まず決めて動くことが大切
そんな言葉をよく聞きます。
自分の人生は全て自分が決めているということを
自覚して生活できていますか?
それを自覚していたら、他人に向けて発する言葉は
「ありがとう」「愛しています」と
「ごめんなさい」「許してください」しかないな~と
今日クライアントのセッションをさせてもらいながら
私自身気づきました。
この4つの言葉は、ホ・オポノポノの言葉で有名ですが
確かにシンプルでパワフル素晴らしい言葉だけど、
その言葉が意識のクリーニングにどうつながるのか?
までは考えていませんでした。
人と共に過ごしていると自分も相手もOKだという日だけではありません。
自分が右に行きたいと思って言ったことが
相手は左に行きたくて、決裂することも多々あります。
自分のしたいことを通すのか?
相手の望みどおりに自分を変えるのか?
決裂したままでいるのか?
相手の嫌そうな顔色を見ると自分のしたいことが揺らぎ
相手の望みに変更すると自分の気持ちがモヤモヤし
決裂したままでいるのは苦しいし・・・
一番良い選択は
自分がしたいと思うことを相手も喜んで受け入れてくれる
そうなるためにはどうしたらいいのか???と必死に考えたりするのです。
他人と過去は変えられない
セラピーの原則と知りながら、他人と過去をどうにか変えられないか?
と考えているのですよね。
今現在起こっていることは、自分が何か決めたから起こっています。
本当に自分でやりたいと決断して決めていない~
なんて思うからドンドン心が曇っていきます。
どんな決め方をしたとしても、無意識でも意識的でも
たとえ他人の大きな影響力で決めたことだったとしても
それもこれも最終的に決めたのは自分なのです。
出来事が起こった時、
自分が決めたことは何だったのか?に意識を向けず
相手がこんな顔をするから、こんな言葉を言ったから
などと心の揺れている理由ばかりを見ていても
自分の心は何も晴れません。
晴れることはただひとつ
文句を言ってくる人にも、嫌な顔をしている人にも
自分が決めた行動は何だったのかをまず認識することから始まります。
自分が決めたことは、
もしかしたら間違っていることもあるかもしれない
浅はかだったかもしれない
人を傷つけることもあるかもしれない
人から非難されるかもしれない
でもそれがあるからこそ、今、経験をし学べている
私の決めたことで辛い思いをさせていたら
「ごめんなさい」「許してください」
私の決めたことに賛同までいかなくても受け取ってくれたら
「ありがとう」
そんな自分と周りの人に「愛しています」
ホ・オポノポノでは、意味を理解しなくても、思ってもいなくても
この言葉だけをずっと心の中で言い続けるだけで
潜在意識がクリーニングできると教えています。
人に「ごめんなさい」「許してください」は言いたくない
「ありがとう」「愛しています」も相手から言われたくても
自分からは言えない
だけど、人の心の奥にある欲求は
人に「ありがとう」と言いたい
「ごめんなさい」「許してください」と言いたい
「愛しています」と言いたいのかもしれません。
たしかにその言葉を相手にマジで言った時、
自分の心は喜んでいます。
自分が決めた事を認識するからこそ
この尊い言葉を相手に伝えたいと思えるようになり
そこに人の成長が始まるようにも思えました。