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かたつむりのように

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「帯状疱疹闘病記」 ⑥ 夢を見ました

2017年06月18日 14時43分57秒 | 日記

痛みに朦朧として、うつらうつらと眠ったり、目覚めたりを繰り返していると、

朝なのか、夕方なのか、 一日が過ぎたのか、わからなくなってきます。

そんなある日、夢を見ました。 

 

広い広い、果てしなく広い花園がありました。

まわりは山もない、一本の木もない、そして誰もいない。 

美しい花がただただ延々と広がっている花園でした。

その中心に、今の私よりずっと年老いた90才ぐらいと思われる私がいました。

私の足元から、8本の道が放射線状に広がっていました。

 

私はどの道を行けば、自分の家に帰れるのか、悩みに悩んで立ちつくしていました。

 

8本の道のうち、3本の道のいづれか1本が、家に通じる道だと思うのに、 

その1本がわかりません。

放射線状の道は、もし間違ったら行けば行くほど先は広がって、

どんどん家より離れてしまいます。私は悩みに悩んでいました。

 

そこへ、今の私よりずっと若い50代位の私が現れました。

「どうかされましたか?」

「どの道を行ったら、家に帰れるのかわからないのです・・・」

「ご住所は、どちらですか?」

「A町なのですが・・・」

「その町は方向的には、この3本の道だと思いますが・・・ 

すいません。私にもわかりません。」

「ありがとうございます」

 年老いた私がお礼を言って、ふと気がつくと、

若い私の姿はもうありませんでした。

 

「どうしよう・・・」

また一人になってしまい、途方にくれました。

 

 白やピンク、ブルーの花が風になびいています。

美しい花園の中で、 私は悩み、 悩み、目がさめました。

 

いったい何だろう・・・ 不思議な奇妙な夢でした。

夢って色を感じないことが多いのに・・・ あまりにも鮮明で美しい世界でした。、

 

 花園は、かの地だったのでしょうか?

でも、亡くなった母も、亡き妹もいなかった・・・

逝ってしまった友人たちもいなかった。

    

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