膀胱がん  勇気とともに

56歳で、膀胱を埋め尽くす10cmものガンが見つかった夫との日々

一周忌、終える

2013-11-28 15:31:59 | 思い出
2013年11月22日(金)

いい夫婦の日、一周忌を終えた。
この1年、どのように過ぎていったかわからない。
命日が近づくにつれて、毎日
夫との最期の時間を思い出していた。


19日ぐらいから

あと3日
もう3日しか時間なかったね

あと2日
死の前々日やわ
食欲あって、元気だったね

あと1日
前日やわ
明日はもう起きてこなかった

22日
今の時間はまだ生きてた

1年前に想いを馳せて、独りで時間を過ごした。

22日午後は、親友2人が母も連れて来てくれて
4人で、お手持のチョコレートケーキをいただく。
彼が、もうほとんど食べられなくなった頃
持ってきてくださって「おいしい!」と食べる事ができた
チョコレートケーキ
彼を偲んでのティタイム
いっぱいの美しいお花に囲まれて、、、
でも、寂しい・・・
淋しい・・・





仕事が忙しいときは、身体はしんどいけど
充実してて、寂しく感じるヒマもない。

でもOffの日、むしょうに寂しくなる。
独りぼっち・・・

娘や息子が週に1回は帰ってくるけれど
帰ってしまったら、なお寂しい。

自分だって、いつまで元気に過ごせるか分からないのに
今まで、家庭を切り盛りして頑張ってきたのが
ウソのように、今はどうでもいい。
お金にも執着しない
ほしい物もない
旅しても、虚しい
おいしいねー!と喜んでくれる家族全員がいないから
食事を作る意欲もなく
穴がぽっかりと空いてしまった。


これから、どうして生きていこうか
仕事はどうするか
仕事を辞めたら、ボケるだろうなぁ、、、



最近、風邪をひいて、写真と会話する
「ねぇ、身体しんどいよぉ、どぅしたらいい?」
「はよぅ寝え。 日中もゆるりとしといたらは?」