痛みは気をそらせることも重要だと知りました。
枕元に、CDラジカセを置きました。
はじめは痛みで、それどころではなかったのですが、少し落ち着いてくると、
優しいCD の調べが耳に届くようになってきました。
すると、少しづつ痛みから気がそれ、気持ちも鎮まってきました。
クマちゃんのアイピローにも助けられました。
クマちゃんのお腹のポケットには、ラベンダーが入っており、体の中には
ペレットが入っています。
クマちゃんのアイピローを目の上に置くと、適度の重さが目を優しく圧してくれて、
鼻先にラベンダーの香りがただよい、リラックスしてきます。
ペインクリニック先生は、
「帯状疱疹の痛みは酷いし、これが3ヶ月間で消失しないと、その後は、
帯状疱疹後神経痛と病名も変わります。そうなると痛みが消えるのも、
年単位が必要になります。
痛みの中にとりこまれないよう、痛いからと言ってすべてのものを
中断しないようにしないと、あなたの年齢では、気力も体力も取り戻すには、
たいへんな時間が必要になってきますよ」と、
痛みの克服は、医学的治療の他に、痛みから気をそらすこと、
何かに打ち込むことの重要さも話してくださいました。
確かに、CDの優しいfeelinng音楽と、ラベンダーの香りは、
少し、別世界へ連れて行ってくれたような気がします。
そして、今ある体力気力を、持ち続ける重要さも教えていただきました。