膀胱がん  勇気とともに

56歳で、膀胱を埋め尽くす10cmものガンが見つかった夫との日々

シリアスな一日

2011-11-23 13:22:10 | 再々発
2011年 11月23日(水)

今日、夫が友人の泌尿器科ドクターと
電話で話していた。

再び1cmの乳頭状の腫瘍ができたということを
知ったときは、さすがに
が~ん!ときた、と。
自分の感情をめったに人に言わない夫にしては
珍しい発言。

元々、壁が腫れている部分があり
その部分のフォローが必要と言われていたが
今回も、その部分が問題だと。

放射線を骨盤にあてろ、と言われているが
そこに飛びやすいんですかね・・・と。


最強で、最良だったGC療法はもう限界で
代わりに、タキソテールという薬に変える
という話とともに
「このまま温存でいってもいいですよね」
とセカンドオピニオンを求めていた。


★タキソテールは、従来の抗がん剤とは作用する場所や
作用のしかたが異なるので、他の抗がん剤が効かなくなった
がんにも有効なうえ、併用による相乗効果が期待できる。
現在、転移・再発乳がんの化学療法や進行した肺がんの
化学療法では、標準的な薬剤の一つになっている。

主な副作用
・足首や手のむくみ
・感染リスクの増加を伴う白血球の減少
・出血リスクの増加を伴う血小板の減少
・髪が薄くなるまたは抜ける
・下痢
・食欲不振
・悪心・嘔吐
・発疹
・末梢神経の炎症またはダメージによる
 手足のしびれ及び、うずき

それほど一般的でない副作用
・口や唇のただれ
・水分貯留による体重増加
・疲労
・筋肉痛
・間質性肺炎

まれな副作用
・深刻なアレルギー反応
・手足の赤み、腫れ及び痛み






ここ2~3日、さすがに様子がおかしい。
怒りっぽいし、いろいろ考えている様子。

そりゃそうだろう
もし私がその立場なら
きっと、頭に「がん」のことがこびり付いて
離れないに違いない。



手術でどんな事態になるかわからないし
術後も、抗がん剤に加えて、放射線治療で
どのくらいの入院日数になるかもわからない
と、さすがにシリアスな顔つきで漏らす。


勤務先には、このこと言うのうっとしいなぁ・・・と
うんざりした表情だった。









再々発!!

2011-11-16 22:50:47 | 再々発
2011年 11月16日(水)

11月9日に行った検査(CT、膀胱鏡など)の結果を
今日知らされた。

再々発だった!
膀胱の、前とは違うところに10mmのが出来ているとのこと。
そこの膀胱壁が腫れているのが・・・
と言葉をにごす。

左手はずっとしびれているらしいし
頻尿だし
左足の腫れもなくならず
貧血も依然ひどく
病気に関することを、ほとんど言わない夫でも
「体力がもうないねん」
と最近、ちょくちょく言っていた。


それでも「ボクは健康なんや!」
と言い続ける内心はどんなだったのだろう。。。




これからのことは、どんな治療がいいか、大学で検討して
下さっているとのこと。
GC療法はもうせず、別の治療で効き目があるのを
探している、との話だった。

がんばろう!!!