今、ここに在る。

まだまだ終わらない子育てのあれこれ、母として思う徒然を綴っています。

スキーへの挑戦

2014-02-27 14:39:26 | 発達障害
長男の通う保育園のさよならイベントはスキー遠足。
なかなか保育園や幼稚園では、ないイベント。

結構楽しみにしてきた。
「この日」はつきそい&お手伝いを、母として申し出る。

長男は、その特性ゆえ、身体能力のバランスがとても悪い。

首すわり、寝返り、ハイハイ、立つ・・結構順調だった。
歩き始めもそう遅くはなかったが、どうもフラフラした
歩き方をしていて、一番初めに、気になり始めたところ。

いつまで経っても、「抱っこ」「おんぶ」とねだった。
そのうちに・・。と思うが、なかなかだった・・。

腕の力は結構あるのだが、足に力がはいらない・・。

体重が20Kg近くになる。
それでも「抱っこ」
こちらの身体も悲鳴をあげていた・・。

この園でスキー遠足があると知り・・。
年長の、その時まで、ちょっとだけ滑ることができれば。
と何度かスキー場へ連れていく。

果たして。厳しかった・・。
今シーズンは、「堅い靴」の感触がどうしても嫌らしく。

結局、長くつスキーをはかせることに・・。
かえって、バランスとれないだろうに・・。
でも本人の主張の強さに根負け。

園での遠足で、お友達との関わりの中での
「堅いくつ」への挑戦・・。

集団の中で本人がどこまで耐えられるのか、
リタイアするのか、見てみたいとも思い、
挑戦させてみることにした。

かなり楽しみにしてきた。
ここの焦点をあわせてきた。

が、先日の想像以上の雪で復旧が思わしくなく中止に。

シュ~~~と音を立てて、がっくり。

まぁ、そんなものか・・。

ちなみに・・。
子供の足の力はスキーにはとても重要。
まず、金具にガチとかかとで踏み込む作業が必要。
これは、自分の体重をうまくかかとにかけなければ
いけない。
そういう調整から始まる。
その後もかなり足で踏ん張らないといけない・・。

「ハ」の字で立ち・・。
ってカタカナが理解できないので(^^;)
「三角で」と伝える。

また細かい作業も苦手。
5本指の手袋をすることもまず問題。
毎回、一本ずつ、一本ずつ・・と教える。

自分たちにはすんなり、また定型のお子さん
だったら苦労のないことも、身体をうまく
使えない子供には想像以上に難しいことが
沢山ある。

子供も、その「自分の身体」をまず自由に動かせる
ことが「達成感」や「充実感」を得る第一歩だという。


根気がいるけど、つきあってやるしかないね・・。

「中止」で、行き先変更
水族館へ行くことに・・。

こちらも気がぬけたけど、まぁ、体調も本調子
じゃなかったしちょうどいいか。

八方美人

2014-02-25 17:04:50 | おつきあい
いやな性分・・。

ここのところ、長男、長女の園や保育園の行事が
続いている。
沢山の方にお会いする。

誰にもいい顔をする。
嫌とか嫌いとかいう関係でもないけど、苦手な人にも。
いい人ぶったり、しようとする自分。

あっちにもこっちにも、一番のおつきあいをしようとする。

昔からそう。
現実は、どっちも一番なんてできない。

相手様から見たら「ガッカリだよ。」

言っていること。やっていることの相違。
信頼感の喪失。

がっくり。反省。

苦手だ。本気でぐったり・・。
自分の馬鹿さ加減にがっくり。

外面ばかり気にして、生きている。
「自分」だけの世界にいてもいいはず・・。

誰もの顔色を見て、あーでもない。こーでもない。
と考えたり、気にしたり・・。

我が家には、そのタイプの人は私だけ・・。

夫は、全く空気の読めない、読まないマイペース。

長女の割り切り方は素早く、マイペース。

長男は、周りを見ていない・・。マイペース。

マイペースな人って大嫌いだった。
ベタな言葉だけれど、マイペース。
自分にはないかも。
いつも、誰かにあわせて、誰かに沿って
「生きる」ことを良しとしてきてしまった。

