寒さの厳しい中、今年も大学センター試験が終り、いよいよ大学入試も本番突入です。
そして高校入試も始まりますね。
息子達の入試は、もう霞がかかったような昔のことでありながら、この時期になると
ひょっこりと思い出されることがあります。
入試は皆さんもそうでしょうが、私も合格しゃもじでご飯を盛り、トンカツを作り、
見通しがいいようにレンコン料理を作ったり、角煮を5個添えたり、合格ダルマを
用意したり、気休めにいろいろ縁起かつぎをしたものです。
でも、今、一番思い出すのは、息子の受験番号です。
次男が高校入試を前にしたある日、学校から気落ちした様子で帰ってきました。
「今日受験票をもらったけど、受験番号が194だよ。一番苦しい っていう番号だよね」
私はとっさに、返事ができませんでした。
たぶん、いろいろ言って励ましたのでしょうが、何も覚えていません。
夜、会社から帰宅した夫は、
「いい番号だよ。〇〇高校に行くよ(194)という番号じゃないか」
と励ましました。
息子の心をぱっと明るくした夫の機転が、今も思い出だされ、あの時のように心が温かく
なります。息子は無事に合格したのでした。
そして3年後、大学受験になった時、第1志望大学の受験番号は、 1194 でした。
息子は、この大学に、 第1志望でいくよ(1194)と、 この受験番号に気をよくしました。
息子は、受験した大学の中で一番難関のこの大学に合格し、他は失敗したのでした。
それから194は 息子のラッキーナンバーとなりました。
遠い昔の思い出です・・・
受験生のみなさん、頑張ってくださいね。