ありえる
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Caphoto by John Cleckler: 特定の大きな春さきの水たまりだけが、カリフォルニア・タイガー・サンショウウオの繁殖生息地となる。
カリフォルニア州のソノマ郡やサンタバーバラ郡で絶滅危機に瀕しているカリフォルニア・タイガー・サラマンダー(和名:カリフォルニア・トラフ・サンショウウオ)の生息地が、ここセントラル・ヴァレーのまさに大規模開発を始めんとしている地域で2017年発見された。そしてその年の7月に、アルゴー環境コンサルティング会社の主席生物学者キャシー・キンズランド氏は、その旨市議会に報告した。
魚類野生生物局は、カリフォルニア・トラフ・サンショウウオの個体数の減少の主要原因は、都市開発と農業による生息地の喪失と断片化である」と述べている。さらにセントラル・ヴァレーの中央部にあるフレズノ郡とサンワキン・バレーなどの地域は、草原や丘陵地帯に生息するサンショウウオの重要な生息地として指定されている。
Wikiより。
濃い緑の地域がカリフォルニア・トラフ・サンショウウオの生息地
当初1050エイカーの土地宅地開発計画を、市議会に提出していたW宅建会社は、この環境問題が見つかり、決定が長引く可能性を回避するために、影響範囲約1000エイカーを当初の計画から削除し、155エイカーのうち、未開発な75エイカーを会社が開発地とする案を提出、それはこの11月1日に決議された。当初の案では、昨年2020年3月に75エイカーの開発は始まることになっていた。
「その地域での(大規模な)開発はまだ実現可能であると私たちは信じていますが、環境問題を含む土地開発プロセスは明らかに非常に時間がかかり、はっきりいつと定義できないタイムラインがあります」とW宅建会社の最高経営責任者ハリス氏は言う。
市議会はその要求を賛成5対反対0で決議したが、市議会議員も長引くだろうプロセスに不満を表明した。 「市議会としては、市の発展のため将来に備えるのに役立つと思うので、当初の大規模土地開発計画を楽しみにしていました。」と、この大幅な計画された開発地のかなりカットされたことに不満を述べた。つまり宅地造成によって市に入るだろう税収の極端なカットを憂うのである。
「タイガーサラマンダーが1匹いるとしたら、それがただ1匹だけかもしれないと思えるし、ピンポイントでどこに生息しているのかもわかりません。漠然とただこの広大なここにいる、とだけしかわからないのです。」この稀有な絶滅危惧種のサンショウウオは、雨季にできる大きめの水たまりによってセントラルヴァレーでは生息するのだ。
さらにサンショウウオの実態や実数を確認するには、2回の雨季に亘って「ドリフトフェンス」と呼ばれる調査を行わねばならない。雨季とは、通常数日以上の降雨を意味する。カリフォルニア州のこの乾燥しきった盆地で、2年間降雨があったのは、いつだったろうか。少なくともそれは10年以上前のことである。
この何年も続く旱魃の時代に、ドリフトフェンス調査は、土地開発事業にとってほぼ実行不可能であり、実態も実数も掴めないならば、開発はできない。そして一匹でもサンショウウオの存在が確認された今、もし無理やりに土地を開拓し始めて、サンショウウオを追い出すことになれば、政府機関は通常、その持ち去られる土地1エイカーにつき、3エイカーの政府機関に承認されたサンショウウオの生息地となる場所を提供する必要がある。しかもこの辺りの提供可能な土地は、すでにカリフォルニア州高速鉄道局によって取得されている。
そのため、宅地開発会社及び小規模都市は、カリフォルニア環境品質法に対する懸念と不満を州政府に訴えたい立場である。そして彼らの希望は開発できる土地の境界線を広げることによって、地域にある程度の経済をもたらすことだ。
もしCOP26の主張する温室ガス効果が、グローバルな異常気象を引き起こすというのなら、今のところ、この小さなサンショウウオの勝ちである。
blogspot.com
結構愛らしい。
gundamkitscollection.com
左がガンダム氏、右がトランスフォーマー氏。あ、これこれ、正義の味方同士が銃を向けあってはなりませぬぞ。
全く知らなかった!ガンダムとトランスフォーマーが別物だということを! 今まで同一のキャラクターかと思っていたのは、英国BBC放送記者ばかりでなく、この私もそうである。早速Googleで調べてみても、わかるようなわからないような、余計こんがらがるような。。。つまりガンダムは人が乗り込んで操縦し、トランスフォーマーは自身で行動する、ということなのだろうか。でどちらも、正義の味方、でよろしいのだろうか。東京オリンピックの報道で少し話題になり、英国BBCがガンダムをトランスフォーマーと呼んだことを記事にしていたので、その時私も開眼させられたのだった。その違いがわからずに、6人の孫息子達に日本にはかっこいいトランスフォーマー”達”がいる、などと自慢できないではないか。
日本のことなのに、まるで2003年の映画Lost In Translationのような気持ちになった。この映画の題名は、異なる言語(あるいは文化とも取れる)と言語がいかに上手に訳されても、意図することがきちんと伝わらなかったり、小さなズレが生じたり、100%であるべきが、95%ほど、と言う感じのことを言う。同じ言語でもそう言うことは起こりうるのだろう。
スエーデンのニコラスは、ニ男の義弟で、初対面の時、まだ中学へ入りたてだったが、私に彼は「ひぐらしの鳴く頃に」が大好きだ、と言った。「ひぐらし」云々は、日本語で言ったのだ。聞けば小学生の頃から、日本のアニメや漫画が大好きで、夢中だと言う。
勿論私はそのような題名の漫画は知らず、急いでWikiで調べたが、それほど子供向けには思えなかった。それを英訳で読んでいたこの頬の赤い少年は、それでいて、デイズニーのDuck Tales(邦題:わんぱくダック夢冒険)の漫画本を居間のカウチに座って夢中で読んでもいた。おそらくこのニコラスならば、ガンダムとトランスフォーマーの違いをしっかり知っていることだろう。
Lost In Translation(否、ここではLost In Transformers,であろうか)を極力避けたいならば、やはり他言語に精通することなのかもしれない。ニコラスはスエーデン語の他に英語は勿論、フィンランド語、ドイツ語などもよく知っているようである。南スエーデンに住むこの少年は、日本や日本の文化へも興味を広げていた。
そうだ、スエーデン人で日本へ庭師修行に行き、とうとう日本に帰化してしまった村雨辰剛さんのようである。日本家屋をあちらこちら改造したり、修理したり、縁側で七輪でサンマを焼いて食事を整えるこの方も、ガンダムとトランスフォーマーの違いをご存知であろう。
あるいはこんな違いも知らなかった私は、やはり鉄腕アトムや鉄人28号やマグマ大使時代の産物だからかもしれない。日本のことで、Lost In Translation効果を起こしたことは、結局なかったことにしよう。