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かたつむりのように

のんびり、ゆっくり、ゆっくり、・・・歩いていこう
時には アンテナをたてて・・・

今頃 めじろ君はどこにいるかな・・・

2018年03月27日 13時54分16秒 | 日記

お正月が過ぎた頃だった。

今年も、庭にめじろがやってきました。

夫は 「お~い お年玉だぞ~」

なんて呼びかけながら庭木にみかんをつるしていました。

 

 

そのみかんを狙ってひよどりもやってきます。

ひよどりはめじろたちを追い払うと、みかんの果肉ばかりか、ほろまで食べつくし

見事に皮だ残して飛び去ります。

憎らしいほどの強欲ぶりです。

 ひよどりが止まれないような枝を探してはみかんをつるす夫と

ひよどりの戦いは、滑稽だし愉快でした。

 

 

 めじろは、つがいでやってくることが多いですね。

 目の周りの白い縁取りが名前の由来だそうですが、その仕草にはかわいく癒されます。

春を告げる小鳥はめじろと鶯。

姿をみせず鳴き声でアピールする鶯にくらべ、めじろは警戒心が少なく

よく姿をみかけます。

枝に押し合うように並ぶくせがあるらしいのですが

 

こんな風に押し合いへし合い並んでいるのを見たことはありません。

家ではカップルが仲良く並んでいるのを見かけましたが、

 めじろの押し合いへしあいの姿は「目白押し」の語源だそうです。

知らなかったわ~

 

今年は、みかんがお高かったですねぇ。

「〇〇さんちには、 みかんがあるぞ~」と 

連れ立ってやってくるめじろがかわいくて、せっせと木につるし続けました。

 

しかし、2か月ほど毎日やってきためじろ君も、温かになってくると

姿を見せなくなりました。どこにいったのでしょうか?

みかんのお礼もなく、お別れの言葉もなく

来年のお約束もしたかったのに・・・

いつの間にか姿が見えなくなりました。

 

めじろは果汁や花の蜜を好むのだそうですから

今頃は満開になった桜に蜜を求めて、 あちこち飛びまわっていることでしょう


 先日のサークルでは、アニメを学びました。 

イラストのめじろ君を動かしてみました。

わが家に来ていためじろ君も、どこかでこんな風に楽しんでいることでしょう

 

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巻爪手術がおわり これで遠出もOKだ

2018年03月22日 21時15分46秒 | 日記

2年前に左足親指の巻爪の手術をしました。

それ以来左足はとっても快適です。

でも、まだ右足の親指も巻爪なんです。

 巻爪になると、爪の角が肉にくいこみ長歩きはとっても苦痛です。

 

 残念だけど爪も老化しますね。

若い頃と違って、爪の水分が少なくなると、形も色も悪くなり、

角質化して厚くなったりします。

不潔っぽくなるのがいやで、私はつい切りすぎてしまいました。

巻爪の原因のひとつは切りすぎだと、主治医の先生はおっしゃいます。

特に爪の切り方には注意が必要で

爪は、指先と同じ長さにして、真っ直ぐに切り、サイドは引っかかったり、

くいこまないように、滑らかに少し丸くしておくといいそうです。

 

温かくなって、桜のたよりを聞くようになると、家に籠っているのがもったいない。

どこか旅行したくなりますね。

認知症予防にも、高めのコレステロールを下げるためにも、

ウォーキングも頑張らなくちゃあ・・・と切実に思います。

それで自由に歩けるようにと、思い切って陥入爪(巻爪)手術をし、 

今日で9日が経ちました。

 

この間、お風呂の中では、片足あげてシンクロです(笑)

 初めの3日ほどは、傷が圧迫されるため靴下が履けませんでした。

温かくなってきたとはいえ、床暖のないフロアーを素足で歩くと

冷えが上がってきます。

処分しようとしたゆるゆるの古い靴下が、傷にはとっても優しく快適です。

外出は、指が出るほどのベランダのデカサンダルをつっかけて、

ペタペタ歩いています(笑)

 

巻爪の手術は巻いている方の爪を5mmほど縦に切り取り、

 根元を焼いて生えてこないようにして終わりです。

簡単な手術なのですが、手術前、

「麻酔で吐くといけないので絶食できてね・・・」

なんて看護師さんから言われると、経験済みなのに、緊張してしまいます。

 

爪は生命力も旺盛です。

根元を焼いてもまた生えてくる場合があるそうで、 

10%は再発してしまうそうです。

 

 不自由なく靴がはけるようになるのには1ヵ月ぐらいかかりそうですが、

これからは、苦痛なく遠出もできるかと思うと、とても楽しみです。


遠い昔、

 ヒールでアスファルトを、カッ、 カッと、歩いていた頃が懐かしい・・・

 ばばちゃんになったdenkoは、これからはウォーキングシューズを履いて、 

ちょっぴり爪の幅も狭くなった親指で、大地を踏みしめて歩いていきます。

 

