以上(摂氏50度)には上がり、砂漠の町だから、夏は子供達はプール以外、外で遊べなかった。100度以上になると、太陽光は皮膚がチリチリと痛くなるほど焦がす感じになる。子供達五人連れて一家で、夏休みは北加の海辺へ避暑するのが我が家恒例のヴァケイションだったが、在宅している時は、朝は冷えた図書館へ通い、昼食には帰宅し、昼寝をさせ、3時から5時は、紙漉きだの、シャボン玉だの、ビニール紐で編むランヤード作りや、あるいはプールで遊ばせたり、母親はまるでボーイ・スカウトリーダーのように、色々計画したものだった。
そんな活動の中で子供達が好きだったのは、飲み物作りである。夫も私もアルコール類は嗜まず、子供が飲んでも構わないドリンクは、色々知っている。どんなものかと言うと、コーラ飲料とザクロのシロップ(グレナデイン・シロップ)を混ぜたRoy Rogers, ジンジャーエールとグレナデイン・シロップのShirley Temple, そしてグレープ・ソーダとミルクのPurple Cow紫の牛、などである。この三種以外にも、ノン・アルコールの、お子様ドリンクはたくさんある。お子様と限らず、大人も楽しめる。
子供も飲める楽しい飲み物は、ソーダ水、グレナデイン・シロップ、シロップ漬けのチェリー、ヴァニラアイスクリームなどがあれば、子供達と一緒に用意できるし、簡単である。ミントを栽培していれば、氷をいれた水にその葉を少し入れるだけでも、子供達は喜ぶ。レモンネイドやライムエイドを作っても楽しい。
グレナディーン・シロップ(ザクロのシロップ)
マラスキーノ(あるいはマラスチーノとも)チェリーズ
作り方:Roy Rogersロイ・ロジャース
材料:コーラ飲料を氷の入ったグラスに注ぎ、グレナデイン・シロップをほんの少量垂らし、マラスキーノ・チェリーを一つ、二つ浮かべる。
作り方:Shirley Templeシャーリー・テンプル
材料:ジンジャーエールをグラスに注ぎグレナデイン・シロップをほんの少量垂らし、マラスキーノ・チェリーを一つ、二つ浮かべる。氷を入れるか、冷やした飲料を冷たいグラスに注ぐ。
作り方:Purple Cow紫の牛
材料:グレープ風味ソーダ、あるいはグレープジュース、にミルク、あるいはヴァニラアイスクリームを混ぜる。ブレンダーを使うならば、冷凍濃縮グレープジュース缶をそのままブレンダーに入れ、1カップのミルクを加える。ヴァニラアイスクリームならばミルクシェイクになる。
糖分の気になる時は、氷を入れた水にレモンやライムのスライス、そしてミントの葉を加えるだけでも、爽快な飲み物になる。そしてもちろん、日本の麦茶は、忘れがたく、これは冷蔵庫に夏場は特に常備しておきたい。うちでは、おやつによくルートビア*にヴァニラアイスクリームを入れて、ルートビアフロートを作ったものである。そのルートビールも、ホームメイドだと子供達も余計喜ぶ。
*ルートビア(root beer)は、アルコールを含まない炭酸飲料の一種。
商品としてのルートビアは、アメリカ合衆国において19世紀中頃に生まれたとされる。ヴァニラや、桜などの樹皮、リコリス(甘草の一種)の根(root; ルート)、サルサパリラパリラ(ユリ科の植物)の根、ナツメグ、アニス、糖蜜などのブレンドによって作られる。使用原料やその配分は厳密に決まっておらず、銘柄によってさまざまなアレンジが施されている。ーWikipediaから。
ノンアルコールの飲み物は検索するとたくさん出てくる。その中から子供達に選ばせたり、ご自分のお好みな飲み物を、作ってみるのも暑い夏の一日、楽しいかもしれない。