半身麻痺の状態で日々を楽しんで前進している片平智子のブログ

2011年に、左半身麻痺になり数多くの葛藤も乗り越え、本当に好きな事をやりながら、日々を楽しんでいるブログです

ガンと告知されたらどうしますか?

2009-12-18 01:17:49 | 分子整合栄養学(病態改善)

人は歳を重ねていく中で、色々な体験をしていきます。

多少無理をしても、ずっと元気でいるイメージがありますよね。

40歳を過ぎて特に感じるようになったのは

体の変化です。

年々体が変化しているように感じます。

人の細胞は生きている間、スクラップ&ビルドしていると学びました。

骨も筋肉も皮膚も臓器も全ての細胞が

それぞれのサイクルで材料(栄養素)を使って

細胞を作り変えています。

そのサイクルが最も早いのが胃腸粘膜1日から3日、

骨髄も早いサイクルなのだそうです。

そんな細胞の作り変えが、あるとき誤作動が起こし

それは異形細胞となって現れます。

そしてその細胞が正常に戻らなかったら

異形細胞はガン化していきます。

ガンというと一部の人だけに縁のあるものだと思いがちですが

どの人の体にも加齢や過多なストレスと共に

ガンができ、ガンが消えるを繰り返しているようです。

正常な細胞が発ガン因子によって異形細胞になりガン化し、

ホメオスターシスの力でまた正常に戻ったりしているということです。

一人前のガンが作られるのに10年はかかっていると聞きます。

そして、人の強力な免疫システムを破って細胞が一人前のガン細胞になるのは

ガンにとっても至難の業なのだそうです。

そのくらい、人間の免疫システムは強力だということです。

以前は、ガンと聞くと得たいの知れない恐怖心がありました。

7年前に分子整合栄養学を通して、生化学を学び始めて

体のしくみ、病気のしくみがわかるようになってきたら

得たいの知れた異変細胞というとらえ方になってきました。

ガンと告知されると

確かに慌てるかもしれません。

しかし、このときこそ冷静に判断していかなければならないのです。

ガンは目の仇にされがちですが、

ガン細胞も自分の細胞が変化していったもの。

突然現れた得たいの知れない細胞ではないのです。

ガンと向き合い

事実を整理していくことがとても大切。

事実の中に感情が入り混じってくると

本当に自分にとってベストな選択ができなくなるのです。

人には避けられない宿命と変えられる運命があると

以前からよく聞いてきましたが

起こっている事実(ガンがある)が宿命で

変化となる選択(どこに向かってどんな意識で治療するか)

が運命となるのではないでしょうか?

分子整合栄養学の素晴らしさは

手術や化学治療をする際、

体の全身状態を血液の状態で詳しく調べる指標があることです。

手術や化学治療は体(細胞)にとって

とても大きなダメージとなります。

そのダメージは体力を消耗し、治療効果も低下させるのです。

できるだけ体力をつけて、しっかり治療することが

本当に重要だと感じます。

ガンと告知されたら

事実だけを正確に把握し

手術や化学治療が必要だったら

充分に耐え抜く身体予備能力

体つくりをすることが大切です。

それには栄養が第1の必須アイテムになると感じないわけにはいきません。

恐怖でいっぱいになり焦ると自分の治療選択というより

多くの人が混沌とした状態で手術や治療に選ばず進んでいきます。

知識もないし、ガンと聞くとなんだか急がないと

手遅れになってしまう気分になるからでしょう。

だからこそ、少しでも治療の選択を整理してあげられ

クライアント自身がベストな治療方法を選べる

お手伝いをしていきたいです。

ガンで人は死なない!

治療に対して自分の体力が追いつかずに命を落とすということ。

その意味が理解できるようになったのも

生化学を少しずつでも学んだからです。

分子整合栄養学勉強会は

客観性を持って自分の病気と向かい合うためにも本当に貴重です。


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