ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや訪問カウンセリングなどをやっています。

シマエナガくんを眺めながらの里山カウンセリングは、こころもふっくらやさしくなります

2023年07月27日 | カウンセリングを考える

 こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリング,訪問カウンセリング,メールカウンセリングを新潟市と北海道東川町(夏期)でやっています。また,面会交流の相談・援助もやっています。

 公園カウンセリングや海岸カウンセリング,里山カウンセリングは,屋外で行なう個人カウンセリングや親子・夫婦の家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,お近くの公園や自然の中で,ゆっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間は1回50分3,000円で,隔週1回,月1回などで行ないます。

 訪問カウンセリングは,屋内で行なう個人カウンセリングや家族カウンセリング,子どもさんの遊戯療法などで,ご自宅やお近くの屋内施設で,じっくりとご自分やご家族のことなどを考えてみます。

 料金・時間などは公園カウンセリングと同じです。

 メールカウンセリングは,メールによるカウンセリングや心理相談で,1週間に1往信で行ない,1往信700円です。

 面会交流の相談・援助は,相談はご自宅などで行ない,1回50分3,000円,援助はお近くの公園や遊戯施設,あるいはご自宅などで行ない,1回60分6,000円です。

 カウンセリング,相談・援助とも土日祝日をのぞく平日の午前10時~午後3時にやっています(すみません、年寄りなもので、夕方や週末のお仕事が難しくなってきました)。

 じーじのカウンセリングは,赤ちゃんや子どもさんがご一緒でもだいじょうぶなカウンセリングですので,お気軽にご利用ください。そういう意味では,深くはないけれども,現実の生活を大切にしたカウンセリングになるのではないかと考えています。

 料金は,低めに設定させていただいていますが,月収15万円未満のかたや特別なご事情のあるかたは,さらに相談をさせていただきますので,ご遠慮なくお問い合せください。

 ちなみに,消費税には反対なのと,計算がややこしいので,いただきません。

 お問い合わせ,ご予約は,メール yuwa0421family@gmail.com までご連絡ください。

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 シマエナガくんを眺めながらの里山カウンセリングは、こころもふっくらやさしくなりますよ。

     

 

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佐々木譲『樹林の罠』2022・角川春樹事務所-北海道警察の組織悪を暴いてしまった仲間たちの絆を描く

2023年07月27日 | 北海道を読む

 佐々木譲さんの『樹林の罠』(2022・角川春樹事務所)を読む。

 北海道警察・大通警察署シリーズの最新刊。

 まだ文庫本になっていないので、東川の図書館で単行本を読む。

 図書館で読んだ本の感想文を書くのは初めてかもしれない。

 主人公は何年か前に仲間とともに北海道警察の組織悪を暴いてしまったせいで、閑職に追いやられている佐伯宏一刑事。

 彼とその時の仲間たちがまたまた組織と対立してしまう物語だ。

 例によってあらすじは書かないが、やはり、組織と個人の問題、組織悪、官僚化などの問題が背景に浮かぶ。

 力のある者が、組織の都合で閑職に追いやられる世界。

 ここでは、北海道警察がやり玉に挙がっているが、他の警察や他のお役所、企業でも事情は同じであろう。

 佐伯刑事は殺人事件の合同捜査本部には呼ばれず、与えられた目の前の小さな事件に部下とともに取り組むが、地道な取り組みがだんだんと殺人事件の解決に近づく。

 昔、一緒に組織悪を暴いてしまった仲間たちのなにげない応援や協力の姿が楽しい。

 年配者や若者、女性が、誰に指示されたわけでもなく、力を合わせる姿は、日本の組織では夢物語のように思える。

 自立した個人というのは、組織のゆがみを乗り越えられるかもしれないという夢を与えてくれるかのようだ。

 ここがこのシリーズの読みどころなのかもしれない。

 組織に埋没しない自立した個人。

 まだまだこのシリーズが続いていくことを祈りたい。 (2023.7 記)

 

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