膀胱がん  勇気とともに

56歳で、膀胱を埋め尽くす10cmものガンが見つかった夫との日々

側方進展型腫瘍

2012-01-14 01:35:15 | 闘病
2012年 1月13日(金)

私の病名「側方進展型腫瘍」
この腫瘍を発見してくれた病院からの紹介で
夫が新しい治療で入院する今日
私も初診となった。

さすがに高度の医療機関だけあって、手早い。
どんどん検査を進めていく。
待ち時間がさぞ多いだろうと、本や脳トレを持って行ったが
全く使わず。
あちこちの検査の部屋を廻っているうちに
初診予約の時間となる。

ドクターは、紹介された病院の先生とほぼ同じ説明だった。
少し違っていたのは、「分割して取らず、一括で取るということ」と
入院期間だけだった。
資料によると、この腫瘍は悪性の可能性が47パーセント、良性の可能性は53%らしい。
悪性の場合は、必ず1回で取り切ることが重要とのこと。
私の場合は、デコボコした所に出来ているから、取り残しを生じやすいらしいが
取り残した場合、再発してくるので、その時は開腹手術になるとのお話。

大出血や穿孔の危険も、「5パーセントと言うと少ないようですが、500人もあるんですよ。
無視できない数ですね」と丁寧な説明だった。
大出血や穿孔を起こした場合も、開腹手術や輸血が必要になるかも、と言われる。
先進医療ESDでやると、取り残しが少なくなる
手術時間は1時間で、、、、

大変だなぁ、医師も!
インフォームド・コンセントをちゃんとやる、ということは神経を使うだろうな~
と思わず同情。

一つだけ聞こうと思っていたことを聞いた。
「私の腫瘍の、悪性の可能性は?」
ドクターは、「わりといいやつのような顔をしていると思います」と言われた。
ふぅ、やれやれ・・・

あんがと!
それだけ聞けば充分ざんす!



会計もほんとに早く、あっという間に4時間弱が過ぎ去り
外に出たら、お昼どきだった。
青いきれいな空の下なのに、ブゥブゥ車が走ってた。

簡単に昼食を済ませ、何事もなかったように帰路につく。
自分へのご褒美?が、ちょっと必要かなと思って、途中で
おいしそうなおはぎと、苺のシュークリームを買って、いつもならバスに乗るのに
葉が散ってしまった冬の木々を見ながら、40分歩いて家へ。

ちょうど帰っていた息子と「おいしいね!」とペロリと食べる。




夜、入院した夫から「診察どうだった?」とメール。
夫も、化学治療は明日からで
今日はCT検査だけだった、と普通通りの元気そうな声。


今日すごく思ったこと
最近の公的な病院は、何事も手早く
職員も洗練されており、進んでいるんだね!!
民間とは、えらい違い!