誰かが、喜んでくれるであろう、と思っていた・・。

きっと「違う」。

ある時。
とことん、尽くして、尊敬して、服従してきた人がいた。
徹底的に尽くして、尽くして、大きく評価をもらっていた。
師匠でもあり、上司でもあり、母でもありという存在だった。
その人と一体化するかの如く、考え方も話すことも、その人
に近づいていた・・。

その人を失った時、身をどこへおいて良いのか
わからなくなった。
「自分」の中が空っぽになった。
大袈裟だけれど、本気で「自分」がいなかった。

「他人様」を喜ばせる。
「他人様」のために・・。

常にそういう意識で、相対していた。
それが、いつの間にか「自分」を失う作業の連続に・・。

痛い思いをしたはずなのに・・。
また、繰り返す・・。

あとひと月。

私もそんな「八方美人」から卒業したい・・。

ゆるむ・・。

2014-02-23 16:28:46 | 健康
こんな休日は10何年ぶりか・・。

という日を過ごす。

やらねばならぬことが山積。
明日の準備。あさっての確認。
日々の家事。

どうも身体が重くて動けず・・。
多少の熱があっても仕事へ行った。
熱があっても家事を人に任せることなどない・・。

6時を過ぎて寝ていることなどまずない。

どんなに遅くても、起きて家事を済ませる。
済ませなければ、何もかもリズムが狂う。
どんな日もゆっくり、のんびり朝を過ごすために
早く起きる・・。

どこか脅迫観念さえある。

今朝は身体がかたまって、起き上がれなかった・・。
しんどいというか、気持ちが悪いというか・・。

起きて、また寝る・・。
全てを放棄して、また寝る。

掃除や洗濯、朝食、最低限の家事だけ済ませて
また寝る・・。

どうした、私。

今週、また気の重い行事が続いているから・・。
逃避・・かな。

も精神衛生上、良くないことへの参加は
きっぱりやめようと決めたのに・・。

割り切りが出来なかった・・。反省。

昨日の長男のお遊戯会。
ハラハラドキドキしすぎたのか・・。

大きくご迷惑になることは避けられた・・かな。
でも、ご指導の先生方、本当に大変だったと
思います。

ありがとうございました。

ちょっと何年ぶりかに糸が緩んだ休日。

自分に負けた・・・そんなことを思う。
のではなく、もう少し、許してもいいよ・・。
ウトウトしながら、ちょっと思う。

子供たちも、うるさい母が静かにしているのが
奇妙なのか・・。とても静か・・。

ユルユルの方が、ノビノビして
気持ち良さそう・・。

そういう心境で、もう少しいられるといいけどなぁ・・。

今日のことだけ

2014-02-22 08:15:48 | 今のこと
一週間・・疲れがMax

登校の練習のために、園までの送迎を「歩き」に
している。
これまで車でブーンと行って帰って・・。
それでもかなりの疲労感・・。
「歩く」ことが本当に苦手な長男。
彼と一緒に「歩く」。

