2019年の日記です
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自宅から北へ30分ほど歩くと日本海に出る。
そこの海岸からは天気がいい日には佐渡が見える。
新潟市から見る佐渡は結構大きな島だ。
その佐渡が一つの舞台である小説が司馬遼太郎さんの『胡蝶の夢』(1983・新潮文庫)。
久しぶりに(おそらく15年ぶり(?)くらいだ)再読をしている。
司馬さんの日本語が端正で、読んでいて気分がいい。
主人公の島倉伊之助、頭はいいが、不器用な人間で、今でいうとアスペルガーのようだが、この伊之助を描く司馬さんのまなざしはどこか温かい。
昨日はデイケアでのボランティアの空き時間にもメンバーさんそっちのけで読んでしまった(メンバーさん、ごめんなさい)。
一方、南の島の沖縄。
沖縄の人たちは賢くも辺野古基地反対の意思表示をした。
いろいろな苦渋の末の選択と思われるが、その勇気に敬意を表したい。
ある新聞に、次は本土の人たちの意思表示だ、とあった。
これから参議院選挙をはじめとして、意思表示の機会がある。
基地の是非、負担の平等、などなど、我々が考えること、選択すべきことは多いと思う。 (2019.2 記)
中国の脅威を度外視しようなんて、全く愚かしく思います。
中国の海洋覇権こそ、日米印豪の包囲網で阻止せざるを得ないのですから。
それが民主主義だと思います。
ミャンマーのような自由のない軍隊の政府は最悪です。