かたつむりのように

のんびり、ゆっくり、ゆっくり、・・・歩いていこう
時には アンテナをたてて・・・

鬼みちに灯りがともりました

2017年10月15日 13時52分44秒 | 日記

10月14日は おとなりの高浜市の鬼みちまつりでした。

高浜市は三州瓦の産地として有名で

飾り瓦や鬼瓦を見ながら散歩する 鬼みちがあります。

ここは「美しい日本の歩きたくなる道500選」にも選ばれているところで

瓦アートを楽しみながら散歩するのもいいものです。

 

 鬼みち祭りは 5キロの鬼みちのうち

高浜港駅から瓦美術館までの1キロほどの区間で行われ、

瓦を作るときの粘土やペットボトルで作られたランプシェードが一帯に並べられ

夕暮れには この鬼みちが一斉にろうそくの灯りでともされました。

 

灯りが大好きなdenkoは、この光景を写そうと

デジカメ持参で行きましたが

なんともまぬけなことに充電切れで撮れず

やっと1枚撮れただけでした。

残念

下の写真は以前の鬼祭りのものをお借りしたものですが 灯りは人の心を

ほっとさせる不思議な力がありますねぇ

小 中 高校生たちの瓦のランプシェードが並び 

優秀作品の表彰があったり

沿道に並べられたペットボトルのランプシェードの中に

自分のものを見つけて歓声をあげる幼稚園児たちがいて

街ぐるみで灯りを楽しんでいました。


元乙女ちゃん集合 温泉一泊旅行

2017年10月06日 10時18分56秒 | 日記

10月3~4日は朝方の雨も止み 絶好の旅行日和になりました。

50年前の元OL(denkoにもこんな時代がありました)同期5人と後輩2人が

東京、神奈川 静岡 愛知の4県から集まり 

三河湾に面した西浦温泉に出掛けました。

 

実はこの旅行は5月に計画していましたが

幹事のdenkoが帯状疱疹になってしまい(帯状疱疹闘病記⑫消えたもう一つの旅行

皆は 「楽しみはゆっくり待つわ~ 」 と延期してくれていました。

 

もう何十回も続いているこの仲間の旅行では

パソコンを習って以来 写真編集はdenkoのお役目でした。

でも 今や全員70才を超えてしまったばばちゃんたちは、

最近 「写真はもういいわ~」 と現実逃避です。

写真は若き、美しき日々のものだけ残し あとは思い出だけでよしなのです。(笑)

 

そこでdenkoは 写真係から初めて今回 幹事を引き受けました。

 先ずは皆さんの要望で西浦の癌封じ寺無量寺に 癌とボケ防止の祈願に行きました。

そして 優雅に蒲郡クラシックホテルのテラスで

三河湾に浮かぶ竹島を眺めながらのティータイム。

お買い物は、ラグーナテンボスのフェスティバルマーケットへ出かけました。

 

蒲郡の海辺の文学館で、全員で寄せ書きをし

時の手紙】(5年後 10年後の未来に配達される手紙)

一番長生きしそうな人宛てに届くようにし、将来 みんなで時の手紙を開封しよう

と 盛り上がりました。

でも

 「手紙が届いても、私はボケてて これはなにかと 理解できないかもよ」

「癌封じのお寺でお願いしたけど、祈願は効くかなあ・・・長生きの自信はないわ~」

「手紙が届いたころは、私はもう この世にいないかも・・・」

と それぞれ 案外すぐやってくる5年後10年後を笑い飛ばしながら

受取りを申し出る者はいません。

この計画は 惜しくも立切れになってしまいました。

 

 旅行はいつも 観光よりおしゃべりが一番の楽しみです。

毎度、毎度の同じ思い出話に 笑い転げ、

食後にそろりと取り出す薬やサプリの話。

今の趣味や生きがいであったり、 自立して生きるコツだったり。

朝起きてから一人暮らしの一日の行動パターンを披露する者あり・・・で

 笑い転げながらも、ときには真剣に考え アドバイスし合い

すべてを知り尽くした仲間の話は遠慮がなく、あくまでも温かい。

ますます笑い皺を深くしながら じんわりと 心も満たされていきます。

 

旅館の夜は、

若いころは寝る間も惜しく、笑って 笑って夜が更けるのも忘れ、

寝させないように、はしゃぎまくったのに

今は、時々ふ~と眠りこむ人が現れました。

そっとそっと寝かしながら

 

「元乙女も 年とったものねぇ~」

と  大笑いです。

 

折しも、翌日は中秋の名月

 旅館の窓からは 左手に渥美半島 右手に知多半島

両手で抱え込まれたような三河湾に ちょぴりいびつな月が美しく輝く夜でした。