かたつむりのように

のんびり、ゆっくり、ゆっくり、・・・歩いていこう
時には アンテナをたてて・・・

麦秋の頃

2015年06月14日 20時51分20秒 | 日記

新緑がまぶしいこの季節、一週間ほど前まで

田んぼには金色の絨毯をひいたような光景がひろがっていた。

麦の刈り入れのこの頃を 「麦秋」というのだそうだ。

この時期を秋というのは意外な気がするが、収穫をひかえた稲が広げる秋の風景に似て

麦秋】のという字には、収穫という意味があるのだという。

麦は、冬の硬い土から芽吹き

若々しい緑がやがて黄金になり 焦げるように赤味を帯びていくさまは

実に美しく 私の大好きな光景だ。

特に 夕陽に輝く麦の色は圧巻だ。

いつまでも眺めていたくなる。

 

ウォーキングは この風景を楽しみながら、

たわわに実った麦の上を吹く風 「麦風」を感じながら歩く。

麦畑の中の小道を歩けば

NHKの朝の連続テレビ小説 「マッサン」を思い出し

麦畑の中のマッサンとエリーの姿が目に浮かぶ

そして 中島みゆきの

なつかしい人々 なつかしい風景

その総てと離れても あなたと歩きたい

嵐吹く大地も 嵐吹く時代も

日差しを見上げるように あなたを見つめたい

麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら

伝えておくれ 故郷へ ここで生きていくと

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あの 心をゆさぶる歌声が 聞こえてくる