今日はまたお天気が良くて気持ちがいいですね~。

でもそろそろ日焼けが気になるので、お出かけには
日傘が必需品になってきました。
さて、昨日のコロンビア戦はお互いにアグレッシブで闘志あふれる
白熱の戦いになりましたね。
とても親善試合とは思えないような・・まるでワールドカップのグループリーグ
第一戦という感じの熱い戦いでした。
コロンビアは中一日だというのに、日本の中盤に激しいプレスを
これでもかとかけてきて、なかなか前にボールを運べません。
運んでも、DFがきっちりついていて跳ね返すといったように、
前半はやや押され気味な日本代表でした。
後半は、日本がメンバー交代を行い積極的に仕掛けてきましたね。
あまりの日本代表の勢いのよさにびっくりしたのか、
コロンビアの選手達、いきなりファウルの連発で止めに入ってきました。
特に高原選手は頭から足の先まで、
これでもかと標的にされてなんだかかわいそうでした。
それでも最後まで奮闘するあの姿は、
さすがブンデスで鍛えられているだけありますよね。
本当に高原選手が日本のエースとなっていきそうです。
後半15分の素晴らしい日本の攻めは、オシムジャパンの一つの
象徴となりそうな攻撃でした。
まるでラグビーのオープン攻撃のように、左サイドからぐんぐんと
右にボールを回して、相手DFを混乱させてゴールに迫っていき、
最後は中村憲剛選手のシュートで終わりました。
あれがもし入っていれば、オシムジャパンの記念すべき
人もボールも良く動いた”エレガント”ゴールとなって賞賛された
かもしれません。
うーん、決めて欲しかったですね~。
昨日の試合を見て感じたのは・・
強豪コロンビア相手でも、しっかりと土台を作りチームコンセプトを
皆で共有し、日本の良さを生かせれば十分戦えるということですね。
オシム監督は、その日本の持ち味を生かした
”創作和風料理”を作ろうとしています。
世界で通用する、”西洋料理”にも勝てる”スペシャルな和風”の料理・・。
ジーコ監督は、日本の食材で”ブラジル料理”を作ろうとして
頑張りましたが、最後食材たちの個性が強すぎたのかバラバラに
なってしまって・・。日本の味が出せないままになってしまいました。
今度こそ、日本のスピードや俊敏さを生かした、
世界の人が唸るような美味しい”和風料理”が出来上がるといいですね。
まだ、今はその食材を捜して、色んな組み合わせを考えて
下ごしらえに入ったばかりです。
そして・・
まだまだオシムシェフは、良い食材探しにこれからも
色んな”畑”を見てまわるのではないでしょうか?
オシムシェフが探している選手の条件は・・
・90分アグレッシブに走れる選手
・シンプルに正確にプレーが出来る選手
・決めるべきときには決める決定力のある選手
・日本代表のチームの一員としてどんな立場でも誇りを持てる選手etc・・
特別に凄い技術がなくても、上の条件を備えていれば
充分にオシムジャパンに入れる基礎はあるのでは?
その意味では、全てのJリーガーにその扉は開かれているのだと思います。
もっともそのシンプルにプレーするというのは案外に難しいのかもしれません。
中村俊輔選手もインタビューで答えていましたが、
オシム監督が求めるシンプルで正確なプレーというのが、
実は一番難しい技術だと、あの中村選手でも言うくらいですから・・。
そして今オシムに選ばれているメンバーを乗り越える選手が、
ぜひグランパスからも出てきて欲しいですよね。
昨日は、
「ああ、この場面でスギーニョがいれば追いついていたなあ」とか
「このフリーキックの場面、ホンディならどう蹴るかなあ?」とか
ついつい思ってしまった場面もありました。


ぜひ、グランパスでオシムの求める技術を向上させつつ、
自分の持ち味を磨いていって欲しいと思います。
昨年のドイツ大会でどん底に沈んでしまった日本代表ですが、
また微かな希望の光が見えてきましたね。
それはゴールデンエイジが光輝いていた時代の
あの特有の派手さはないけれども、
オシムジャパンは渋く、そしてしっかりとした芯の硬い
”真珠”色のような輝きを見せてくれそうな予感がします。


”エレガント”で”上質”な、真珠色に淡く輝く
日本のサッカーをぜひ魅せて欲しいですね!!