4月3日 岩倉市の五条川にお花見にでかけました。
17~18年前 亡き妹(妹1)と(妹2)の3人でお花見に行って以来のことです。
毎年 テレビで五条川の桜が見ごろだと報道され
美しかった桜を思い出しながらも 行くこともなく過ごしていました。
しかし、今年は 行ってみたい! いかなくちゃあ~
何かに押されるような想いにかられていました。
(妹2)も同じ想いであったのか、「五条川に行ってみない?」
と 突然 声をかけてきました。
亡き妹が
「3人でまた、お花見しようよ」と 誘いに来たような気がしました。
五条川は 1400本ほどのソメイヨシノが
川の両岸に7キロあまりもつづいているそうです。
今年も 水面を覆うように咲き それはそれは美しい光景が広がっていました。
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川には風物詩の「のんぼりあらい」の鯉も水にゆれています。
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満開のさくらが時折、はらはらと肩や頭に舞いおりるのを楽しみながら
私たちはと岸辺をゆっくりと歩きました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ac/0731a869c43b30999cc030226030540f.jpg)
「桜が、ずいぶん大きくなった気がしない?」
「こっちの岸辺だったよねぇ。川のそばまで下りて、みたらしだんごを食べたよねぇ」
思い出をたぐりながら
あの日と同じように みたらし団子を買って、堤を下りました。
川面を流れていく花筏をながめながら
かたわらに亡き妹がいるかのように思い出ばなしをし、
日常のとりとめもない話を聞かせるかのように 話して過ごしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/91/c88ff99499091b341542e12afbcdf8a1.jpg)
川面に妹の面影が浮かびます。
親の美的部分を独り占めしていた妹は、かすばかり頂戴した私とは、
姉妹とは思えないほどでした。
つば広のおしゃれな帽子に、サングラスがとっても似合い
「こんどこの帽子を作ったの どう?」
そう言ってほほ笑んだ顔が水面にゆれます。
オーガンジーやフェールトの帽子、 ネットのついた礼装用の帽子など
妹の作る帽子は、趣味の領域をこえていると思ったものです。
ワンちゃんやネコちゃんを愛し、
たくさんの友人を持ち、そして皆に愛され、
かっこよく 素敵に生きた妹でした。
そして
私は なによりも 時々手紙の中に書かれてくる妹の詩がすきでした・・・
この4月は 15回目の命日です