何が疲れるのか・・。

まっすぐは歩かない。
手はもちろんつながない。
気まぐれに進む彼。
周囲を見ていない。
危険予知ができていない・・。

これも訓練、訓練。

しかし、一番疲れるのは・・。
笑顔で、元気の良い母を演じているから・・かも。
園に近づくにつれて、顔見しりが多くなり・・

「おはようございます♪・・・・」と

会話の糸口を見つけては・・。

これが限界。
こんなことに気を遣わなくてもいいんだよ。
と言い聞かせながら進む。

性分だな・・・。根っからの・・。

これから6年間。
雨の日も風の日も、朝に、夕に送迎の必要がある。

考えるたびに憂鬱だ・・。

先のことより、今日のこと。
今日、何をすべきか。
今日、こなすことに集中しよう。

ちょっとだけ明日の予定も入れて・・。

今日のことだけ。
今日、歩くことだけ。

「その時」考えて「その時」頑張ればいい。

今をこなすことだけ、今日はがんばろう。

悲しい出来事。

2014-02-20 11:07:32 | 発達障害
2年前のことを思い出す。
ちょうど花粉の飛び始めた頃のニュースだった・・。

いつ、どうなってもいいと思っていた・・。
明日、そんなことになっても仕方がないと思っていた。

子供ができてからは、何とか生きねば・・。と強く思うようになった。
守るため、とか、そんなカッコいいことではなく、
「産んだ責任と義務」として生きたいと思った。

長男を出産した後、正確に言うと、ちょっと心配なことが
多くなり、
「ちょっと違うかも・・・」と思い始めた時。
何が何でも生きねば・・と思った。

この先、本当に見えていないし、
「自立するまで」とか「成人になるまで」とも
言えないけれど、生きねば・・ということは
必死に思うようになった・・。

反面、どう「生きれば」いいのかわからず、右往左往している。

2年前。
長男は療育に通っていた。今もお世話になっているが・・。
同じタイプのお子さんのクラスが定員いっぱいで
ちょっとタイプの違うお子さんと一緒です。と
たった二人だけのクラスで毎週学んでいた。

Rくん。
寡黙で落ち着いていて、ママの指示をしっかり聞いて
いる(ように見えていた)。
Rくんは言葉が出ない。
能動的に行動に出ない。
言っていることがわかるが、感情を表さない。
ということをママは悩んでいらした。

「そのうちに、そのうちに。きっと。」

と、お互いによく話していた。

おしゃべりがとても上手な関西から越していらした
ばかりのママ。
人懐っこい関西の方らしい冗談も多く、よく笑った。

療育にも熱心で、あちこちへ相談。療育と行っていらした。

長男は感情のままに動くので、指示がはいりづらい。
一日中、黙っていることはない。
正直、うらやましくも思える静かなお子さんだった。

「足して2で割りたいね」とも言っていた。
子供たちが療育をしている間のつかの間のおしゃべり。
なるべく距離をとっておつきあいしていこうという
スタンスだったけれど、お互いの困り感からグッと
距離が縮まった。
年頃も近く、親近感をお互いに感じた。

12月の最終週。お休みなんだね。
12月は忙しいからかな~と思っていた。

1月2週、3周。あれ?しばらくお休みかな?
ご実家へ帰られたかな?

長男は一人で療育に取り組むことになっていた

2月第1週・・それにしてもお休みが長いな・・。
先生に聞いてみようかとも思った。

そんな時に飛び込んできたニュース。
かなり衝撃的で、悲しく・・

うちでもきっとあったかもしれない・・。

「ママが横たわるそのそばで、ただただ衰弱した
4歳の男の子・・。
机の上にはお弁当、冷蔵庫には食べ物もあり・・・。
一切手をつけておらず・・・。
ママのその後、一週間か10日ほど、その状態で
いたと思われる・・・。

発見された時には、すでに1カ月半経過していた・・」

その時には思わなかった。
ショックで、「どうして・・」としか・・。

報道が気になり、記事を探す。

「4歳になったばかりの男の子には知的障害があり・・」

とっさに脳裏にRくん親子・・の。

「ま・まさか・・」

記事に実名があがっていた・・。

その衝撃は表現しようがない・・・・。

「なぜ?」
「なんで?」
「何か出来なかったか・・」

パニックを起こした・・・。

報道はあれこれ書いていた。
行政・医療・福祉 どこにも責任がなく
親御さんに問題があるかのように・・。

違う!!!違う。

Rくんは能動的に「食べる」ということをしなかった。
「声」を出すことをしなかった。
ただ、ただ、ママの後に静かにいた。

どんな思いだったろう・・。
ママもずっときっと、動けなくなって
Rくんに声をかけていたに違いない。

「Rくん、食べよ。」って・・。

ずっとママに寄り添っていたに違いない。
ママの意識はずっと
「Rくん」にあったに違いない・・。

『知的障害の子を持って母子家庭』自殺行為だろ・・。
という言葉が投げかけられた。

そう望んでいたわけじゃない・・。
そうしたくてしたわけじゃない。

ママだって、一所懸命に生きていた。

私の中には、いつもRくん親子がいる。

「家族」の存在が何とも鬱陶しくなってしまった時。
私だけ、どこかへ行ってしまいたくなった時。

「現実」を予測するのが容易になる。

私の中で大きく「抑止力」になっている。

長くなったので、またいつか続きを・