コンパスは沖縄に２店舗、東京表参道に1店舗あります。
何が特徴？と言われると
まず、「スタッフ」と言えます。
一人一人のお客様と出会えることを心から喜び
一人一人のお客様に役立つケアやカウンセリングは？と一生懸命考えている
自分のエゴと向き合い、素晴らしいセラピーを目指しています。
宜野湾にあるバランスリーには
これからコンパストリートメントデビューする２人のセラピストが
毎日のようにレッスンを重ねています。
２人とも大阪や東京でセラピストをやってきた人たちです
すぐにでもトリートメントはできる人たちなのですが
コンパストリートメントを行ってもらうために
日々練習を重ねています。
通常トリートメントは手順を覚えると経験者だったらすぐデビューできます。
しかし、コンパスではじっくりその人の手を心を
ブラッシュアップしてデビューしてもらいます。
セラピストの手にはセラピスト自身の心がしっかり顕れるからです。
お客様はトリートメントの詳細はわからないにしても
セラピストがタッチする手から伝わるものはしっかりキャッチされていると感じます。
熟睡していても体にタッチされた感覚は残っています。
だから、セラピストが何を感じ、何を描いてセラピーするのか？を
私はレッスンで最も重視しているのです。
私は20年の間、美容や健康に関して様々なセラピーを学んできました。
背景にしっかりとした学問があるものを好んで学び続けています。
それは、人の全体像を知り、イメージ力をより広げたかったからです。
しかし、多くのセラピーを学んでも大切なことはただ一つ。
多くのセラピストはテクニックを多く知りたがります。
しかし、テクニックを多く知らなくても
素晴らしいトリートメントはいくらでも行うことができるのです。
それは、クライアントに触る手に何を感じて行うのか？
そこを伝えることはなかなか難しく
伝えられないままに辞めていったスタッフもいますが
考えるではなく、エゴのない感じる力を身につけることが
セラピストとして喜びではないでしょうか？
だってトリートメントタイムが瞑想のような時間になるからです。
テクニックを知らないと多くのセラピストが不安になるですよね。
自分を信じて、そのままの自分でクライアントに向かうと
自然に手技のイメージが湧いて出てきます。
まずは、自分の心と動きが連動したトリートメントを行うことだ
と伝え続けていきたいです。
その視点でスタッフのトリートメントレッスンをしていると
注意することも多いのですが
お客様に役立つセラピーを行うには
やはり、心と手のタッチ、動きの連動がスタートなのです。
昨日も朝からレッスンを行いました。
う～ん、ちょっと違うよね～
そうそう、そんな感じ～
と言いながら、レッスンするスタッフの手をじっくり感じている私でした。
昨日は私がスタッフの体をトリートメントし心と手の動きの関係を説明しました。
レッスン終了後「私もこのレッスンがチャレンジなのよ」
と私はスタッフに伝えました。
ジャッジではなく、相手に心を表現することを伝えていくのは
私にとっても簡単ではありません。
すると、一人のスタッフが
「なんかわかった気がします。
私が優しい気持ちで社長の体を触っている時
そう～いい感じ！と言われたのですが、そんな気持ちなのですね」
とても嬉しかったです。
今回のレッスンで彼女が感じた一つの体験は
トリートメントの質を高めるきっかけになるはずです。
とにかく、どんなに素晴らしい理論より、一つの体験の方が素晴らしい。
今回のことで、スタッフとの心の距離が縮まった感もありました。
そう感じれることも嬉しいです。
コンパスでは、新しいスタッフが入ると
マインドカラーや禅カウンセリングやタッチフォーヘルスを
自分のために受講してもらいたいと勧めます。
強制ではないので興味なかったら受講しなくてもいいのですが・・・
仕事のために必要だからということではなくて
まず、自分自身に興味を持ち、
素晴らしい今の自分を体験して欲しいからなのです。
自分を受容した分だけ、人を受容することができるので
セラピストはありのままの自分を認めることが大切だと
体験として感じています。
「お客様に役立つトリートメントとカウンセリングを行う」
という共通点だけで、私達コンパスのスタッフはつながっており
生まれた所も育った環境も年齢も違っても
少しずつ絆を深められるのは
お客様に向かう目線が同じになってくるからかもしれません。
二人のセラピストが
ゴールデンウィークには素晴らしい手でデビューしそうです。
その手を多くの方に味わっていただきたいです。
