ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

出ていけ、と言ったのは

2024-04-20 | 真理



1999年から2004年にかけてCBS局ではジェーン・クレイソンという当時トップクラスのジャーナリストが時事問題的な会話をゲストと交わす番組があった。あれは2001年以降だったと思うが、彼女がアン・グラハム・ロッツにインタビュウした。あのビリー・グラハム*氏の次女である。

その番組で、ジェーン・クレイソンは、2001 年 9 月 11 日の出来事について、アン・グラハム・ロッツ氏に尋ねた。 クレイソンは「どうして神はこのようなことが起こるのを許すことができたのでしょうか?」と尋ねた。グラハムは非常に深く洞察力に富んだ回答をした。
 
彼女はこう言った。

「私たちと同じように、神様もこの件で深く悲しんでいると思います。 しかし、私たちは何年もの間、神を学校から、政府から、私たちの生活から、抜け出すように神に言い続けてきました。 そして、神は紳士なので、冷静に撤退したと私は信じています。 私たちが私たちを放っておいてほしいと神に要求するなら、どうして神が私たちに祝福と保護を与えてくださると期待できるでしょうか?」

*ビリー・グラハムについての過去記事から。
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痛まない真理

2022-09-02 | 真理

アリゾナ州グランドキャニオンを流れるコロラド河

 

 

 

1992年に公開されたアメリカ映画『ア・フュー・グッドメン』(A Few Good Men)の劇中にこんな会話がある。

 

CREDIT: EVERETT COLLECTION

 

ジェサップ大佐:  質問に答えて欲しいのかね。 答えが欲しいんだな?

ダニエル・キャフィ中尉:  私にはそれらを受け取る権利があると思います。

ジェサップ大佐:  答えが欲しいんだな?

ダニエル・キャフィ中尉:  真実が欲しいのです!

ジェサップ大佐:  君は真実を扱うことはできない

 

ある若者と彼の友人たちは、グランド キャニオンでの 25 日間のラフティング(大型のゴムボートを使って川下りをする)旅行の後、岸に引き上がった。 ボートを引き取りに来た係の男性は、COVID-19 ウイルスについて話した。 若者たちは彼が冗談を言っていると思った。 しかし、峡谷を離れると、若者たちの携帯電話にそれぞれ両親や家族からの緊急のメッセージが鳴り、家族の誰かがCovid-19に感染し、重篤な状態で入院していると知った。 若者達は唖然とした。 彼らは、再びコロラド河に戻って、そのまま、たった今知ってしまった現実の真実から逃れたいと願っていた。

この世という世界では、知識はしばしば苦痛をもたらす。それは「知恵ければみがく、知識いをすからである」(伝道の書第1章18節)と旧約聖書の賢明な教師・伝道者(エルサレムでイスラエルの王であった)はそう述べた。 子供の至福に満ちた無知をうらやましく思わない人がいるだろうか? 例えば、ある女性は人種差別、暴力、癌についてまだなにも知らない(気づいていない)。 あるいは成長して自分の弱点や悪徳を見極める前は、人はもっと幸せだったのではないでろうか? 自分の家族の秘密ー叔父はなぜ大酒飲みなのか、両親の離婚の原因は何だったのかなどなどーを知る前には、もっと人は楽だったのではないだろうか。

知識による痛みは避けられない。 わかってしまえば、知らないふりをしても無駄であり、愚かでさえあろう。 しかし、あなたや私がその痛みに耐えられ、繁栄さえする力を与えてくれるような、より高度な知識がある。 キリストは神のことばであり、私たちの闇を照らす光であると聖書(ヨハネによる福音書第1章1-5節)は説く。 彼は「私たちのために、神からの知恵、すなわち私たちの義、聖さ、贖いとなってくださいました」(1コリント人への手紙第1章30節)。 あなたや私の痛みは、人がキリストに駆け寄る理由である。 彼はあなたのことを知っていて、あなたのことを気にかけている。 それが痛みや傷つきを意味しない唯一の真理である。

riversandoceans.com

 

 

参照:Our Daily Bread, 旧約・新約聖書

 

 

 

 

 

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