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可睡斎のひなまつり 1200体のお雛様

2018年03月14日 10時33分50秒 | 日記

可睡斎のお雛まつりに行ってきました。

ボタンやユリで有名な袋井の可睡斎ですが、こんな大規模なおひなまつりが、

行われているなんて知りませんでした。

時々おじゃましているブロガーさんの記事で知り、

4月3日まで開催されていることがわかり、急遽でかけました。          


可睡斎は徳川家康公ゆかりの禅寺です。 

その瑞竜閣で、 

天井まで届きそうな32段の台座に、 1,200体のお雛様が飾られていました。

ごらんのとおり圧巻です。

 

このひなまつりは、一度お役目を終え、人形供養に納められたお雛様に、 

もう一度輝いてもらおうと2015年より開催されて、今年で4回目に

なるそうです。


お雛様は菊の間だけでなく、大書院や宝物館、長い廊下のいたるところに、

 所せましと飾られいて、いろいろのお顔立ちやお衣装で、作られた時代を、

あれこれ想像しながら眺めました。

あまりの数の多さに、これを飾り、しまう手間、保管場所はどうするん

だろう・・・といらぬことまで考えてしまうほどでした。

お雛様だけでなく、 

 2000体のさるぼぼも

傘福も

室内ボタン園も

写真をUPしきれないほどのたくさんの展示です。

 

そして昼食は、近くの葛城北の丸でいただきましいた。

広大な敷地に、お殿様をもてなすかのように・・・と作られた施設です。

(北の丸の門)


ゆったりとした時間が流れた非日常の空間で、

広大な庭を散策をしながら過ごしました。 

春を待ち焦がれて一斉に動き出した美しい木々を仰ぎながら、

温かな日差しをいっぱい浴びて、ちょぴり身長も伸びたような気のするひと時でした。



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「さだまさしのコンサート」 に行ってきました

2018年03月03日 16時05分23秒 | 日記

 3月2日、【さだまさしのコンサート】に行ってきました。

  

 チケットは、発売当日(昨年末)パソコン前にスタンバイし、時計とにらめっこで、

「それっ」とばかりにネットで申し込みしました。

取れた席は、2階の最後列の一番端っこ。 双眼鏡が必要かと思うような席でした。

 

 さだまさしのコンサートは、今回で3回目。

もう霞んでしまいそうな昔のことです。 長崎に住んでいた頃、

街が一望できる稲佐山の野外コンサートに行ったのが最初でした。

ばばちゃんの私も、当時は若かった なあ~(笑)

記憶も薄らいでいますが、若者の熱気ムンムンであったことは、覚えています。

 

 今回は、市の文化会館。

若者の姿はなく、さだまさしと一緒に年取ってきたようなシニア層が多く、

女性のグループあり、一人参加の女性あり、夫婦連れの姿も多く、denkoも夫と

出掛けました。

 

 私が一番魅かれる曲は、 「精霊流し」 です。 

これってグレイプ時代の曲だから、もうずいぶん古いですよねぇ。

実際の長崎の精霊流しは、曲から想像されるのと違い、爆竹を焚き、カネやドラ、 

掛け声の入り乱れる喧噪の中で行われます。


(ネットから写真をおかりしました)

これを初めて見た時は、歌の世界とのあまりのギャップに驚きましたが、 

ある光景を目撃した時、私には忘れられない曲となりました。

 

 ご存知でしょうが、長崎の精霊流しは、

新盆を迎えた家が故人の霊を弔うため、親族、 親戚、 皆で精霊船を手造りし、その船を

家紋のついた沢山の提灯でかざり、遺影を乗せ、船を曳きながら街中を練り歩き、 

故人を極楽浄土に送りだすのです。

その船の長さは3~4メートルあるものや、道の角を曲がるのもたいへんな7~8メートル

あるものもあり、揃いの家紋入りの法被姿で、爆竹をたき、カネ、ドラを鳴らしながら

船を曳いていくのです。

 

 8月15日の長崎の夜は、あちこちの辻から大通りに精霊船が流れ込むように出ていき、

ドラや爆竹の音に、耳栓なしではいられないほどです。

そのにぎやかさは哀しみの裏返しなのかもしれません。

 

 遠い昔、沢山の大きな船が流れる中、 

若い男性が小さな舟を肩にのせ、ひとり大きな船の間を縫うように歩いている姿を見ました。

あの船に乗っているのは、いったい誰だろうか?

あの方の妻だろうか・・・こどもか・・・もしや恋人・・・ 

そんなことを思わせるような歩みでした。

その時、さだまさしの切々としたあの精霊流しの調べと重なりました。

 

 かって指揮者で作曲家の山本直純氏が

さだまさしの曲には、クラシックを勉強した人でないとかけない旋律があると

絶賛していましたが、曲にも、ストーリーのある詞にも惹きつけられます。

 

 今日もあのヴァイオリンが会場にむせび泣くように響き、遠い昔の精霊流しの夜が

思い出されました。

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